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トーナメント初戦!

 トーナメント戦の組み合わせが大画面モニターに表示された。3000人のブロック戦で勝ち上がってきたプレイヤーなので有名プレイヤーやプロゲーマーの人も沢山いる。


 ルールは予選とは違い、先に2セットを取った方が将来というルールだ。予選では先に1セットで勝利だったので少しだけ対戦時間が長くなる。


 僕は組み合わせ的に2回勝つと佐山さんと対戦する。渚沙や山田生徒会長と対戦するにはBest8まで勝たなくてはならない。Best8まで勝ち上がると大画面モニターで対戦が放映される。


 僕のトーナメント初戦の相手は前回もトーナメント戦に勝ち上がっているHARUTOハルトというプレイヤーだ。大画面モニターに表示された対戦席に向かった。


 対戦が行われる席に向かうとHARUTOさんは先に席に座っていた。挨拶をしてファイター選択が始まる。相手は[キャロン]を選び、僕は[謙]を選択した。 


 ファイター選択が終了して握手をして対戦が始まった。


 出だしはお互いに中距離技で牽制して近づいていき、間合いが徐々に近づき近距離戦になった。いつも通りガード固めて相手のミスを待つ。


 相手はジャンプやステップをしてフェイントをしながら後隙の少ない攻撃で牽制してくる。攻撃はガードをしてジャンプやステップに対しては少しだけ間合いを取り、様子を見る。


 相手のジャンプが多いのに気づき、ジャンプにコンボを合わせる事にした。間合いを取り、相手がジャンプをした瞬間に一気に間合いを詰めた。


 ジャンプの着地に合わせて投げ技を繰り出す。ジャンプの着地には少しだけ隙があるので投げ技が上手く決まり、投げ技でダウンした相手にコンボを決める。  


 コンボが決まった後はまたガードを固めて相手のミスを待ち攻撃の回数を増やす。相手はコンボを食らった事によりHPが半分になったのでガードの回数を増やしつつ後隙の少ない攻撃をしてきた。


 お互いに攻撃をガードしてspゲージを順調にためていき、[謙]のspゲージがたまり必殺技を使用した。一定時間、HPが半分になる代わりに攻撃力を3倍にする。


 必殺技を使用すると相手は攻撃を辞めてガードを固めてきた。僕はガードを固めてくる事はわかっていたので、間合いを一気に詰めてガードに対して攻撃をひたすら出す。


 相手が僕の攻撃の後隙に対してガードを辞めて攻撃をさせて出してきた瞬間にカウンターからコンボを決めるのが狙いだ。


 相手は狙い通りにガードを辞めて攻撃を繰り出してきた。即座に反応してカウンターがヒットしコンボを決めて相手のHPを削り切り、読み勝ち無事に1ラウンド目を取る。 


 1ラウンド目が終わり、すぐに2ラウンド目が始まった。出だしは先程と同じで中距離技で牽制しながら近づいた。


 近距離戦になると先程とは違って、ジャンプやフェイントをせずに後隙の少ない攻撃をひたすら繰り出した。


 ガードを固めるが[キャロン]は攻撃速度がかなり速くてガードが間に合わなくなっていった。攻撃がヒットして怯んだところにコンボを決めてきた。


 渚沙の[キャロン]とはタイプが違って読みで勝つのではなく攻撃速度を利用して一気に攻めるタイプだった。


 その後も攻撃をひたすら繰り出してくる。ガードでは間に合わないのでカウンターを狙う事にした。最初の間はガードで耐えてカウンターを決める。


 カウンターが決まり、コンボを繋げていく。コンボを食らってダウンしたのを確認してダウン用のコンボも決めた。


 HPが五分になりお互いにガードを固め始めつつ後隙の少ない攻撃で様子を見る。[謙]のspゲージがたまったがHPがかなり減っているので必殺技は使用できなかったが、相手のガードに対して投げ技を決める事に成功しダウン用のコンボを決めた。


 少し危なかったが2ラウンド目も勝ち1セットを取った。1セット目が終わるとファイターをもう一度選択する事ができる。僕は[謙]を選び相手は[キャロン]を選択する。


 そして2セット目の1ラウンド目が始まった。

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