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相変わらずな私たち~またですか?!~  作者: 猫茶屋
シカルート
12/60

とんでも勘違い

ライトな下ネタ小ネタです。

笑える程度の物ですが苦手な方はご注意ください。

ボブは先日取って来た素材を使って初級回復薬を作っている。

カズラとイザは庭で畑つくりに挑戦している。

なので私や一人で買い出しにやってきた。

皆にはくれぐれも 迷子になるな、穴におちるなと言われた・・・(;'∀')

さすがに町までの道も慣れたし大丈夫だよ?

ホラ、ちゃんと辿り着いたし!


あら?

村の入り口の陰で若者が3人

ないやらコソコソと話をしながら顔を真っ赤にしている。

なんだろう?あれかな?若者にあるあるの恋の話とか?

ふっふっふー。

そうゆうのおばさん 気になっちゃうなぁ~

若い子の恋の悩みとか大好物だよぉ~?( *´艸`)

(見た目は20代 中身は40代!w)

コッソリ聞いちゃおうかな?


ソロリソロリと物陰に隠れて聞き耳を立ててみる(良い子はマネしちゃいけません)


若者A 「ええー。お前マジか。」

若者B 「おう!そりゃもぉすげぇとしか言いようがなかったぜ。」

若者C 「どこでやったんだよ?!」

若者B 「北の森でだな」ニヤリ

若者A 「森か!くそー俺もやりてぇー!」

シカ (なんだ、狩りかレベリングの話かー)

若者B 「いつもと違う雰囲気だからさ、そりゃ盛り上がって!」

若者A・C 「「 ちくしょー!俺もア〇カンやりてぇー!!!」」

シカ (アオ〇ン? ライカンとかザイカンの系統かな?

    経験値が美味しいのかな?素材が美味しいのかな?)


恋の話じゃなかった、ちぇー残念。

でも経験値か素材が美味しいんならいい情報が聞けたかも!

詳しい情報が欲しいなぁと思って町長さんに聞いてみる事にした。


シカ 「こんにちはー!」

町長 『おーシカちゃんどうしたんだい?』

シカ 「あのちょっと教えて貰いたい事があって。」

町長 『なんだい?』

シカ 「森のアオ〇ンが美味しいって聞いたんですけど」コッソリ

町長 『ゲホッ!! グホッゴホッゴホッ』


町長さんは手にしていたコーヒーを思い切り噴出していた。

あれ?町長さん涙目になってるし・・・

私聞いちゃだめな事聞いちゃった感じ?・・・


町長 『シカちゃん・・・

    それはどこで聞いたのかな?・・・ゲホッホッ』

シカ 「入り口で若い子が話してるのが聞こえてきたんですけど・・・。

    もしかして町の機密情報だったりしました?」

町長 『ブホォーーーッ。ゲフッゲフッ』

挿絵(By みてみん)

あ、白目向きそうな勢い・・・大丈夫かな?

貴重なMOBだったのかな?・・・(;゜ω゜)


シカ 「町長さん大丈夫ですか?

    あのっ、もし機密情報でしたら私聞かなかった事にしますからっ!」

町長 『シカちゃん、今のは私以外の人には聞いてないだろうね?』

シカ 「え?はい。

    町長さんがギルドマスターの代行もしていると聞いてますから

    まっさきに町長さんの所へ来ましたよ?」

町長 『そうか、それは不幸中の幸いだったかな・・・。』


なんだろう、よほど重要度が高い事なんだろうか?

町長さんは近くに居た強面の獣人さんに声を掛けると獣人さんは真っ青な顔をして

それこそ鬼の形相で猛ダッシュしていった。


町長 『いいかい?シカちゃん。

    ア〇カンて言葉は人前でけして言ってはいけないよ?』

シカ 「はい、わかりました!隠しておきたい貴重なMOBなんですね?!」

町長 『ん? MOB?』

シカ 「え?MOBじゃなんですか?・・・」

町長 『・・・・

    そうか、イザくんが言ってたのはこういう事か。

    うん、今すごく納得がいったよ。

    いいかい?シカちゃん。

    落ち着いて聞くんだよ?

    ア〇カンて言うのはね・・・。

    ゴニョゴニョゴニョゴニョ』

シカ 「ヒィィ○▼※△☆▲※◎★●!?」


私は・・・なんてことを町長さんに聞いてしまったのだろう・・・。

しかも教えて欲しいって・・・・~(꒪꒳꒪;)~

少し前の自分に言いたい。言葉を選んで聞けと!

尚且つ 若者の話をコッソリ聞くもんじゃないとも言ってやりたい・・・。

うわぁぁぁぁ 私のばかぁーーーー!!


町長 『今度からは何か疑問があったらまずイザくんかカズラくんに聞きなさい。

    イザくんやカズラくんが居ない時は私の所へ来てもいいから。

    不用意に、()()()()()()聞いてはいけないよ?

    今回は変な誤解を招かなくてよかったよ・・・。ハァ・・・』

シカ 「ご・・・ごめんなさい・・・。」


これ帰ったら 皆に報告しなきゃだめよね?・・・

言いたくないなぁ・・・。

言いたくないけど黙ってても町長さんから報告行きそうだよね。

ハァ・・・・。

買い出しをすませて、トボトボと・・・

本当にトボトボと帰路をあるくのだった・・・。




カズラ 『シカァァァァァ!! おめぇはよぉぉぉぉぉ(# ゜Д゜) 』

シカ 「はぃ、すんまそん。」

イザ 『シカ、言葉を知らないのは解ってたけど知らなすぎる!』

シカ 「はぃ、すんまそん。」

ボブ 『教えてとか言ったら駄目だからね!』

シカ 『はぃ、すんまそん。』

ボブ 『シカは興味あるの?ア〇カンに!だったら僕頑張るよ!』

一同 『『「 ;`;:゛;`(;゜;ж;゜; )ブッ 」』』

シカ 「ボ・・・ボブは解って行ってるの?!」

ボブ 『解るよ!青い怪しい薬飲んでハッスルでしょ?!』

イザ 『それ違う!!』

カズラ 『それバイ〇グラ!!』

ボブ・シカ 『「 ???? 」』


良かった。ボブも解ってなかった知らなかった!私だけじゃなかったー!!

その後カズラとイザに

お前等2人はまず疑問があったら俺達に聞け! と散々怒られた(;゜ω゜)

ここに姉さんが居なくてよかった。

姐さんがバングル通して聞いてなくて本当によかったと心から思った。


読んで下さりありがとうございます。

評価とブックマークも凄く嬉しいです、ありがとうございます!

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