こいつとの出会い
書けました。
長いですがよろしくお願いします。
第1章
俺は、燕。普通の高校二年生だ。今の俺の状況は、自分でもよくわからない状況だ。なぜなら、小さい女の子が俺を、全力で追いかけてくるという、ありえない状況である。ここまでのことを、手短く話そう。
「やべぇやべぇ遅刻だ遅刻。」
俺は、かなりやばい遅刻をしていた。そんな遅刻をしていた俺は、近道をして学校に行くことにした。
そんなときだった。
「うわぁ。なんだあれ。」
そこには、小さい女の子と黒い服を着た人が、もみ合いをしていた。もう何が何だか分からなった。
「おまえらなんでわたしをおいかけてくるんだ。」
どうやらあの女の子は、あの黒服たちに追われているらしい。
「知らなくていいからついてこい。」
黒服のやつが女の子を、連れて行こうとしていたので、俺は助けようと出て行こうとした瞬間、
「はなせぇ。」
急に女の子が叫んだ。
「えっ。」
その女の子が、ファンタジーアニメとかででくるような、魔法陣を出したのだ。
「はなせー。」
どーん、と爆発みたいな音をたて黒服は、飛んでいった。
「だれだ。」
「やべ、ばれた。」
俺は、そこから逃げた。しかし女の子は、追いかけてきた。
「まてぇ、わたしの魔法みたでしょ。それならしになさい。」
「んなむちゃくちゃな。」
俺は、親の都合でいろんな学校に通っていたため十二か国語が話せる。
「だってふつうのひとに、みられたらころさないといけないの。」
「殺さない以外の方法はないのか。」
俺は、全力で走った。女の子も全力で追いかけてくる。
「なら、わたしと契約してくれる。」
「へっ。契約ってあの契約のことか。」
「そうだよ。わたしと契約してよ。」
「するとどうなるんだ。」
「せつめいするからとまってよ。」
「あっ。わりぃわりぃ。」
走っていた俺は、止まることを忘れていた。
「はあはあ。あなた、走るの速すぎる。」
「それについてくる、おまえはどうなんだ。」
「わたしは、きょうかしたからだいじょうぶなんだから。」
「なるほど、それもありか。」
「そんなことよりも、契約のはなしだよ。」
「そうだったな。それで危険はあるのか。」
「あるよ。」
俺は、逃げた。さっきよりも速く俺は、走った。
「にげるな。」
あいつも、追いかけてくる。また同じぐらいの速さで。
「危険ならごめんだ。」
「そんなこといっても、あなたはけっきょくしぬか、契約するしかないんだから。」
「そうだな。」
俺は、急ブレーキをかけた。あいつは、吹っ飛んで行った。
「なんできゅうにとまるの。」
「いや、死ぬのはいやだから。」
「なら、契約してくれるの。」
「まぁ、そうなるな。で、どうやるんだ。」
「まほうじんのなかで、わたしときすして。」
「へぇー。」
振り返ろうとしたが、足が動かなかった。
「えっ、なんで。」
「魔法陣に動けなくなる魔法が、かかってるから。」
「えー。そんなのありかよ。」
確かに、魔法がかかていることがわかるぐらい足が動かなかった。
「ならきすをするよ。」
「ちょっと待て、何でそこまでして、契約したいんだ。」
「えっ、そっそれは、契約しないと、わたしもあなたもあぶないから。」
なぜか疑問形だった。
「いったい、何があぶないんだ・・・。」
どーん。となりの壁が吹っ飛んだ。
「へえ。」
「ね。」
「いや、ねじゃないよ。」
「おい。」
「うるさい。なんでそれをはやく言わないんだよ。」
「おい。」
「うるさい。ちょっとだまってて。」
「ふざけるな。」
「「うわっ。」」
壁を、投げてきた。
「これも、魔法なのか。」
「そだよ。強化魔法だね、あれは。」
「強化かよ…。おまえの得意魔法は。」
「水魔法だよ。それが、どうし・・・。」
俺は、もう自分の危険よりも、こんな小さい子に、危ないことをさせたくないと思っていた。
「きゅっ急に何を。」
「どうせ、契約するつもりだったんだろ。」
「そっそうだけど、はじめてだったんだから。」
「あいにく。俺もだ。それで、契約したから、魔法は、使えるよな。」
「あたりまえだよ。つかいかたは、あたまでかんんがえればでてくるよ。わたしもたたかうから。」
「了解。」
「何を、こそこそはなしている。」
また壁を投げてきた。
「水魔法なら、こうかな。」
俺は、水を発生させた。そして、
「凍らせると。」
「何っ。」
「氷の壁となるんだな。」
俺は、氷の壁を作って自らを守った。
「そして、これをこうしてと。」
俺は、氷の壁を削り、
「氷柱。」
氷柱を作り、相手へ放った。
「ほいよ。」
相手はよけれず、
「ぐはっ。」
消えていった。
「ふぅー、疲れた。やっぱ魔法を使うと疲れるな。」
「つかれたじゃなくて、なんであなたそんなにも、魔法をつかえるの。」
「さあね。考えたまま使ってたよ。」
「けど、たすかったよ。それは、ありがとう。自己紹介がまだだったね。わたしは、グルーア。あなたは、」
「四十八 燕だ。これから、大変だろうが、よろしくな。」
「うん、こちらこそ。」
こんな感じで俺たちは、出会った。
しかし俺は、2時間の大遅刻をはたした。
ありがとうございます。
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