表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
83/139

No.83「お供えしましょうそうしましょ」

ナオ「ハンバーグとカレーは鉄板だよなぁ、そう言えばじゃがいもが沢山あったからこれを使うか」


チーズのお話です


ナオ「それならコロッケかチーズINコロッケwithウスターソース…良いかも」


決まったようです


早速調理開始といきますか


じゃがいもを芽と皮を取り除き茹でて潰します

マッシャーが無いのでじゃがいもを丸ごと茹でるのでは無く適当に乱切りにして潰しやすい様に茹でておくっと


今回は大鍋でぐつぐつと茹であげて取り出しては潰してを繰り返し大量に作った


チーズを入れるのはコロッケの形に整形していく時に入れる、チーズは棒状に切り分けておけば本当に入れるだけである


卵液とパン粉をまぶして油でジュワーと上げていきます


ぱちぱちといい音がキッチンに響く

揚げたコロッケはスグに収納術で保存していく


じゃがいもだけではバランスが悪いので米とサラダ、スープも作ろうか


サラダにはマヨネーズをwithさせよう

キャベツは手でちぎり、トマトは6等分に(大きいので)胡瓜は斜めにスライスしそれにニンジンはスティック状にしてサラダは完成


スープもあっさりと昆布出汁からのスープを作成してみようか


本当にならば何時間も煮込み作るスープだが魔法で時短出来るための野菜、タマネギとニンジン、そして昆布出汁を入れて錬金魔法で作り上げました


具は無くなり食感を良くするためタマネギのみであります


ご飯はもう慣れっこでございますね


電子ジャーみたいに炊きあげて保温するが出来れば楽なのになぁと思うナオです


とはいえ収納術でいつでも炊きたてご飯なのでいるかいらないかと考えると…無くてもいいか程度だった



さてさて皆はまだ帰ってきてないのでリビングに神棚を設置しますか


壁に設置するのも上の方に設置するとお供えする場所が取れないので今回は床に置いて塩、米、水を各容器に入れてお供えする棚を置いて完成


時間はお昼前、そろそろ皆帰って来るかな



それじゃ神様達にお昼ご飯を先に渡そう

7人分ですからそれなりに量が多い

チーズINコロッケ、昆布出汁の野菜スープ、炊きたてご飯にサラダを置いて

調味料はウスターソースとマヨネーズ

沢山作って入れ物は全面ガラスのタッパーで

ついでにガラスの醤油差しに醤油を入れてどうぞと拝む


一礼し柏手をパーンパーンと打ち

ナオ「加護をありがとうございます、皆で食べて下さい」

するとパァーっと光が集まりお供えが消えた…

持っていったのかな?と思っていたら紙が置いてある


そこには

ステータスを見てみなさい

と書いてあるので俺は鑑定でステータスを見てみた


何時ものステータス一覧の後に神様から連絡が来てた


「お昼ご飯ありがとね、ボクも皆も美味しいって食べてるよ。勝手だけど若返ってしまったのは加護と言うより器の強化を念の為にしてしまった結果なんだ。勝手にしてしまったがキミの安全の為だから許してね。神様より」


ナオ「なるほど、神様ありがとうございます」


と思っていたらさらに追記があった


「追記、属性神の全員がキミの所に遊びに行きたいと上訴してきたんだ、いきなりの事で保留にしたんだけど…どうしよう(・ω<) テヘペロ」


ナオ「神様達降りてきたらダメでしょ!?神降臨とか目立つでしょ!」


思わず突っ込んでしまった



とここで皆が帰ってきた


サラサ「ただいまなーのじゃー」


マーナ「主戻ったの」


メティ「ただいまにゃー」


アスカ「戻りました」


ライ「ただいま」


サナ「ただいまです」


ダダダダと音が聞こえた


にゃろう!?させるかと⊂(`・ω・´)⊃バッと腰を落として身構える


プリュム「ご主人様ー!」・:*三( ε:)


ナオ「コラ!!飛びかかるの止めなさいと言ったでしょう!」・:*三( ε:)ヽ(・o・ヽ) キャッチ!!


クルクルと回して勢いを殺して座らせる


プリュム「ただいまなのだー」


ナオ「おかえり皆、プリュムは次したらご飯抜きだからな」


プリュム「ひゃーわかったのだー!ごめんなさいなのだ」


ナオ「わかればよろしい、さてご飯にしよう」


サラサ「美味しそうなのじゃ」


マーナ「コロッケ好き」


メティ「早く食べたいにゃ」


ナオ「はいはい」


と俺は昼飯を収納術からだして行く

皆に行き届いたので手を合わせて


ナオ「頂きます」


全員「頂きます」なのじゃ」にゃ」なのだ」


とご飯の時間になった


サラサ「ほぁー!チーズが入っておるのじゃ!」


マーナ「もぐもぐ、主美味しい!」


メティ「はにゃー、中に入れてあるととろり蕩けるチーズがびっくりにゃー」


プリュム「うーまいーのだー」


ライ「チーズ凄いな」


サナ「こちらのスープも美味しいわー」


アスカ「チーズコロッケに醤油もウスターソースもあいますねー、美味しいです」


ナオ「ご飯のおかわりもあるからなー」


サラサマーナメティプリュム「おかわり」なのじゃ」にゃ」なのだ」


アスカ「拙者も下さい」


ライ「我も頼む」


サナ「私もお願いしますね」


ナオ「あははは、結局全員かー」


とご飯をよそって渡していく

コロッケと一緒に無くなっていくご飯

代わりに増えるのは笑顔である

ナオは皆が美味しいという言葉と顔が好きだ


皆満足した所でプリンを出してまた美味しいと言う言葉にナオも笑顔だった



デザートを食べ終えてナオは今日の話を聞いてみた


ナオ「アスカは次の職業は決まった?」


アスカ「ええ、サムライの次は刀主体の剣豪とどの武器でも使えるようになるバトルマスターの二つです。ご先祖さまのダンジョンに挑む為にバトルマスターを選ぼうと思っています」


