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師匠!何してんですか!?  作者: 宇井琉尊
第二章 学園編(二人の少女)
32/86

友達に

目を開けると、鬼・・もとい、哀鬼がいた。

なんだか不思議な感じがする。

怒っているのは確かのようだが、それと同じように心配そうな顔もしている。


「あ」


僕が目を覚ました事に気づくと、その表情が安心した表情になるのを見ると、今回も迷惑をかけた事に申し訳ないような気持にもなる。


「・・・身体は大丈夫か?」


皆が何かを言おうとして、口に出せない状況で一番初めに声をかけてきたのはイサオ様だった。

イサオ様は、近くにいたリース達を追いやって僕の左腕を掴んだ。


「あ、腕がある」


氷の剣の呪詛の影響で折れて、砕けてしまった筈の左腕がちゃんとくっついていた。


「あぁ、右足もしっかりとあるぞ。でもまだ、感覚はないと思うが」

「・・・そうですね」


イサオ様に掴まれている筈の左腕、右足もあるという事だが全然触られている感覚もなく動かそうと思って全然動かない。


「それは、まだ形だけくっ付いているだけだからさ。これから最終調整をしていく。君は魔力の移動が出来るかい?」

「ゆっくりであればできます」


師匠から初めて教えて貰ったのがその魔力の移動の仕方なのだ。

炎の剣を頭で逸らす為に、体内の魔力を一部に集めたあの方法だ。

僕の切り札である”補弾”もこれが基礎となっている。


「なら大丈夫かな。初めは違和感があると思うけどゆっくりでいいから、この腕に魔力を移動させてみてくれ。いいか、魔力を通すんじゃないぞ?魔力を移動させるんだ」

「・・・やってみます」


目が覚めたばかりの僕を心配してか、止めるように動き出すリース達の姿がチラリと見えたが、師匠が皆を止めていた。

僕はそれらを意識から外して集中し始める。

身体に魔力を通すって事は、魔力があれば誰でもできる事である。

それは何故か?魔力を通すという事は、魔力回路に魔力を流す事で、別に特別する事なんかない。

蛇口を捻って水が出る。

その過程に、僕たちは何もすることがないのと同じだ。

だけど、魔力を移動させるのは少し違う。

魔力回路がない所にも、魔力を移動させるのだ。

先ほどの蛇口から水がでる例えで言えば、蛇口から出た水をバケツで溜めて、どこかに運ぶという事になる。

少しだけ魔力を溜めて、イサオ様が持っている腕に魔力を移動させようとするもなかなか上手くいかない。

どうしても、腕の根元。折れた所から先に行かないのだ。


「やっぱりちょっと難しいか」

「・・・・もう少し頑張ってみます」

「おう。多分俺が作った腕に違和感があるんだろう?この左腕を自分の腕と思い込むんだ」


その教え方は、少し言葉は違ったけど補弾を教えてくれた師匠の言葉と似ていた。

体外に魔力を溜める補弾は、当たり前の事だが魔力回路がない所に魔力の塊を作ることができる。

それを可能にするために師匠が言った言葉が


「周りを感じろ。自分だけじゃなく、周りも自分の一部と感じるんだ」


というものだった。

そこまで思い出して、補弾の要領でしてみることにした。

体内の魔力を集めて、一度体外に出す。

その時に、イサオ様が凄く驚いた表情になったが分かったけど、気にせずに、その集めた魔力を腕まで移動させた。


「・・・・・・・」

「・・・・・・・」


だけど、そこからどうすれば良いのか分からなかった。

イサオ様は魔力の塊が体外に出てそれが固定されていることに驚いていたし、

僕は、その魔力をどうせれば良いのか分からず、取り敢えずじっとしていた


「・・・お前ら何をしているんだ?そこまでできたら、後は腕に入れるだけだろうが」


そんな時に、呆れたような師匠の声がして僕は慌てて、魔力の塊を腕の中に入れた。


「え?待ってくださいよ!井上さん!あれは何ですが!何で魔力が外であんな塊になるんですか!?」

「それは秘密だ」

「ぐっ」


イサオ様が師匠に言い寄っていたけど、師匠は全く相手にしていなかった。

僕はそんな二人を見ながら、腕に入れた魔力の塊を少しずつ開放させていた。


ズキッ!!


