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ダンジョンの宿屋さん

作者: 影野大神

そのダンジョン内には、宿屋があるらしい。

洞窟の奥深く、ダンジョンの心臓部であるダンジョンコアより二つ三つ離れた階層の大広間で営業しているとのことだ。

詳細は不明。何故そんなところで営業しているのか、利益は出ているのか、そもそも存在しているのかすら明らかになっていない。

道中には当然ながらモンスターが跋扈しているので、宿屋があるといわれる階層へ辿り着くことも難しく、実際は単なる噂話の域を出ない。

それでも冒険者達の好奇心をくすぐるのか、その噂話は尾ひれ背びれが付きながらも、人々の間を駆け巡り忘れらされることはなかった。

そうして今日も、ダンジョンのお宝を求めつつ噂の真偽を確かめようと、冒険者達はそのダンジョンへと潜っていく。






ダンジョンの奥深い場所を、冒険者のパーティーが歩いている。

剣士、騎士、魔法使い、神官の4人の姿は、かなりボロボロになっていた。

特に近接戦闘を行う剣士と騎士は酷いものだった。

剣はひび割れ、盾はひしゃげており、身体を守る防具は半壊している。

致命傷こそなかったが、二人とも細かい傷から血が滲んでいた。


本来、その程度の傷なら神官の回復魔法ですぐに癒せるし、魔法使いも神官ほどではないにせよ回復魔法を扱える。

回復魔法を使わなくとも、恐らく回復アイテムであるポーションを使用すれば一瞬で完治するだろう。

それでもその傷が未だ癒されていないのは、その二人の魔力が殆ど残っておらず、回復アイテムも既に空だからだ。

今のところしっかりと歩けているし、装備の損壊は少ない魔法使いと神官だが、前衛を補佐する魔法が使えず回復も見込めな以上、モンスターに襲われたら一溜まりもないだろう。


彼らがこれほどまでに消耗しているのは、たった今扉を開けて出てきた部屋が原因である。

モンスターハウスと呼ばれる、冒険者の間で一番恐れられている罠。

扉で閉じられた大部屋の中を総勢200を超えるモンスターで埋め尽くされ、全て倒しきるまで出ることは叶わない、まさに悪夢のような罠である。

その物量ゆえ、大抵の冒険者がこの罠にかかった場合、まず生きて帰ることは出来ない。

よしんば生き残ることが出来ても、腕や脚を失って冒険者を続けられなくなることが多い。


そういった意味では、彼らは実力も運も持っていたのだろう。

誰一人欠けることなく、五体満足で切り抜けることが出来たのだから。

但し切り抜けられただけで、依然危険なことには変わらない。

今オーク辺りが襲ってきたら、間違いなく全滅する。

全員それが判っていたので、急いで安全な場所で休憩する必要があった。






暫く進むと、先ほどの大部屋よりも広い、大広間とも言うべき場所に出た。

小さな村なら余裕で収まりそうなほどの広い空間の真ん中に、ポツンと一軒の建物が建っている。

罠を警戒しつつ近づいてみると、どうやらその建物は宿屋らしい事が分かった。

そこでふと誰かが思い出す。このダンジョンの奥深くには宿屋がある、なんて突拍子の無い噂を。


冒険者というものは皆、大なり小なり好奇心が他の人より強い。

彼らもまた例外ではなく、罠を警戒しつつもワクワクした様子でその扉をくぐった。

程々に広いスペースに雑多におかれた丸テーブル。奥の方にはバーカウンターまである。

入って左手側には、泊まる為の部屋があるであろう二階への階段が設置されており、ダンジョンの中にあるという事を除けば街の宿屋と変わらないようだった。


そして奥のバーカウンターを磨くメイドが一人。

褐色の肌に黒い光沢を放つ長髪、その髪から覗く尖った耳から、彼女がダークエルフである事が窺える。

入ってきた気配に気が付いたのか、メイドは冒険者達の方へ振り替える。


「おやこんにちは。このような所まで来られるとは珍しいですね。

宿にお泊りのお客様ですか?」

「あっ、えーと・・・・・・」


無表情なメイドの問いに、リーダー格の剣士が言いよどむ。

正直、状況は理解できていない。しかしこのままでは埒が明かないと感じた彼は、意を決して尋ねてみた。


「スマン、ちょっと混乱しているんだけど、ここって噂になっているダンジョン内の宿屋だったりする?」

「ふむ、噂になっているですか・・・・・・」


ダークエルフのメイドは少し考える素振りを見せた後、


「―――その噂がここを指しているのかは分かりませんが、少なくともこのダンジョン内で宿屋を営業しているのは我々だけですね」


そんなメイドの返答に、彼らは色めき立つ。

ある種伝説にまでなっていた場所に辿り着けたのだ。冒険者としては興奮するなというほうが難しい。


「おっ、人の気配があると思ったら、久々の客か!」


突然、バーカウンターの奥から男の声が聞こえた。

そちらに目を向けた冒険者達は、その姿を見てギョッとした表情になる。

2m近くありそうな身長に、上半身は白いシャツのみ。露出している二の腕ははちきれんばかりの筋肉で盛り上がっている。

口元は髭で覆われていて、これでツルハシを装備していたら完全に炭鉱夫と見間違えられるだろう。


「……はぁ。マスター、ただでさえむさくて無駄に身長があって威圧感もあるんですから、お客様を怖がらせるようなことはしないで下さい。ここで逃げられたら今度こそこのお店を畳みますよ」


