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#1
どんどん暗い穴に落ちていく・・・
それは
あの日から
変わらず続いて
どこまで落ちたらこの体は闇から
抜ける事ができるんだろう・・・
大人になんてなりたくなかった
大人の世界は
なんて
恐ろしいのでしょう。
大きな闇が落ちてきた
女の子は自分を抱きしめて
そして
目をつむる・・・
何度も夢であってほしいと
願いながら
本当は違うって
わかっているけど・・・願うことはやめられない
だってそうしないと
本当に女の子は砂のようにサラサラ消えてしまいそうだったから
何度も何度も助けてと叫んだ
でも、いつも救いの手は来なくて
女の子は感情を手放しそうで
でも、大好きな人たちが悲しむのは怖くて
辛くて・・・つらくて・・・
女の子は泣かなかったんだ
何も変わらないこと知っていたから
でも
泣いてたら何か変わったのかな
誰か助けてくれたのかな
穢れてしまった女の子 でも人を信じたくて
今日も笑うの だって心配するでしょう
でも
心配して欲しい 矛盾している女の子。
おかしいね・・・
だんだん・・・だんだん世界が歪んでいくよ