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俺とシェリーと子供達の距離感

加筆修正しました。

 最近、俺の生活サイクが変わった。少し早起きして、シェリーの家族と朝食を一緒に食べるようになった。シェリーと、お母さんのマリーさんで、宿で出す朝食を作ってる。その合間に、皆で食事をする事となった。今日もシェリーの作る御飯は絶品だ。食後にシェリーが、ハーブティーを注ぐ。「ありがとう、美味しかったよ」

「私もありがとう、ケンジの幸せな顔が見れて良かったわ」悪戯っぽい目をして、シェリーが笑う。うう…あまり顔に出さないようにしよう。


 話題を変えようと、フォートとアミに話し掛ける。「フォートとアミは、この後何かやるのか?」「僕とアミは、お昼まで教会で勉強だよ、エリプス先生に教わってるんだ」

 ジニアール教は、リージョンド王国、この国の国教だ。「フォートとアミは、教会で読み書きを習ってるの」シェリーの話しでは、その他に踊りや、歌も習うらしい、幼稚園みたいだな。


「俺は昼まで魔物を狩って帰るから、午後から遊ぼうか?」

「うん、また草原に出たい」フォートとアミは

 、目をキラキラさせて、俺を見ている。

「解った、少し遅れるかもしれないけどいいか?」「「うん!」」息の合った兄妹だ。ちなみにシェリーは仕事で行けない。


 フォートとアミが教会に出掛けた後、俺は狩りの支度をして、厨房にいるシェリーに声を掛ける。

「シェリー、行ってきます」

「ケンジ、ちょと待って」

 シェリーが、慌てて厨房から出て来て、布で包んだ物を、俺の胸に差し出した。

「お弁当、お昼頃に帰るって聞いたけど、遅れるとお腹空いちゃうから、持っていって」

「ありがとう、大切に頂くからね」

「ケンジ、行ってらっしゃい」

 

 なんか、新婚生活みたいでスゲー恥ずかしいけど、幸せだ〜



 

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