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渚沙vs tank!

 初戦を無事に突破した渚沙は2試合目も勝ち残り、Dブロック戦は残り20人まで減っていた。


 渚沙はアナウンスで言われた番号で待機していた。 

 そして、渚沙の対戦相手が呼ばれる。

 

 対戦相手は外国人のtankタンクという男性で海外大会では有名なプレイヤーだ。[Legend Beginning]はかなり大きな大会で海外からも参加者が出る。


 お互いに握手をして、ファイター選択が始まった。渚沙はいつも通り[キャロン]を選択し、tankは[アチェーツ]を選んで対戦が始まった。


 出だしは中距離戦が始まった。渚沙は中距離技を撃ちながら相手との間合いを取り、近距離戦を避ける。


 [アチェーツ]は近距離戦はかなり強いが中距離戦では、中距離技を持っていない為かなり厳しい展開だ。


 だがtankは中距離技に当たりながらもどんどん間合いを詰めてきた。渚沙は落ち着いて、間合いを取ろうとするがtankは渚沙が間合いを取るたびに詰める。


 渚沙は中距離戦を諦めてガードを固めながらの近距離戦にシフトする。tankは渚沙のガードに対してひたすら攻撃をする。


 tankが後隙は長いが、ダメージの大きい攻撃を繰り出した。渚沙はその攻撃を見事にカウンター技を決めて相手をダウンさせ、ダウン用のコンボを決めた。


 [キャロン]のspゲージがたまり、渚沙は迷わず即座に使った。攻撃力、攻撃速度、移動速度がかなり上昇する代わりに中距離技が使えなくなってしまう。


 tankは必殺技を使われたにもかかわらず、負けじと間合いを詰める。渚沙は攻撃をしっかりとガードし、隙を突き相手にダメージの大きいコンボを決めた。


 1ラウンド目は渚沙が取った。しかしtankからはかなりの威圧感を感じた。何故なら状況が悪くてもひたすら詰める。一度、tankの[アチェーツ]の流れになると恐ろしいだろう。


 2ラウンド目が始まった。


 渚沙は1ラウンド目と同じで、中距離技で牽制してtankは先程とは違い、しっかりとガードしてジリジリ詰める展開になった。


 対戦が始まって15秒程経ち対戦が動いた。渚沙は一気に間合いを詰めて手数で攻撃を始めた。tankも負けじとガードを緩めて攻撃を始める。


 お互いにHPが半分を切り、[アチェーツ]のspゲージがたまり、必殺技を使ってきた。攻撃力は下がるが攻撃速度が上昇して必殺技が切れるまで無敵になる効果だ。


 必殺技を使うとtankは一気に間合いを詰めて強力な攻撃を出す。無敵状態なので、相手に攻撃をされても意味がない為ガードをせずに攻撃する。


 渚沙は上手くガードをしていくがジリジリとHPが削れていく。ここでガードを辞めて、攻撃に合わせてカウンター攻撃を繰り出した。


 上手くヒットし相手をダウンさせ、渚沙はチャンスを見逃さなかった。しっかりとコンボを決めて、2ラウンド目を取った。


 対戦に勝った渚沙は緊張が解けて笑顔を見せた。tankからポイントを受け取り、渚沙は無事にDブロック戦を突破した。

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