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転校生の復讐  作者: 968
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登校

ふと思えば、首の骨を折るとか剣状突起を拳で骨折とかって普通の女子には不可能な行為ですよね( ̄▽ ̄;)その前に一般人にも出来るかどうかすら微妙ですし

いつも俺は茜と共に登校をしている。そして今日も同じく二人で登校し、たわいもない会話を続けていた

「ねぇ?今日の全校集会なんと思う?」

「へ?全校集会?」

「え?電話で回ってこなかった?」

「知らねぇよ」

昨日そんな連絡は回ってこなかったはずだ

「私来たんだけどな、明日緊急全校集会が朝のHR代わりにありますって」

「うーん、知らねぇ」

「嫌われてる?」

「なんで!?」

「まあ、瑞貴が嫌われてるかどうかは放っておいて」

「放っておくの!?」

「何があるんだろうね?」

「え、俺らのクラスの四人が死んだこととか?」

「死んだ?」

「何とぼけてるんだよ。殺されただろ?京佳にさ」

「殺す!?京佳さんが?なんで?」

何言っているんだ茜は……昨日一昨日あった出来事なのに忘れているのか?あんな出来事があったのによく忘れられるよな……

「いやいや殺したよ。ほら、 真部咲希(まなべ さき)、松本智、山本栞夏(やまもと かんな)坂口美菜(さかぐち みな)の四人をさ」

「誰………それ?」

「お前っ……忘れたのかよ!?昨日一昨日の出来事を!」

「昨日一昨日?あ、一昨日京佳さんが転校してきて、昨日は普通の授業だったよね。水泳楽しかったな」

忘れているのか……?まるで記憶そのものが書き換えられてるような……

「覚えてないのかよ」

「覚えてないって……まず私はそんな名前の人聞いたことないよ?」

「ふざけるなよ!智は面白いやつだし…真部はいいやつだし…栞夏は頼もしいやつだし………覚えてないのか?」

「瑞貴どうしたの?なんかおかしいよ?」

「おかしいのは茜の方じゃないのかよ。覚えてないって……」

「何よ!私は心配してるのにさ!もう知らない!」

「ちょっと待った!俺らのクラス三十六人だよな?」

「はぁ?三十二人でしょ?ほんとに頭どうかしてるんじゃない?」

そう言うと茜は走って俺から去っていった。

「なんだよ……知らないって……何があったんだ………?」

その後俺は一人で学校に向かった

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