ある程度魔力を開放していると、鋭い痛みを感じて顔を顰めてしまう


「っと、すまん。今はそれどころじゃなかった。良いかゆっくり、ゆっくり魔力を馴染ませるんだ」

「は、はい」


ズキズキと痛みが段々と強くなってくる。

呼吸が早くなり、脂汗まで出てくるようになってきた。


「よし、最後の仕上げだ。歯を食いしばれよ」


そして、イサオ様が魔力を練って僕の腕に触れた瞬間


「あああああああああああああああああ!」


我慢できない程の痛みを感じて、大きな声で叫んでしまった。


「頑張れ!あともう少しだ!」

「うわぁぁぁああああああああ!」


何かが壊れる感じがした。

何かが繋がる気がした。

色々な感覚が、痛みと同時に体中を巡り、まだ完全に開放し切れていなかった、魔力の塊を一気に開放してしまった。


「うぉ!マジか!?」


イサオ様は慌てて、体中に手を触れて色々していたけど、僕は痛みを耐えることに必死でそちらに気を回すことができなかった。


どれくらい我慢していたのか分からないけど、徐々に痛みが引いてきて呼吸が楽になってきた。

ふと気付くと、涙や鼻水など流したのかベトベトになった顔を誰かが拭いている人がいた。


「落ち着きましたか」


涙で歪んだ視界で見えたのは、のぞき込むように顔を見ていたシェルムの顔だった。


「・・・・シェルムさん」

「はい」


意味もなく呟いた言葉に、シェルムはほっとしたような表情になり、優しく笑い、頭を撫でるだけだった。


「ひぃ・・・ひぃ・・あ~お、終わった」


その隣では、イサオ様が汗を流しながら座り込んでいた。


「井上さん。秘密なのは分かりますが、流石に治療に影響する範囲のものであれば、言っていて欲しかったですよ。あれ、魔力を固めているだけじゃなくて増強もさせているでしょ」

「あ、ああ。確かにそういうやつだが」

「下手すれば、くっ付けた手足だけじゃなくて、体中がやばかったですよ。だから、ゆっくりって言ってたじゃないですか!」

「す、すまん」


かなり激怒しているイサオ様に対して師匠は驚いた表情をしながらも謝っていた。


「まぁ、運が良かったのか、無事に済んだので良かったですが・・」


まだ、ぶつぶつ文句を言っていたイサオ様が立ち上がり僕の方に歩いてきた。


「それでどうだ?腕だけのつもりだったが、魔力の暴走のお陰で一気に足まで調整する羽目になったが、問題はないか?」

「あ、あります。感覚が手も足もあります。動きます」


最初は意識して動かさないと感じなかったけど、徐々に慣れたのか数分もすれば普段と変わらないぐらい、違和感がなくなった。

上着の袖を捲り、取れた所を見るがなんの後もなく、腕が取れたことが夢だったかのように思える。


「よし、なら説明だ。その腕と足はもう完全に君と融合した。感覚もあるし成長もする。魔力回路も同じようになった筈だが、これに関しては君にとってはプラスにもマイナスにもなってしまった」

「どういう事でしょうか」


まだ、起き上がれずにくっ付いた腕を動かすも、何も問題はないような気がする。


「その腕と足は、君の細胞から俺の魔力で作ったものだ。君たちは理解できないと思うが、半分生身で半分義手みたいな状況なんだ。そして、義手の部分が厄介な部分になる」


まずは、話を聞けと苦笑しながらイサオ様が話し出した。


「義手の部分。これは大半が魔力でできている。だから、魔力の影響を受けやすい。もちろん、外部からの魔力は影響しないように作ったが、問題は内部、つまり君自身の魔力が問題になってくる」

「もしかして、反発でもするのですか」

「逆だ。増強させてしまんだ」

「??良い事ではないのですか?」

「本来ならな・・・・俺や井上さん。魔力量が多い人なら問題はない。それどころかプラスになる。流した魔力に比例して威力が上がるんだから使い方を間違えなければ切り札にもなる。だけど、君みたいに魔力量がそこまで多くない人にはマイナスにもなるんだ。つまり」