ナオ「あー、知ってる知識と同じならハンマーや槍なんかもありそうだからそれがいいかも。持っていたスキルは無くならないなら他の武器の取り扱いを進めた方が力になるかもな」


アスカ「ふふふ、このような辺境でご先祖さまのダンジョンの情報を持っている方がいるとは僥倖ですね」


ナオ「ま、その辺はアスカが挑む時に紙にでも書き起こしてみるか…」


アスカ「はい、お願いしますね」


ナオ「1人で挑むダンジョンで間違いないんだよな?」


アスカ「そうですね、持って行けるアイテムもお弁当が1個だけらしいです」


ナオ「ほーん」


アスカ「ど、どうしました?」


ナオ「いや、収納術使えないの?」


アスカ「使えますよが挑戦する時に持ち物はお弁当1個 だけじゃないと入る時に弾かれて入れないそうです」


ナオ「ちなみに収納術に道中拾ったアイテムを入れていく事は?」


アスカ「出来ます。ただし制限は20個です」


ナオ「ふむふむ、まんま不思議ダンジョンだなぁ…まぁ道中にあるツボにも物を入れれば20個以上持てるから上手く使う感じだな」


アスカ「え!?そうなんですか?」


ナオ「お?新情報になったか。ツボの情報とか無かったのか?」


アスカ「いえ、ありますけどツボから手が離れなくなったり武器が弱くなったり物を入れると無くなるツボだったりと有効な使い道が少ないって話ばかりでした」


ナオ「それ系は基本入れないとわかんないやつだしなー、ちなみに無くなるツボってやつは落とし穴が出来るツボで次の階層に階段で降りなくてすむが落とし穴だからダメージを受けるやつだぞ」


アスカ「ほぉほぉ!そんな効果があるのですね!」


ナオ「ま、そのダンジョンは今度に話をしよう。今は上級ダンジョンだな」


アスカ「わかりました、上級ダンジョンは75階で終わりで最後に強い敵が出るダンジョンです…中級ダンジョンのボスはサラサさんが開幕ブレス打ったら終わりましたけどもう少しは強いはず…いややっぱり一撃かも…」


ナオ「持ち込み可ならなんでもいいさ、サラサ、マーナ、メティ、プリュム、ライ、サナに俺とアスカだろ?クリア出来ない要素が無いだろうに」


アスカ「そうですね…私も単独ソロでクリアしてますから」


ナオ「そう言えば俺は初戦闘になるからそこの所皆よろしくな。レベルアップもしたいし」


サラサ「主殿、パーティを組むと皆に経験値割り振り出来るから便利じゃぞ」


マーナ「主を危険に晒さないですむの」


メティ「ぶっちゃけご主人のステータスもドラゴン級にゃ、死ぬ要素皆無にゃ」


ライ「くくく、我らに任せておけばいいぞ」


サナ「ブラックドラゴン3匹とかで行くとただの散歩になるだけです」


プリュム「私も 戦ってみたいのだー!」


ナオ「俺もだな、サラサ刀の火力も気になるし」


アスカ「私もお願いすれば良かったかも知れません…ブラックドラゴン素材なんて国宝級ですし」


ナオ「ライもサナもいるからドラゴン組で不必要な鱗が出たら作って貰えばいいさ」


アスカ「そうですね、その時はサラサさんライさんサナさんお願いしますね」


サラサ「うむ、アスカには色々教えて貰っておるでな」


ライ「我も構わんぞ、その代わりと言ってはなんだがサラサ達と同様にダンジョンに入ったら色々教えてくれるとありがたい」


サナ「私達がそのようなダンジョンに入る事はありませんからね。龍峰がダンジョンですから」


ナオ「あ、龍峰ってダンジョンなのな」


ライ「まぁドラゴン以外もいるからな。ダンジョンと言えばダンジョンなのだろう」


サナ「元住処ですけどね」


ナオ「ある意味凄い環境だな」


ライ「我らにとっては普通だ」


サラサ「龍峰は生まれ故郷とはいえ…加工品は無いからのう。もう主殿のご飯無しじゃ妾は生きていけないのじゃ((●´ω`●))」


ライ「我もだ(*`・ω・´)」


サナ「私もだわ(๑´ㅂ`๑)」


メティ「破壊のブラックドラゴンがご飯で堕ちてるにゃ」


マーナ「仕方ない、主のご飯はそれだけの魅力がある」


プリュム「皆ご主人様に首ったけなのだー」


ナオ「照れるな(//∇//)」


今日も辺境は平和です

お読み頂きありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