ため息をつくメイドと、それを見てガハハと笑い声をあげるマスターと呼ばれた筋肉ダルマ―――どうやらこの宿の主人らしい―――のやり取りを聞いて、驚きで固まっていた彼らは緊張を解いたのであった。






「ご馳走様でした、マスターさん。とても美味しかったですわ」

「うんうん、こんなダンジョンの奥でこんなに豪華な料理が食べられるなんて思わなかったよ!」


神官と魔法使いの声が食堂に響く。その声には随分と活力が満ちていた。


「ハッハッハ、そうだろうそうだろう! ・・・・イテッ!!」

「五月蠅いですマスター、まだ注文は捌ききっていないでしょう。サボってないでさっさと次の料理を作ってきてください。せっかくここまで来てくださったんですから。」

「イツツ・・・・・・わーかってるっつーの!分かってるからお前もさっさと泊まる部屋を整えて来い」


蹴られた尻を擦りながら「シッシッ」とメイドを追い払うマスターを見て笑顔になる冒険者達。

死と隣り合わせが常のダンジョン内にて、そこだけ穏やかな時間が流れていた。






「―――マスター、少々質問をしても良いだろうか?」


食事をしてリラックスした後、騎士は改まった口調でマスターに話しかけてきた。


「別に構わねーぞ。俺に答えられる事ならな」


マスターはニヤリと口元を釣り上げ、楽しそうに笑った。


「こんな奥深くに宿を構えて、儲けは出ているのか?正直、商売が成り立っているとは思えないのだが・・・・」

「おや、心配してくれんのかい。まぁその疑問ももっともだがな。儲け自体はあんまり出てねーが、元々趣味というか、道楽みたいなもんでな。生活する分には問題ねーんだよ実は」

