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59.『ある人間の決意』/『じいちゃんの寝顔』

   『ある人間の決意』


「ここまで来い。今日この場所でお前の人生が決まるのだ」

 月明かりに照らされた大きな橋に、二人の人間が立ち尽くしていた。橋の真ん中にいる武士は、身構えながら岸側の人間に呼びかけている。悶々とした空気が二人を包む。

 やがて岸側の人間が駆け、武士に抱擁した。「私の人生、あなたに捧げます」




   『じいちゃんの寝顔』


 親せきの引っ越しを手伝うため、じいちゃんと俺の車で向かった。困った時はお互い様だとはりきっている。

 親戚の家は荷物が多く、午前中で終わる予定が二時すぎになってしまった。帰る途中の車内で、じいちゃんはすぐ眠ってしまった。

 いつも俺の相談に乗ってくれるじいちゃん。その寝顔は幼げだった。

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