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新しい魔法

 ピンガーの反応で、オークの群れに気づかれない位置に身は潜め、三人に結界魔法サンクタスサークルを張る。


「シェリー、フォート、アミ、この結界の中は、何があっても安全だから、ここで待っててね。」


「ケンジ、気をつけてね。」

 シェリーが言い、フォートとアミは付いてきたそうな顔をしている。

「フォート、アミ、シェリーを頼んだぞ。」俺はウィンドライドを掛けて、オークに近づいた。


 木の影からオークを見る。オークが人間を取り囲んでる。人間は魔法使いらしい、ファイア・ウォールを使い、オークの接近を阻んでいる。

 中々やるな、あのローブを着た魔法使い。


 俺は近くにいるオークから片付ける事にした。新しく作った創造魔法。


「ファイア・ラプチャアヴァレット」火が弾丸になりオークの体に突き刺さる、そして破裂。シェリー達が森でファイア・ボールを連発してるのを見た俺は、森林火災が心配になって作った魔法だ。


 ファイア・ラプチャアヴァレットを連発してオークを倒していく。

 残り3体になり、逃げ出すオークを魔法使いが1体倒し、俺が2体倒した。辺りを警戒しながらピンガーを放つ、ここでの戦闘は終わったようだ。俺は大きく息を吐いてから、

 魔法使いに近づいた。


「怪我はないか?」

 魔法使いはローブのフードをとった

「かすり傷だから大丈夫です。助けてくれてありがとう。」

 フードの中身は、金髪の女の子だった、ブルーの瞳と左目の下にホクロがある、涙ボクロだ。


「なんでこんな所に一人でいるんだ?」率直に思った。


「私は王都で魔法学校を卒業して、自分の力を試したくて森に入りました。けど、魔物の数が多く捌けなくなって……」


「そうか、とりあえず少し離れた場所に家族を残して来たから、そこまで一緒に来てくれるか?」


「あっ、はい、行きます、私はディエスと言います。助けてくれてありがとうございました。」


「俺はケンジ、礼は俺の家族に言ってくれ。」俺はディエスを連れてシェリー達の所に向かった。


 シェリーと子供は、俺を見るなり、結界から飛び出し抱き付いた。

 俺はそれぞれの顔を見て。


「ただいま無事に帰ったよ。」

 ちょっとおどけて言ったら、シェリーは。

「ケンジ、心配だったんだからね!」シェリーは、キスの雨を降らせ、子供達からは、左右から抱きつかれ、身動き出来ずにいると。


「あの〜すみません、先ほど助けていただいたディエスと言います。ありがとうございました。」そう言われてシェリーが我に帰り、俺から離れ子供達を引き剥がした。


「ディエスさん、助かって良かったわ、私はシェリー、それと男の子がフォート、女の子がアミ、よろしくね」


 お互いの紹介が済んだ所で、草原まで一緒に歩いた。森を出る途中、ディエスは俺の魔法に興味があるらしく、しきりに聞いてくる。

 創造魔法を人前で使ったのは、失敗だったかな。草原に着き、ディエスに一言二言話して帰ろうとした時。


「ケンジさん、私を弟子にして下さい。」ディエスの言葉に驚いていると、俺の腕が強く握られた、隣を見るとシェリーが目を大きく見開いていた。













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