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物事はいつも彼女から  作者: 七灯
第一章 二人は二人
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第20話 勉強会にて

 少しすると、奏はノートや教科書、筆記用具を持って僕の部屋に戻ってきた。部屋から一度出ていったとき見せたあの驚いたような表情は完全に消えていた。


「どの教科からやりますか?」

「そうだね。奏は苦手教科ってある?」

「私はそこまで苦手はないですね。大体取れますし。」

「まあ、僕より奏の方が点数高いからね。どちらかといえば僕が奏に教えられる側な気がする。」

「なら、まずは復習からやりませんか?」


 復習からやることな決まったので、僕は奏と一緒に互いが分からないことを教えあい、どちらも分からないときは二人で考えながら復習を進めた。


 一通り復習が終わり、これまでやった教科全てが一人でやるときより、はるかに早く終わることができたとひしひしと感じられた。時かかった時間は短かったが、始めるのが遅かったのか、もう時計は12時手前を指していた。


「奏、そろそろお昼ごはんにする?」

「そうですね。まあ、今日は朝の残り温めるだけですけどね。」


二人でキッチンに向かい、温める回数を減らそうと、できるだけ使うお皿を少なくしていた。


「僕はいつもコンビニとかスーパーのおにぎりとかお弁当だったから、いつもの量より多いくらいだけどね。」

「もう、歩さんは一応男の子なんですから、もっと食べないといけませんよ。まあ、すぐにできるようなことではないんですが。」

「うん。気を付けるよ。」

「やっぱり私が三食作った方がだんだん量を増やせるし良いのではないでしょうか?」


もともと料理が乗っていた皿を洗う手が止まる。何て言った?三食作る?それはもう家族なのでは?流しっぱなしの水が冷たく感じ、先にお皿を洗ってしまおうと泡と油汚れを残さないようにお皿全体に水をかけた。


 お皿を洗い終え、その間に温め終わった朝の残りを並べ、お昼ごはんの時間となった。お昼ごはんを食べつつ、奏が三食作ってくれるという提案について考えていた。三食分作ってくれるのは助かってしかないが、奏にとって僕に三食も作るのは流石にハードだと思う。考え事をしていると奏は不思議そうにこちらを見ていた。


「あのさ、奏は僕に三食作るの負担じゃないの?」

「そうですね。別に毎日してますから量が増えるだけだと思いますよ。」

「でも片方だけが負担がかかるのは駄目だと思うよ。」

「では、歩さんが私のサポートをするのはどうでしょうか?」

「それだけでいいのか?」

「なら、他にしてほしいことがあったら追加するというのはどうでしょうか?」

「じゃあ、そういうことにしておこう。」


それから少し時間が経ち、お昼ごはんを食べ終え、使ったお皿を洗い干していると、奏が突然聞いてきた。


「そういえば、歩さんはどうしてこちらのマンションに住んでいるのですか?」

少ししたら奏視点とかも書こうかと思います。

(絶対出すとは言ってない)

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