月明り
先日、月齢19日という天体観測には不向きな日に、キャンプに行ってまいりました。
幸い、天候に恵まれ、月が昇るまでは、全天が晴れ渡り、天の川が見えるという好条件。
本当に素晴らしい、降るような星空!
月齢19となると、寝待月。かなり遅い時間になって昇ってくる月なんですが、まだまだ満月に近い状態なので、スーパー明るい! 天の川はあっというまに消えました(笑)
ちなみに。今回のキャンプ場は、小さな天文台がある「天体観測」を売りにしている場所でしたので、ほぼ街灯がなく建物の光もあまり外に漏れません。
場所によっては、灯りが全くないんです。
ところがです。
月齢19の月は、明るく、人の顔もわかります。
影もできます。普通に歩けます(さすがに夕暮れよりは暗いけど)
日頃、街灯が必ずあるところで過ごしていると、月の明るさを意識することってあまりないんですが。
いや、満月なら、かなり見えるなあと、改めて体感。
太陽光と違うのは、影に入ってしまうと、完全に闇になること。
やっぱり、人工の灯なしでは、いかに闇に目が慣れてきても、きついです。
昨今のLEDは、昭和の時代の電球とかに比べて、圧倒的に明るく、夜だからと不自由を感じることはほぼありません。トンネル照明もすごく明るくなりました。
とはいえ、小説で『闇』と『光』について書こうとすると、「はて? この条件でどこまで見えるもんだろう?」と考えることもあります。
有名な「ホタルの光」の歌詞をみたところで、実際ホタルの光を知っている人の方が圧倒的に少ない気もしますしね。
月夜に雪だと、かなり明るいらしいですね。
(スーパー寒いでしょうが)
こういうのって、知識はあっても、わかりづらいです。やっぱり、体感に勝るものはないなあと思いました。
ただ。
11月の山の中は寒かった……。空は綺麗でしたけど。
次の日、腹がゆるくなったのは、冷えたのか、夕食に肉を喰いすぎたのか、謎(^^;