「魔力欠乏」

「そうだ。今の君の魔力量であれば、一発か二発それぐらいしか魔法を纏う、打ち出す事は出来ない。且つ、使ってしまえば魔力欠乏になり、良くて気絶、悪くて死だ。」

「・・・・・・・」


その言葉に何も言う事が出来なかった。

魔力欠乏の怖さは知っているし、師匠からも口を煩く言われている。

補弾を使わせて貰えないのも、それが原因だからだ。

だけど、今回のこれは、かなり厳しいものがある。

補弾であれば、魔力欠乏の危険性があるから使わなければ良い。

だけど、今回は、魔力を通してはダメなんだ。

魔力を通したら、勝手に反応してしまう。

魔力を全身に流して強化する、身体強化の魔法なども使えなくなってしまうのだ。


「ってことで、もう一つプレゼントだ」


イサオ様はそう言って、二つのリングを渡してきた。

そのリングには、裏表びっしりに何かの文字が書かれていたけど、全然理解することはできなかった。


「それは要するに魔力を溜めておける道具だ。要するに、魔力が足りないなら、魔力を増やせばいいんだよ」


リングをくっ付けた腕と足に付けると、皮膚に吸収されて、文字だけ浮き上がってきた。


「そのリングがあれば、今まで通り魔力を使う事はできる。ただし、その黒い文字が薄くなり始めたら補充しなければならない。補充の仕方は、その文字の所に誰かの魔力を流す事。普通に過ごすだけなら、一日、二日は持つが、戦闘とか魔力を使う場合は下手すれば、半日も持たないかもしれないから気を付けること」

「誰かの魔力というと?自分ではダメなのですか」

「自分の魔力を回復しようとして、自分の魔力を使うやつなんていないだろ?誰かは、誰かだよ。ただし、このリングに魔力を溜める為には、相当の魔力が必要だからな。・・・・井上さん達の娘さん達ぐらいじゃなきゃダメだな」


英雄の娘達と同等の魔力量を持っている人なんて多くいない。

僕の周りにはリース達がいるから、そのことに関しては問題ないが・・・・


「ケントさんぐらいだと・・・」

「ま、ギリギリかな?なに、君そっちの気があったのか?」

「ないです!全然ないですが・・・・場所が場所なので・・・」


リングの文字が出ている所は、くっ付いた場所よりも少し上側なのだ。

腕は構わないのだ。リングの文字は肩ぐらいにあるから、袖を捲るだけでいいけど

足はダメだ。元々取れた所が太腿なのだ。リングの文字はそれよりも上側。ここまで上側だとズボンを脱がないといけない。

その状況で尚且つ、文字に触れるとなると完全に女性にはさせられない


「ま、気にしているのは君だけのようだけどね・・・そこは自分でどうにかしてくれ。馬に蹴られたくないのでね」


イサオ様は肩を竦めて苦笑いしていた。


「いいか、もう一度言うぞ。リングへの魔力補給は必ずする事。もし、リングの文字が消えたら絶対に魔力を流さない事。いいね」

「・・・・・はい」

「よろしい。じゃぁ後はお願いします。あの馬鹿どもを吐かせてくそ爺を懲らしめてきますよ」

「また、何かあれば手を貸すぞ」

「その時はお願いします。と言いたいですが、貴方達師弟には借りばかり作りそうなので、借りを返してからお願いすると思います」


イサオ様は師匠に声を掛けてから部屋から出て行った。

そこで、気付いたが僕はどこか知らない部屋で寝かされていたみたいだ。


「ここは、あの訓練所の近くにある教会の中です」


キョロキョロと周りを見渡しているのに気付いたのか、頭の上からシェルムの声が聞こえてきた。


「あ」


そこで、やっとシェルムに膝枕されていることに気付いた。

しっかりと、スカートを履いて素肌には触れていない筈だけど、シェルムの暖かさが感じられて顔を赤くしてしまう。

シェルムはそんな態度に気付いたのか、少し顔を赤くするけど、動かないままだった。


「・・・・コホン。少し、良いだろうか」


そして、なんとも言えない雰囲気になりつつあったけど、ファミルがわざとらしい咳と一緒に声をかけてくれた。


「あ、ごめんなさい」


慌てて、シェルムの膝枕から起き上がり、改めて周りを見てみた。

後ろから”もぅ”と少し不満げな声が聞こえて、ベッドから降りる音が聞こえてくる。

ベッドから降りて服を整えているシェルム

そのシェルムの隣にはファミルが立っていて、真剣な表情でこちらを見ている。


その後ろにはリース達や師匠がいたけど、僕と目が合うと”頑張れ”というように頷いて、部屋から出て行った。

残ったのは、僕とシェルムとファミルの三人だけになった。


「・・・・あ~その・・・・すまなかった」

「どうして謝るのですか」


皆が部屋から出て行って、少しするとファミルが頭を下げてきた。

僕はどうしてファミルがそういう事をしてきたのか分からず首を傾げてしまう。


「どうしてって・・・君は本気で言っているのか?」

「本気も何も、謝るのは僕の方じゃないですか。勝手に勝負に割り込んでしまって申し訳ないとおも」

「そんなことはない!」


僕の言葉を遮るようにファミルが今まで聞いたことがないほど大きな声を出した事に僕は凄く驚いてしまった。


「あの時、あの場所に君がいてくれて本当に嬉しかった。君がいなければ私はすべてを失っていた。家やシェルムの事だけじゃない。私が私でいる為のすべてを失っていたかもしれないんだ」