「そうなのか。 ・・・・・・モンスターに襲われたりとかは?」

「そこは企業秘密ってやつだ、すまんな」

「いや、良い。そこまで期待はしていない」


モンスターが蔓延るダンジョンの奥深くだというのに、建物は勿論マスターやメイドの服には汚れ一つ付いていない。

恐らく何かしらの方法でモンスターを寄せ付けないようにしているのだろうが、その根幹となるであろう部分は教えてはくれなかった。

まぁ教えてしまえばマネする人間も現れて、商売あがったりになるだろう。

騎士もそう簡単に教えてくれるとは思っていなかったので、余り落胆はしなかった。


「おや、そう簡単に引き下がるのは予想外だったな。もっと往生際悪く訊いてくるかと思ったが」

「まぁ安全にダンジョンを進める手段があるのなら、それを知ってみたい気持ちもあるんだがな」


そう言って苦笑する騎士。

冒険者に限らず、誰しも他人には知られたくない事の一つや二つはあるものだ。

それを無理に訊き出そうとしないのは、冒険者にとって暗黙の了解である。


「そう言えば、こんな所に宿屋なんておっ建てて、ダンジョンマスターがなんか言ってきたりしねーの?」


騎士の質問が終わったとみて、今度は剣士が質問を飛ばしてきた。

因みに――説明するまでも無いだろうが――ダンジョンマスターとはダンジョン及びダンジョンコアの管理者兼守護者の事である。

ダンジョンの構造を好きに変えたり、ダンジョン内に宝箱を設置したりしているが、一体何を目的としてるかは明らかになっていない。


「あーそうだな、特に誰からか何かを言われたことは無いな」


その言葉に剣士達は驚く。

今までの道中に比べたら、この場所からダンジョンコアまでは目と鼻の先だ。

この宿屋である程度休憩出来るのであれば、ここのダンジョンの攻略はかなり楽になる。


「うーん、俺がダンジョンマスターだったら、こんな所に宿屋を建てるなって文句言うんだけどなぁ」

「ま、例えダンジョンマスターが乗り込んできたとしても、そのダンマスより怖ぁいメイドが居るから、安心して休んでくれ」


両手の指で角を作り冗談めかすマスターに、再び剣士達は笑う。

そんなマスターの後ろから音もなく忍び寄ったメイドが、思いっきり強くマスターの頭を叩いた。


「イッテ!!いきなり叩くんじゃねぇ!」

「何お客様に向かって人の悪口言ってるんですかこのすっとこどっこい。というかこれ以上有ること無いこと言うようでしたらその口縫い合わせますよ」

「おま・・・仮にも雇い主に向かってその口のきき方はだな・・・」

「ところで皆様、装備品の補修やその他アイテムの補充等は大丈夫ですか?」

「いや聞けよ!?」


ナチュラルにスルーされたマスターを見て、彼らも内心哀れに思った。

いじけて頭垂れてるその背中が煤けて見えて、更なる哀愁が漂う。


それは兎も角。


「えっと・・・装備品の補修、ですか?」

「ハイ。話を聞く限り、皆様はこのダンジョンに潜ってから一度も地上に戻って武器の手入れや食料の補充を行っておりません。更に言うならば、皆様はここへたどり着く直前にモンスターハウスの罠にかかっています。恐らくですが、武器や防具の耐久力は限界、食料や回復アイテムも底を突いてるのではありませんか?」


メイドの言葉に対して、彼らの顔は苦渋に満ちていた。

その表情は、メイドの言っている事が全て真実だと認めているに他ならない。

剣や盾や杖、鎧やローブにいたるまでボロボロでない箇所はなく。恐らくあと数度の戦闘で全壊するだろう。

そして回復アイテムも、先のモンスターハウスで全て使いきってしまっている。

結果的に五体満足で生き残ったのだから、使いきったその事に後悔はない。

しかしそこから地上に戻るには、彼らは深く潜りすぎた。

モンスターと戦闘せず戻れる可能性は零に限りなく近く、一度でも戦闘をすれば力尽きる公算が大きい。

進んでも戻っても同じならば先に進もうと行動した結果、この宿屋にたどり着いたのは彼らにとって人生最大の幸運だったのだ。

とはいえ、現状は安全に休めて体調を整えられるというだけで、装備品やアイテムの問題を解決しなければ戻るも進むも難しい事に変わりはない。


「そこでご相談なのですが、ここでは宿屋だけでなく、武器防具の売買や回復アイテムの販売等も行っておりまして。是非皆様にも利用して戴けたらと思っているのですが、どうでしょうか」

「なっ・・・!」


メイドの言葉に、剣士達は驚いた。当たり前の話だが、これほど地中深くの場所で装備の買い替えやアイテムの補充など、普通は出来るとは思わないものである。


「あぁ、先に言っておきますと、地下だからといって特別高いわけではございません。流石に地上と同じ値段と言うわけには参りませんが」

「えっと、その・・・ホントにここでそんな事が出来るの?いや別に疑ってるわけじゃないんだけどさ・・・・」

「安心しろ、ダンジョン内で拾ってきたもんを溜め込んでるだけだ。ある意味元手はかかってないからある程度は安く出来る。まぁ俺もコイツも鍛冶はできねーから装備品の補修は無理だが」


魔法使いの疑問には、いつの間にか復活したマスターが答えた。

・・・ちょっぴり涙目にはなっていたが。


「しかし、潜る前にギルドの方で資金を預けてきたから、現在持ち合わせがないのだ。ただでさえ安く泊めてもらえるというのに、これ以上甘えるのは・・・」

「そこは大丈夫だ。言っただろ、売買だって。ダンジョンの宝箱から手に入れたアイテムを売ってくれれば問題ない。壊れた武器や防具だって使い道が無いわけじゃねーし、こっちも損をしてるわけじゃないから安心しろ。

―――で、どうする?」


マスターの問いを聞いた彼らは互いの目を合わせて頷き、購入することを決めた。






「―――それでは、お世話になりました」


結局、冒険者達は五日間ものあいだ、この宿のお世話になった。

やはりモンスターハウスの突破は相当無茶だったらしく、宿にたどり着いた初日は食事をしたあと、装備品を選ぶ前に気を失うかのように眠ってしまった。

眠っているあいだに部屋に運ばれたらしく、気が付いたらベッドの上に寝かされていた。

思っていた以上に疲れていることを自覚した彼らは英気を養いつつ、装備を売ったり購入したり、回復アイテムを補充したり温かい食事に舌鼓を打ったりしながら過ごしていた。

売っていた品物が自分達が使っていたものより遥かに性能が良かった為、最初は金が足りるか戦々恐々としていたが、それは杞憂だった。

幸いにも彼らがダンジョン内の宝箱から手に入れたアイテムはかなり貴重な物だったらしく、必要な装備やアイテムを購入し万全な準備をしてもなお余るほどの金貨を手に入れることができたからだ。

