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52.『あるもの探し』/『星間文通』

   『あるもの探し』


 助手席に座る少女は、キャンディを舐めながら尋ねた。「お兄ちゃんってさ、何のために旅してるの?」

「え、今さら? まあ、いい。僕はね、何を探しているのか分かっていない人と出会って、その人にとっての答えとなる存在になりたいんだ。いつになるのかな」

 惚けた顔の少女に、青年は微笑を浮かべた。




   『星間文通』



 時代の流れは天空にも届き、織姫と彦星はSNSで密かに話していました。

『今日は皆とオフ会なのよ!』

『僕はずっと仕事さ……』

 怒った神様は、二人から全ての通信手段を没収しました。

 ですが、悲しむ彼らに、手紙のやり取りだけは許したのです。

 時間をかけて届く手紙を待つのが、楽しみになりました。

43『無いもの探し』を読むと、『あるもの探し』の内容が一層深まると思います。

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