悩む神っぽい人
以前書いた【相変わらずな私たち:なんでそうなった?】が粗削りだったので
リニューアルしてみました。
セリフが多めとなりそうなので、読んで下さる方々の豊かな想像力が必要かもしれません(;´Д`)
相変わらず拙い作品ではありますが、宜しくお願いします。
創造神っぽい人『えーっと、こっちをこうロールバックさせて
そうなるとこっちがこうだから・・・
えー・・・それだとこっちがだめじゃんー。
めんどくさいなぁ。
もおー、あの管理者達何してくれてるのさぁ。
僕の仕事を増やさないで欲しいんだけどぉ。
うーん・・・。
ここをこうやれば・・・こうなって?
・・・
駄目じゃーん! はぁ・・・』
創生神っぽい人『随分と悩んでいるようだね。』
創造神っぽい人『ちょっとオマヌケな管理者がやらかしてくれてさぁ。
別の世界の神々がお怒りモードでねぇ・・・。
ロールバックで何とかならないかと思ってさ。
何度シュミレーションしてもうまくいかないんだよねぇ。』
創生神っぽい人『ふぅん、これがその神々からの要望書?』
創造神っぽい人『そうそう。それ自体はさなんとかなりそうなんだけど。
あの世界の修正が難航してるんだよぉ。』
創生神っぽい人『随分とこの・・・人間?
あれ?人間だよね?でも特記事項に悪魔の異名持ちって、え?
これ修正出来ないの?』
創造神っぽい人『出来るかな?それって君の担当だよね?』
創生神っぽい人『ああ、そうか。僕の担当になるのか。どれどれ。
あー・・・。この状態で1回天命全うしてるのかぁ。
じゃぁ僕でも消せないや。』
創造神っぽい人『だろぉ?・・・
天命全うする前だったらさ、もう少しなんとか出来たんだけど。
僕のトコロに報告書が上がって来た時にはもう遅くてねぇ。
うーん、本当にどうしよう。』
創生神っぽい人『報告書はこれ?』
創造神っぽい人『そうそれ。』
創生神っぽい人『うわあ・・・
なにこれ。
楽しそうに遊んでる仲良し5人組を勝手に連れてきちゃったの?
えー。この人間1人だけ変な転生の仕方してるし・・・。
えぇぇ・・・。
更に別の異世界の人間みずからが門ひらいて混乱させたの!
なんだかすごく管理がずさんだよね?』
創造神っぽい人『僕の責任でもあるけどさ。
監督者や管理者があんなにオマヌケだとは思わなくてさ。
あの5人組には新しく人生を楽しんで貰いたいと思うんだ。
元の世界に戻してあげる事も出来ないし。』
創生神っぽい人『だったらさ、新しく世界を創造してあげれば?
そこに彼等を転生させればいいんじゃないかな?
それなら僕も手伝えるし。』
創造神っぽい人『なるほど。
そうだなぁ。もう1つくらいなら創っても大丈夫かな。』
創生神っぽい人『別の世界の神々の要望も叶えられるし一石二鳥じゃないかな?』
創造神っぽい人『そうだね、うん。そうしようかな。
コネコネグリグリムニムニ OK!
じゃあ国とかは解り易い名前にしておいてっと。
彼らが遊んでいたゲームの世界観とかも織り込んでっと。
自宅は僕からのプレゼントで付けておこうかな。
よし、こんな感じでいいかなぁ。』
創生神っぽい人『じゃあ彼らの器は僕が準備しようか。
えーっと。
シカ:ミニマム希望。ほうほう。
ボブ:いつもシカの傍希望。へぇラブラブなのか。
カズラ:パンダ希望。ふむふむ。
イザ:イケメン白虎希望。獣人でいいのかな?
グレン:悪魔の異名に合う姿(決定事項)ええ?!
決定事項なの?!なにこれ呪い?!
えーっとその他の器は・・・。
ふむふむ、異世界の神々はそのままの姿で?
ああ、そういう事か。
彼らが遊んでいたゲームの神々が実体を持ったのか。
なるほど、よほど想いが強かったんだな。
ちょっとうらやましいなぁ。
うん、まあこんなもんかな。出来たよぉ。』
創造神っぽい人『うん、ありがとう。こっちも準備完了。
では原初の神々に運命の神々よ。
共に新たなる世界に祝福を。』
『『『『 祝福を。 』』』』
こうして彼等5人の新たなる人生、二度目の転生人生が始まるのでしたとさ。
読んで下さりありがとうございます。
イラストは友人が描いてくれました(*'ω'*)
前作【相変わらずな私たち:なんでそうなった?】は下の方にリンクがありますのでよかったらお暇な時にでも(;´Д`)