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風の魔法とワンピース

累計10000PVアクセス越えました!

これも拙い文章を読んでくださった、

皆さまのお陰です。

これからも精進します。

どうぞよろしくお願いいたします。

 今日はみんなでハイキング♪じゃなくて、草原に魔法の練習に来ている。宿の裏庭は生活魔法の練習で、戦闘に使う魔法は街の外、宿に泊まってるお客さんに迷惑だしね。

 ディエスの生活魔法も上達してきてるし、今回は風属性の魔法を皆に教えようと思う、が、何故かシェリーは何時もの戦闘に着ていく服を着ず、白い肩の出たワンピースで来ている。今日は練習に参加しないで、俺の側にいるらしい。嬉しいけど、それで良いのかシェリー。


「今日から本格的な魔法の練習に入るが、生活魔法の練習は続けるように。それじゃ風属性の魔法から教えよう。」


 俺はシェリー以外の三人に、オーバーロールウィンド・カッターを掛けた。

「さぁ、ウィンド・カッターと唱えて」

「「「ウィンド・カッター」」」

 ディエスと子供達から風の刃が生まれ、草原を這うように飛び草を刈り取った。

「みんな上手いぞ、その調子で練習してくれ、残りの魔力に注意してな。」

 三人の魔法を見る。ディエスはレベル30の魔法使いだけあって、刃の大きさは一番だ。フォートは少し弱いな、アミの刃はカミソリのように薄く、切れ味は一番だ。やはりフォートは戦士職が魔法に影響しているな

 、魔力の枯渇も一番早い。剣を持たして練習させようかな。休憩を挟みながら練習し昼になった。


「みんな〜昼食の用意が出来たわよ〜」シェリーの声でみんな集まりマットに座る。野菜と肉を挟んだサンドイッチ、いもを素揚げして胡椒を振った物、それとスープだ。

 どれも美味しく、そして優しい味。

 子供達とディエスも大喜びだ。


「シェリーさん、このサンドイッチ本当に美味しいです。」ディエスはシェリーの作ったサンドイッチがよほど気に入ったらしく、作り方を教わる約束をしていた。フォートとアミはひたすら食べる事に集中している。皆が食べ終わるとシェリーは食後のハーブティーを煎れて配る。


「シェリー、今日も美味しかったよ、ありがとう。」シェリーは俺の肩に頭を乗せ。

「私はケンジと子供達が幸せな顔をしてくれれば満足よ。」

 そう言って微笑んだ、俺はシェリーの肩を抱いて頬にキスした。ディエスと子供達の前だから自重したのだ。だが、それを見たアミが。

「おかあさんずるい!」

 アミは俺に近づきあぐらの上に座った。フォートもいつの間にか俺の袖を掴んでる。別にウィンドライドを掛ける訳じゃないから、こんなに密着しなくても良いと思うだが。


「本当に師匠の家族は中が良いですね。」ディエスの言葉に俺は。

「面と向かって言われると、恥ずかしいがその通りだよ。やっぱり家族一緒が一番だな。」


 昼食後ディエスと子供達は練習に行った、俺はシェリーの膝枕でゆっくり過ごしている。シェリーは、俺の髪を撫でながら微笑み、お返しに俺も太ももやお尻を撫でて、手を叩かれたり、だってワンピースなんだぜ!やりたい事が広がると思わないか?俺は思うぞ。言っておくけど、

 膝枕のまま上を見ると、胸に隠れて

 シェリーの顔が見えない。凄いだろ!ああもうっ、どうしてくれようか。


「ケンジ、どうしたの、さっきから考え事して。」いかん、シェリーに変な妄想を気付かれては不味い。

「ああ、こんな幸せな日がずっと続けば良いのにって、考えてたんだ。」よし!上手く誤魔化せたぞ。


 シェリーは俺の髪を撫でながら。

「ねぇ、胸が大きくて顔が見えないって思わなかった?」ギクッ!俺はシェリーの言葉に反応して体を震わせた。不味い何か言わないと。

「ねぇケンジ、夫婦の間でウソは良くないと思うの。」シェリーに追い討ちを掛けられた俺は素直に謝った。


「シェリー、ごめんなさい。ウソをつきました。でも、言い訳をさせてくれ、シェリーが魅力的だから、特に今日はワンピースだし、胸も強調、お尻も強調、おまけに裾を捲れば太ももだ。エッチな妄想しても仕方ないよ。でも、これだけは言わせてくれ、シェリーだからこんな気持ちになるんだ、相手がシェリーだから…」俺はシェリーの目を見て訴えた。

「よくもそんな事、恥ずかしがらずに言えるわね。」シェリーは顔を赤くして言う。

「でも、私を愛してくれているのは解ったわ、ウソついたのは許します。」

「シェリー、ありがとう、もうウソはつかないからね。」シェリーを抱き締めた。

「そんなに、ワンピース似合ってる?」

 俺は一言「最高だよ。」そしてキス。


 その後、また膝枕をしてもらった。

 その時に、お尻や太ももや胸を触っても、シェリーは大人しく俺の髪を撫で続けた。ディエスと子供が練習を終えて戻った時には、シェリーは

 力が入らず立てなかった。


 シェリーを背負い子供を横に張り付かせ、ディエスがフォートの手を繋いでからウィンドライドを掛ける。


 ウィンドライドで移動中、ディエスはシェリーが俺の首筋をペロペロしたり、吸ったりしてるのを、赤面して見てた。














読んで下さりありがとうございました。

感想など頂けると嬉しいです。

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