アルジャンテ鉱山にレッツゴー
メリアの依頼を受けて2日後、早朝く街を出て街道を歩いてる。馬車を借りようとするメリアを止め、訳は言わずに連れ出した。出発する準備をする傍ら、メリアと会話する事も多く、魔法学校時代の話をしてくれた。メリアは錬金術師で攻撃職の魔法使いではない。攻撃を得意としないのだ。ディエスが心配したのも、その事も関係している。
「ケンジ、そろそろいいんじゃない。」俺の後ろからシェリーが声を掛けてきた。今回、シェリーと子供達は新しい装備を買った。シェリーとアミはサイズ違いのローブと短剣、フォートはマントと短剣、フォートもローブにするか迷ったが、戦士職で、実際に短剣を振る機会がある事を考えると、マントに落ち着いた。色は三人とも茶色で目立たないようにした。
そうそう、シェリーには、特別な装備をプレゼントしたよ、ビキニアーマー。普段の狩りには使わないよ、ベッド専用。ほら、マンネリは良くないし、倦怠期なんて言葉もあるしね。まぁ俺とシェリーの間には無縁だと思う。ぶっちゃけて言うと只の欲望だよ。ベッドにビキニアーマー、萌えに燃えるだろ?まぁ、俺の性癖はこの位にして。
「じゃあ、みんな俺に掴まって。」
シェリーと子供達は、いつもの定位置に付く、ディエスは、メリアの手を掴み、もう一方の手でシェリーの肩を掴んだ。
「じゃあ行くよ、オーバーロールウィンドライド」風を纏い、宙を滑るように飛ぶ。
「キャアアアア!」メリアの叫び声に、最初はみんな同じ反応だなと思い更にスピードを上げる。街道を人が団子状態で飛んで行く姿は、かなりレアなんじゃないだろうか。
馬車で3日掛かる所を2時間で着いた。ここは、モンターニ村を通りすぎて、アルジャンテ鉱山の少し手前の草原、早めに昼食を取り、午後から採掘する事にした。
「シェリーのお弁当は毎日食べても飽きないよ、美味しい。」
俺の賛辞の言葉に。
「ありがとう、私もケンジや子供達が美味しく食べてくれるから、作り甲斐があるわ。」
シェリーは嬉しそうに微笑んでいる。
昼食を食べ終え食休み、子供はその辺に動物がいないか散策中、ディエスとメリアは子供達の監視か後ろを追いていく。二人きりになると、俺はシェリーに膝枕をしてもらい目を閉じる。しばらくすると、子供達が帰って来た。起きて出発の準備をする。
「ケンジさん、少しよろしいでしょうか」メリアの声に顔を上げる。
「なんだい?」
「あのウィンドライドと言う移動魔法は誰から教わったのですか?」
あ〜やっぱ気になるよね、でも、本当の事は話せないしな。
「メリア、その事は弟子のディエスにも話してないし、誰にも話すつもりもない、ウィンドライドもそうだが、今日これから見る魔法も、口外しないでほしい。」
メリアは少し間考えた後。
「解りました、この事について聞いたり口外したりしません。詮索したりしてすみませんでした。」
「いや、構わないよ。そう思うのは自然だと思うから、俺も強く言い過ぎたよ、すまん。」
俺は軽く頭を下げ、この話しを終わらせた。
革の鎧を着て、ショートソードを腰に差し、カメレオンのローブを羽織り回りを見る。全員の準備は整ってるな、よし。
「これから、アルジャンテ鉱山に入る、行くぞ!」
「「「「おおおお」」」」
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