No.80「危ない状況?」
⊂(`・ω・´)⊃バッ
神様「危ない状況って言うのはレベルアップしてないのに身体能力が上がる状況なんだよね、テイマーの能力で上がるのはわかるんだけどドラゴン3匹にバステトにフェンリル…元のステータスから変わりすぎてね。風船に水を入れて破裂するようなもんさ」
ナオ「ふむふむ、なるほど。今自分が大丈夫な訳とその後はどうすればいいんです?」
神様「君割と魔法使いまくってるから水をこぼしてるみたいなもんだから助かってる感じだね。後こちらで職業関連で調整するとテイマーがかなりキツくなるんだ。テイマーは割と少なくてね。でテイム条件をかなり緩くしててもなる人が少ないんだよね。あとこっちの世界だと職業変化が簡単に起こっちゃうから別の職になっちゃうしバランスが崩れちゃうんだよね」
ナオ「サラサのテイムが回復してなっちゃったのもそういう訳ですか…」
神様「あははは、ドラゴンとフェンリルの件は見てて面白かったね。でもそのせいで危なくなるのは流石に神としても見過ごせないからね。職業は自由であるべきなのがボクのモットーだし決められた職業なんてつまんないじゃない」
ナオ「まぁ動物好きじゃないとダメな職ですからね…戦力が上がっても食費もかかるし装備もかかるでしょうし。普通なら大変でしょう」
神様「そうだよねぇ、っとちょっとまってね。いい加減何も無い場所での話もなんだしテーブルと椅子くらいだそうか」
神様が指パッチンするとテーブルと椅子が現れた
水の属性神さんが飲み物とくだものを持ってきたけど何処から出したんだろ?
神様「水のありがとうね。さぁキミも口をつけていいよ」
ナオ「ありがとうございます。頂きます」
水は無色透明で飲みやすい、果物はリンゴミカンぶどうを1口ずつ食べてみた。美味いなぁ
ナオ「美味しいですねぇ、んんー収納魔法使えるかな?」
と収納術と念じてみると魔力を感じたのでいけそうだな
バニラアイスを入れていたボウルを取り出してガラスの器に盛り付け出された果物を添えてい神様達に出してみた
神様「アイスクリームがお供えされたのは初めてかもね…皆食べてみようか!頂きまーす」
と神様達はアイスクリームを食べ始める
おいしーやら初めてやら皆美味しそうに食べてくれた
何気に火の属性神さんも好きなんだなぁ…まぁ神様だしな
神様「美味しい物だ、何気に異世界の食べ物なんか食べた事は初めてだしねー」
ナオ「そういえば神様達は食べ物食べるんですね」
神様「んー食べれるけど食べなくていいからなー。基本お供え物を摘むくらいさ」
ナオ「そうなんですね。じゃあうちに神棚を作って供えたら届きます?」
神様「届くよー、ほらあっちを見てごらん」
と指を指した方を見ると大量の食べ物や武器や防具があった
神様「あれ一日分なんだよ…とはいえ基本貰わないよ」
ナオ「じゃあ、神様達には自分の所で作ったお料理やお酒を供えますかね。娯楽と思ってくれればいいですよ」
神様「お、聞いたかい?異世界料理が食べれるってさ皆」
きゃーと黄色い声があがる
料理が美味しいって言って貰えるのは嬉しいからね
神様「さてさて話を戻そう。君のステータスを出してごらん」
ナオ「わかりました」
ステータスオープンを唱える
何時もの半透明のステータスが現れた
職業 商人 テイマー 料理人
Hp200(+9500)
Mp800(+46000)
Str70(+1800)
Spd40(+1100)
Dex200(+3000)
INt250(+7700)
(Luk50)
スキル
言語魔法LvMAX
錬金術Lv3
収納術Lv3
回復魔法Lv2
属性魔法(火1水1風1土2光1闇1)
生活魔法Lv3
回復料理LvMAX
従魔疎通Lv2
従魔召喚
従魔帰還
信頼の力
(サラサ、マーナ、メティ、サナ、ライ、プリュム)
ち
