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第43話 これはかなり儲けたな

 最初、倉に入りきらないので、入りきれる量になるまでオークションで売ろうと思っていたが、思ったよりも早く商品が売れて行くので、つい楽しくて貰った商品を全部、オークションで売ってしまった。

 ちょっと残しても良かったかなと思ったけど、まぁ、ちょっと正規なルートで手に入れた物ではないので、さっさと売った方が良いと思う事にした。

 それで、僕は今、宿にある自分の部屋で稼いだ金を数えていた。

「ええっと、金貨が・・・・・・全部で四千七百枚。大金貨は・・・・・・全部で二百六十五枚。で白金貨は・・・・・・全部で九十八枚か」

 ええっと、前世と同じレートで考えると。

 全部でざっと計算した所、日本円で一億二千五十万円というところか。

 これは予想以上に儲けたな。正直に言って、今の売り上げの五分の一ぐらい手に入るかなぐらいにしか考えていなかった。

 さて、儲けたのは良いけど、これからどうしようか。

 このままこの都市で商売する気はなかったからな。何処かに行くとしても問題ない金は手に入った。

 問題は何処に行くかだな。

 う~む。ユエと連絡が取れる前に、何処に行くか大まかに決めておいた方が良いか。

 ふむ。興味がある所と言えば『八獄の郷』かな。母さんの故郷らしいし、僕の親戚に会える可能性があるからな。ダイゴクの話だと、どうやらラサツキ家の現当主が僕の祖父の様なので、どんな人か一目見たいものだ。

 そう考えると、ターバクソン大公国にも行った方が良いな。マイちゃん達も居るようだし、それに今の公都は僕の記憶の中とどれくらい変わったのか見比べるのも面白いだろうな。

 さて、どうしたものかな。此処は知恵袋達に相談するか?

 それとも、もう僕が行く所を決めるか?

 考えどころだな。

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