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第6話 気が付けばミルラ

場所:異世界、村の端

性別:男 職業:神 Lv:0

HP:5 MP:0 ちから:1 まりょく:0 ぼうぎょ:1 まぼう:0 かしこさ:3 はやさ:1


ひなた「ううっ…体中が痛い」

ひなた「くっ…ここは見覚えがあるぞ…ここは」きょろきょろ


ミルラ「むっ! 迷子と思われる女の子を発見!」


ひなた「…ミルラ?」


ミルラ「あら? 私の事を知っているの?」

ミルラ「ふふふ、私ってばやっぱり有名人だったのね、当然よね!」


ひなた「僕の事を覚えてないのか…?」


ミルラ「あらあら、お姉ちゃんに会った事があるの?」

ミルラ「でも変ねぇ、貴女みたいな可愛い子なら覚えてるハズなんだけど」

ミルラ「まったく記憶にないのよね」


ひなた「そうか…僕の事を知らないのか、ふむ…」

ひなた「それにしても大きいな…こんなに大きかったかな?」


ミルラ「あらあら、お姉ちゃんのおっぱいが気になっちゃう?」

ミルラ「自慢のおっぱいだからねー」ふふん


ひなた「ん? 胸じゃなくて身長の事なんだけど…」

ひなた「もっと小さかった様な気が…」


ミルラ「おっぱいの重要性をまだ理解出来ないのね」やれやれ

ミルラ「それはともかく、お姉ちゃんだもの、大きくて当然よ」


ひなた「待てよ? ミルラが大きくなっているのではなく」

ひなた「僕が小さくなっているのか!?」


ミルラ「きゃっ! びっくりしたー」

ミルラ「いーい? 女の子が急に大きな声出しちゃダメよ」めっ


ひなた「いや、僕は成人男性なんだけど…」


ミルラ「ほんとにぃ~?」


ミルラは顔をぐっと近づける


ひなた「わっ、近い!近い!」


ミルラ「あはは、照れちゃって、可愛いなぁ」

ミルラ「ねえ、貴女は何て名前なの?」


ひなた「僕の名前はひなた!」


ミルラ「うん、お利口さんね、よくできました」

ミルラ「それじゃあ、ひなちゃんだね」


ひなた「うーん、子供の頃にそう呼ばれた様な気が…」

ひなた「でもなんで子供に…ああ、そうか! 若返ったのか!」


ミルラ「もしもーし? ひなちゃん聞こえてますかー?」


ひなた「あ、ごめん、聞いてなかった」


ミルラ「うん、素直でよろしい」

ミルラ「えっとね、ここはとっても危険な場所なのよ」

ミルラ「こわーいモンスターが出たり、こわーい人さらいに会うかもしれない」


ひなた「この世界って治安はあんまり良くないみたいだな」


ミルラ「パパかママがどこに居るか分かるかな?」


ひなた「恐らくこの世界には居ないだろうなあ」


ミルラ「あ…ごめんね、親じゃなくて一緒に住んでる人とかは居る?」


ひなた「いや、この世界にはたった今生まれ落ちたばかりなんだ」

ひなた「だから頼る人は誰もいないんだ」


ミルラ「…!」

ミルラ「そんな悲しい顔をしないで!」

ミルラ「よし、それじゃあ、これからはお姉ちゃんと一緒に暮らしましょう!」


ひなた「?」

ひなた「いや、僕は一人で生きていけるんだけど?」


ミルラ「ダメよ! 絶対にダメ!」

ミルラ「いーい? 貴女が思っているほど世の中は優しくはないんだよ」

ミルラ「だからお姉ちゃんと一緒に暮らしなさい」


ひなた「んー? 少なくともミルラは優しくしてくれているのだから」

ひなた「世の中は優しいと思うんだけどなあ」


ミルラ「まあ、お姉ちゃんの事そんな風に思っていたの?」

ミルラ「うふふ、ひなちゃんってば素直で可愛いわねえ」にこにこ


ひなた「うーん、反論のつもりだったんだけど聞こえてないみたいだなあ」

ひなた「まあいいか、差し当たって住むべき所は必要になる訳だし」

ひなた「ミルラ、一緒に暮らそう!」


ミルラ「ミルラお姉ちゃん!」


ひなた「?」

ひなた「ミルラ…?」


ミルラ「ミルラお姉ちゃん!」


ひなた「…ミルラお姉ちゃん」


ミルラ「良く出来ました!」

ミルラ「それじゃあ、お家に帰りましょう!」


ひなたはこれから苦労しそうだなあと感じながら

ミルラと共に我が家となる場所へ向かった。

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