番外編 2024年サマーバケーション・5
「お、花火上がったわね~!」
「夜の浜辺で打ち上げ花火……中々オツよね」
「というか、あれはどうやって打ち上げているのかしら?」
「そうね……あの人のあれやこれだとは思うんだけど……」
「ふふっ、バカンスの締め括りに花火大会かぁ。夏休みっぽい感じ、凄いよね」
「この辺に飲み物とか置いていこうか」
「丁度良いですね! 花火も良く見えて絶好のロケーションだと思うです!」
「ビィトさんは仕事が忙しそうですし、良い休暇になったでしょうか?」
「ですです! エンジョイ出来てれば何よりですね!」
「クラウドさんも俺も、お陰様でリフレッシュだよ。気遣い、あんがとな!」
「今回は人数も増えて、更に賑やかだったな?」
「そうねぇ。でもさ、騒々しくはあったけど……嫌なそれじゃないのが、私達よね」
「だな~。やっぱ、こう……誰とってのが重要だよな」
「ふふ、来年はどうなっているかしらねぇ?」
「うーん、エンジョイしまくったぁ!」
「ふふ、そうだね。ラミたんとも更に仲良くなれた気がするし」
「ね~……っと、ココロ! 静かに、今絶対てぇてぇチャンスが来る!!」
「ん? ……ふふっ、成程。そういう事ね」
「ふぅ……お待たせ、姫。後片付けは終わった……」
「ジンくんっ♪」
「っと!? ひ、姫……ちょ、待っ……」
「ほら、ジンくん! 花火上がってますよ! えへへ、こうして一緒に見たかったんですっ♪」
「ひ、姫……ちょ、む、胸が……」
「キター!! てぇてぇタイム、いざ開幕っ!!」
「ん-、これは結構なお手前のてぇてぇ!」
「ハハッ、相変わらずだなぁ」
「二人は本当に、ラブラブよね~」
「いつも通り過ぎて草w」
「流石、ジンとヒメノです!」
「ふふっ、微笑ましいよね~」
「あらら、見せ付けられてるのかしらね?」
「まさか……ただ、互いに今を全力で満喫しているだけよ」
「ほら、皆見てるからっ!!」
「え? あ……」
てぇてぇ(語彙力消失)