結果彼らの戦力は、ダンジョン突入前よりもかなり上がっている。


「そんで、そのまま下層に下りるのか?一旦上に戻るってのも手だと思うが・・・」

「まー俺達もそれは考えたんだけどな。やっぱりここまで来たら最後まで行った方がいいって事になった」


剣士の言葉に、他の三人も頷く。

ここで一旦地上に戻っても、再びここまで下りることが出来るとは限らない。

なにより、これは最大のチャンスだと考えた。


ダンジョンコアが存在している最下層はもう目と鼻の先。

体力は完全に回復し、戦力は上昇、アイテムも一新できた。

何より、全員やる気と自信に満ちている。


「―――そうか、そうだな。それが冒険者ってもんだよな」


彼らの顔を見て、マスターは苦笑した。

なんだか子供を見守る親のような雰囲気を感じて、こそばゆくなる。


「それでは―――行ってきます」


見送りに出てきてくれたマスターとメイドに頭を下げ、この五日間世話になった宿屋に背を向ける。


「行ってらっしゃいませ。良い冒険を」

「終わったら帰りに呑みに来いよ!!」


二人の声を受けて、彼らは進む。

今ならどんなモンスターが現れても乗り越えられる、そんな気がした。





◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇





「いやー、久々に骨のありそうな連中だったな」

「そうですね。ここにたどり着くには設置したモンスターハウスを突破しなければいけませんから。 ・・・・正直、五体満足で突破されるとは思いませんでしたが」

「まーそこはあいつら連携とかが一枚上手だったんだろ。それに想定以上だったが想像以上じゃない。きっちり装備品を売りつけることが出来たし、俺としては万々歳だ」

「とはいえ、些か念を入れすぎかと思いますが。別に、彼らと正面から闘っても問題なく勝てるでしょう?」

「俺は無傷で居たいの!わざわざ傷つきにいくつもりはねーし、楽して勝てるんならそのための努力は惜しまねーし」

「・・・・はぁ、本っ当ににチキンですね貴方は。なんなんですかこの無駄に付いてる主張の激しい筋肉は?見た目だけのなんちゃって筋肉ですか?見せ筋なんですか?ステータスの項目一つ取っても余裕で上回ってるんですから、こんな小細工してないで正面から蹂躙してくださいよ」

「・・・・・・お前、ホント主人に対して容赦ねーよな。普通ならそこまでズゲズゲ言わねーぞ」

「別に忠誠がある訳じゃありませんから。今の生活に関しては感謝はしてますが、それに対する対価分の働きは充分していると思っていますので」

「うわヒデェ!」

「それになにを進言しようと、ご自分でお決めになった事はやり通そうとするでしょう?ならば私が有ること無いこと言ったところで問題ないでしょう」

「ちょっと待て、自分が言われたら口縫い合わせようとするくせに、お前はいいんかい!?せめてデマだけは言うなよ!」

「畏まりました、善処します」

「善処じゃなくて厳守しろ!!」

「最大限努力します」

「・・・・はぁ、もういいわそれで」

「しかし、一度起動すれば剣はナマクラになり、魔法は発動せず、鎧は紙のように脆くなる術式でしたか?そのような物を仕込んで、よく彼らにばれませんでしたね。あの魔法使いや神官ならば、調べれば気づくと思ったのですが」

「あぁ、確かに一つ一つじっくり調べてたが、それじゃ分かる訳がねえ。個々でみれば『切れ味上昇』『魔法の威力上昇』『防御力強化』『回復量アップ』その他諸々の効果しか発揮しねーが、それら十数個の術式が組み合わさったときに初めてお前が言った効果を発揮するんだ。パズルのピースを一つずつ見たところで、完成形を知らなきゃ分かりっこないって事だ。

ついでに言やぁ、一番下の『大広間』で俺が起動させなきゃ発動しないようになってるしな」

「・・・なんというか、ドラゴンが乗っても崩れない石橋をアリが叩いて渡るような迂遠さですね。全く、貴方はもうちょっと自分に自信を持ったほうが良いと思うのですが・・・・っと、そうこうしている内に、彼ら最後の門番を倒したようです。このまま順調に行けば、あと一時間ほどで『大広間』に到着するかと」

「やっぱりはえーなあいつら。それじゃあ俺は準備してくるわ。多分誰も来ないとは思うが、留守のあいだは頼んだぞ」

「畏まりました。行ってらっしゃいませ、 御主人様 (マイマスター)

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― 新着の感想 ―
[一言] 短めでも良いから、彼らがダンジョンマスターとしてこうして暮らしている理由とか、色々と知りたい気がしますね! 続けるつもりはないみたいですが、連載版にしても面白そうです。
[良い点] 宿屋のマスターとメイドさんの関係。 続編があれば、関係のはじまりあたりも読みたいです。 [気になる点] 「今オーク辺りが襲ってきたら、間違いなく全滅する。」であったオークの強さの位置付け。…
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