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仕事とプライベートを別ける男は、出来る男

加筆修正しました。

 俺は、シェリーと毎日イチャラブして過ごしてる。が、それだけじゃない、宿の娘と結婚したのだ。客が部屋を出た後の掃除、昼食の後の皿洗い、シェリーが疲れて椅子に座ってる時は、後ろから肩を揉んだり、凝ってる所を探すふりして、変な所触って怒られたり、真面目に仕事もしている。今も遅い昼御飯を食べている。


「ケンジ、あ〜ん、美味しい?」

「とっても美味しいよ、シェリーは料理が上手だね、毎日美味しい料理をありがとう。」真面目に仕事をして疲れた俺を気遣って、サンドイッチやスープを口に運んでくれる、できた奥さんだ。因みに、子供は教会から帰って来て、部屋で遊んでいる。俺達は厨房の隅に座り、二人仲良く昼食タイム。休憩中はコミュニケーションを取り、会話の最中にスキンシップ、特にスキンシップは大事だ。仕事で緊張した体をほぐすのも俺の仕事、たまにシェリーは、俺がいやらしい目になっているなんて言うが、それは誤解だ、全身隈無く触って緊張を解きほぐす。シェリーこそ、スキンシップの最中に、鼻に掛かった声を出さないで欲しい。仕事の休憩中なんだから、危うく御休憩2時間になる所だった。


 そんなこんなで、休憩も終わり、仕事に戻るのだが、シェリーが薪に火をつけるのに、火打ち石でつけてるのを見て、生活魔法でつけてあげる。

「ケンジ凄い!魔法使うの初めて見た。」

 シェリーは近所でも、魔法を使う人は居ないと言い、教えて欲しいとお願いされ、丁度良いから子供達と一緒に練習しようと提案。

「わかったわ、明日の午後子供達と一緒しましょうね」「うん、そうしよう。」シェリーは手を合わせて喜び、俺は、全身を触りまくって喜ぶ。正にウィンウィンの関係だ。さあ、真面目に仕事をしよう、少しシェリーの瞳が潤んできたが、俺は仕事とプライベートは別ける男。その辺はきっちりしている。「じゃあシェリー、また後でね。」

 シェリーは切なそうな顔で俺を見てる。まったく寂しがり屋さんだな、俺はシェリーを軽く抱き締めキスをした。シェリーは何か言いかけたが、うつ向いて黙った。俺は、強く抱き締めてから離れ、仕事に戻った。俺は結婚して真面目人間になったのだ。


 その日の夜、何時にも増してシェリーが積極的で、翌日俺は、何時も以上に消耗していた。

 

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