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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
85/139

No.85「ん?誰か来たみたいだ」

ナオ「これは…やばいな」


腰のベルトに差した鞘にヒュンヒュンと埃を払いゆっくりと納刀した俺は刀を外した所だ



ふと周りを見ると皆目を点にして俺を見ていた

どうしたかな?


アスカ「ナ、ナオさん刀をつかった経験は?」


ナオ「無いよ?使い方も時代劇を見てたくらいなもんさ」


サラサ「主殿カッコイイのじゃ!」


マーナ「(●゜ェ゜))コクコク」


メティ「強そうだったにゃ」


フィラム「びっくりしたぜ」


マリン「刀のせい…ではなさそうね」


ライ「中々堂に入った動きだったぞ」


サナ「そうね」


プリュム「ご主人様強そうだったのだ」


ナオ「そうかー?あ!フィラム、刀の銘は?」


フィラム「名前付けて無いんだよな…サラサの鱗から作ったからサラサの名前を取ってやるといいかもな」


ナオ「ふむ、んじゃ俺が銘を付けていいか?」


フィラム「おう!」


ナオ「本差の太刀は鱗斬でウロコギリ、脇差は国桜でコクロウ。太刀の意味はそのままだな、コクロウは黒龍を文字った感じだな」


フィラム「いいな」


アスカ「いいですね!下さい!」


ナオ「アスカ!?」


アスカ「はい?」


ナオ「アスカの太刀も業物だろ?」


と言うとアスカが太刀を抜いて前に掲げる


アスカ「この太刀は剛刀鏑(カブラ)です」


ナオ「そ、そうか」


ギリだな…ギリ…

オクトパスホールド的な名前が付いてたらきっとアウトだろう



フィラム「アスカちゃんの太刀も業物だよな」


アスカ「それは勿論ですよ。この刀は拙者が使ってきた刀をこの鏑に合わせて作った物で一点物です」


ナオ「ほー、なるほどね」


アスカ「拙者も知らない刀を見ると欲しくなるのはサガですかね…たまに出るんです」


ナオ「アスカ、その刀を見せて貰っていいかい?」


アスカ「?はい。ナオさんなら大丈夫でしょうしどうぞ」


と俺は鑑定してみる


剛刀鏑+65

攻撃力85


特殊能力

ゴーストキラー

水棲キラー

炎キラー

食料ドロップアップ



凄い…んだろうな



キン!と刀を納めてアスカに返した


アスカ「どうでしたか?」


ナオ「んー、俺は平均がわからんからなんとも言えんが…合わせた刀の力を受け継いでいる凄い刀って感じだな」


アスカ「ふふふ、鑑定でそのような事もわかるんですね」


ナオ「特化が3つとドロップアップが付いてたのも凄いんだろうけどそれよりも+の値が気になったかな」


アスカ「私が最初に使ってた武器から合わせた物ですからね」


ナオ「それは…素晴らしい物だね。流石Sランク冒険者だ」


アスカ「ありがとうございます!」



一通り武器に満足したので今度は防具のチェック

マーナの魔法を弱めに当ててみた

まぁサラサの鱗なのでどの程度なら大丈夫ってわかるみたいだが


火に強い、家庭用コンロの火力は暖まりすらしない


水は弾く、ウォーターカッターもなんのその


風は通さないと思いきや快適に過ごせる様に通気性はある


土…岩石を当てても凹まない…て言うか粉砕した…衝撃どこいった?


ナオ「…何この最強装備怖い」


サラサ「怖いはひどいのじゃ!安全面は最高じゃろ!」


ナオ「まぁサラサが守ってくれると思えばいいか」


フィラム「そうだなー軽く試したけどアスカちゃんの業物くらいじゃないと傷すら付かないだろうな…ある程度ウチにある武器で試したけどミスリルでやっとだぜ?ミスリルの方が刃こぼれしちまうしなぁ」


ナオ「oh......」


装備は最強装備をゲットしたみたいだ

死なない装備はありがたいね

ステータスは最強でサラサ装備は最強でした


従魔は最強で装備も最強…か

そりゃ神様もつまらないとか言うわなぁ

死にたくないしいいけどね



さて装備はわかったので家に入るか


ここでおやつタイム

マリンとフィラムが来たのでアイスクリーム入り生クリームクレープを作って出してやる

飲み物は紅茶です


ナイフとフォークを使ってお食べ下さい


フィラム「あまーい!美味ーい!冷たーい!」


マリン「素晴らしいですわぁ!」


と喜んでくれた

勿論他の皆にも出してやると美味しい!おかわり!を頂きました


ミルドとクラークさんの分もと思ったらマリンが商人ギルドの皆にも作って欲しいとの事で沢山作って収納術に保存した

マリンは帰りに持って帰るそうだ


その後フィラムに刀の代金を渡した

元がサラサの鱗で元手はタダだからと技術料だけど言い張ったがそれはサラサの鱗の価値を無視する形になるのでと金貨300枚をだして渡しておいた


ナオ「フィラムの技術は凄いんだから…普通は刀鍛治って時間もお金もかかるもんだぞ。また色々作る時もあるしフィラムには相談に乗って欲しいからそう言うのも含めて貰っておいてくれ」


フィラム「いやー、なんて言うかありがとな。俺の事をそんなに評価してくれてるとは思わなかったぜ」


ナオ「フィラムと物作りの話をしてると楽しいしな」


フィラム「あはは、俺もそうだぞ」


その後皆でお茶しながらリバーシしたり話をしながらしていた





とコンコンコンと呼び鉄が鳴ったので見に行くとクラークさんだった


クラークさん1人って何かあったのかな?


ナオ「クラークさんこんにち」

と言った所でクラークさんが


クラーク「ナオさん大変です、ナオさんが王都に呼ばれました。正確には1番上の方からの呼び出しです」


と慌てて伝えてきたのだった

アスカの物語~Sランクまでの軌跡~

と言うサイドストーリーを初めました


バトルパートを書きたいのが発端です…

(๑>؂•̀๑)テヘペロ

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