表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/124

71.『映像教師』/『男の性』

   『映像教師』


 あるシステムが、ようやく僕の田舎学校にも導入された。東大の出身者だという先生がスクリーンに映し出されて授業をするというものだった。昨日まで教壇に立っていた先生は、教室の後ろに新しいシステムにワクワクした顔で立っている。

 先生、気づいて。クラスの皆は、先生の雑談が一番好きだって事に。




   『男の性』


 マンションへ帰って来ると、一階のベランダの下を漁っている男の子がいた。背格好は五歳の娘と同じくらいだ。無類の子供好きな私は声をかけてみた。

「何か探し物? おじさんも手伝おうか」

 彼は顔を上げて、「唯ちゃんが、抜けた歯をこの辺に埋めたの」

 気持ちは分かる。だが、父として止めねばならぬ。


『男のさが』と読んでください。どちらでも意味はだいたい通じると思いますけれど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