神様「んー超手っ取り早いのは創造神の加護を付けるのが早いかもなぁ。でも知られちゃうとキミをめぐって戦争になりかねないんだよね」
ナオ「…誰も持ってないんですね?」
神様「そういう事さ。信頼の絆はテイマーのステータスアップだと大事だしなぁ…君が世界中の魔物をテイムしちゃうと世界もキミも壊れちゃうし困ったな」
ナオ「いままでよく平気でしたね」
神様「滅ぼす魔王とかいないからね。いたのはステータスの高い魔族の王くらいだけどそれすら超えちゃってるもの」
ナオ「んー、なら神様しか見えない様にして体が持つくらいの加護を貰うとかですかね」
神様「いいけどつまんないと思うけどね。キミ最強装備でダンジョンに潜って楽しいと思うかい?」
ナオ「…つまんないとくるとは思いませんでした。切った張ったが楽しいのは格上か同じ力関係だけでしょうしねぇ」
神様「そうだよね。うーん、困ったね」
ナオ「どうしましょう」
神様「とりあえず君が死なないようにレベルアップして器が耐えれるようになったら加護を外す仕様にしようかな。現在のステータスが変わると変だしね」
光の神様「創造神様少し宜しいでしょうか?」
神様「どうしたんだい?」
と神様達でひそひそ話を始める
全員チラチラとこっち見る感じ…天然タラシなんだろうなぁ俺…
神様「却下!君達は節度を保ちなさい!」
神様ズ「えぇー!」
神様「大体ね!本人もつまんない人生は嫌だって言ってて無理やり君達の加護を押し付けるのはダメでしょう!どれだけ気に入ってしまったんだいまったく」
属性神様達はぶーぶーと文句を言ってるが俺も勘弁して欲しいなぁそれ
神様「大体このステータスは既にチート、ズルに近い状況なんだよ!ボク達は不干渉が基本なのにもう」
ナオ「あははは、すいません」
神様「いいよ、こちらでももう少し考えてみるさ。レベルアップで対応出来るステータスまで加護を付けて保護しよう」
ナオ「わかりました、お手数おかけします」
神様「それじゃこちらに」
と創造神様にぎゅっと抱きつかれる
属性神様たちがジト目で見られる…見ないフリだ!
とポウっと暖かい光が俺の中に入ってきた
これが創造神様の加護か
神様「これで大丈夫だよ、さぁ元の世界に」
と言った所で属性神様達に囲まれた!
何!?
闇の神様「私達もハグして下さいまし」
ナオ「えええ!?」
神様「コラコラコラ!加護を与えちゃダメって言ったでしょう!」
土の神様「加護は付けないであります!ハグするだけであります!」
神様「ホント気に入りすぎだから!まぁそれならいいけどさ」
ナオ「ダメでしょ!」
風の神様「いいんだよー!⊂(`・ω・´)⊃バッ」
火の神様「そうだそうだ⊂(`・ω・´)⊃バッ」
水の神様「私もしたいです⊂(`・ω・´)⊃バッ」
と3人に(っ´>ω<))ω<`)ギュッとされてしまった
柔らかい気持ちいい…思わず皆の頭を撫でてしまった…あれ?何時もしてるじゃんね
と今度は光、闇、土の神様達にぎゅっとされた
何時ものと思ったらなんだか可愛い神様達だなぁと思っちゃうね
こちらの3神様達も撫で撫でして上げると嬉しそうにしてくれました
神様「全く、中々無いよこんな事。ほらボクにもするんだ」
ナオ「あはは、どうぞ」
と創造神様もぎゅっとして頭を撫でてあげる
もうなるようになればいいって感じだ
神様「はぁ、全く皆子供みたいじゃないか…ボクも頭を撫でられるのは初めてだし気持ちいいものだねぇ…」
ナオ「神様達は異世界で1番上ですから甘える事が無いでしょうからね。ま、俺なんかで良ければいくらでもどうぞ」
神様「そうだね、じゃあ戻すよー。おかえりなさーい!」
と神様の部屋から意識が切れる
神様も甘えたい時もあるのだろうなぁと思いながらプツンと意識は切れてしまった
⊂(`・ω・´)⊃バッ⊂(`・ω・´)⊃バッ⊂(`・ω・´)⊃バッ