「ですけど、あの時僕は何もできなくて・・・もう少し僕に力があれば、もっと力があれば・・」


実際に僕は何も出来ていない。

ただ勝負に勝手に割り込んで、自分が言いたいことを言っただけなのだ。


「君は私を救ってくれた。心を救ってくれたんだ。そんな君を、自分自身で否定しないでくれ。じゃないと、私は誰に感謝すればいいのか分からなくなる。・・・・・あ、そうか」


ファミルはいつの間にか下がっていた僕の顔を両手で支え、そっと顔を上げる。


「さっきの謝罪はなしだ。いや、謝罪の言葉はあるが、まずは、こう言うべきだった」


目の前には、ファミルの笑顔があり


「ありがとう。私の為に駆けつけてくれて、こんなになるまで頑張ってくれて、ありがとう。私は君を誇りに思う」


そう言ってくれた。


「私も言わせて下さい」


そっと、シェルムに両手を握られた。


「ありがとうございます。私も貴方に救われました。立ち向かう勇気を貰いました。貴方は誰にもできない事をしてくれたのです」


その言葉を聞いて、心が温かくなってきた。

別に感謝をして貰うために、頑張った訳ではないが、二人の様子を見てやっと体の力が抜けていくのを感じた。

だから、やっと言う事が出来るのだ。

僕は、シェルムが握っている両手を優しく外して、改めて二人に右手を差し出す。


「改めて、僕と友達になって下さい。力もなくて、リース達から聞いていた僕じゃないかもしれないけど。それでも良ければ」


二人はお互いに頷きあって、右手とそして左手をそっと握ってくれた。


「こちらこそお願いしたい。その不便になってしまった左腕と右足の代わりに私が君の敵を倒そう、敵から君を守ろう。私の剣と盾は今日から君と共にある」

「こちらこそお願いします。私は敵を倒すことはできないですが、貴方をすべてのものから守ります。一生、命を懸けてでもです。そして、私の事はシェルと呼んで下さい。私はアル様と呼ぶことにします」

「では、私の事はファルと呼んでくれ。私はアル殿と呼ぶことにする」

「ありがとうごさいます?」


何やら、共にあるやら、一生、とか言う言葉が聞こえてきたと思うが、二人で笑顔で話している姿をみて、勘違いだったらいいなぁとそう思うのであった。



おまけ


「これで、報酬二人は確実と」

「何ですか報酬って」

「ほれ」

「・・・・マコト殿、この依頼書の内容は・・・」

「なんだ、二人は反対か?」

「いえ、まぁ反対ではないですが・・・シェルムちゃんが初めて好きになった異性ですし」

「私の所も構わないが、リース達はそれで・・」

「ん?あっちを見てみろよ」

「これで皆揃いました」

「聖女と騎士の娘まで手を出させるとか」

「・・・・アルは凄い」

「手を出すんじゃんくて、手を出させるっていうのがアル兄様の凄い所ですよね」

「でも、あと一人は誰なんでしょうか」

「クラスメイトのクーナって言う人じゃないっすか?」

「この間、お菓子を貰ったぞ」

「綺麗なお姉さんでした」

「はいはい、君たちにはこの話はまだ早いっす。あっちに一緒に行っすよ」

「・・・・ナナシさんもよく分からない人ですけど」

「まぁ、敵ではなさそうですけどね」

「・・・・・受け入れているのか?」

「受け入れるも何も、リース達は仲が良いからな。抜け駆けなんか頭にないんだよ。それをするぐらいなら、皆一緒にってな」

「絶対、貴方が何か吹き込みましたね」

「強制はしていない。ただ、ハーレムっていう言葉を教えただけだ」

「・・・全く貴方っていう人は」

「それで、このあと一人かもっていう人は?」

「う~ん。向こうの世界の人はアルトを受け入れられるのかな?っと思ってな」

「向こうの世界・・・・まさか、だから少し急いでいたのか」

「まぁな。あいつらが帰ってくるまでにお前たちの娘を立ち直らす必要もあったが、本来の目的はこっち」

「相変わらず素直じゃないですね。素直にアルト君の傍にリースちゃん達だけじゃなくて、シェルムちゃんやファミルちゃんを加えて万全の状態にしたかったのでしょう?アルト君を守るために」

「さて、何のことやら。俺はただ、あいつのハーレムがどこまで広がるか、面白おかしく見ているだけだよ」

「・・・・ほんと素直じゃない人」



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