No.79「神様達とお話」
説明回
ナオ「ん…ここは?」
「やっと繋がった、よく来たね」
ナオ「白い部屋…という事は貴方は神様ですか?」
神様「うん、合ってるけど理解の仕方が斜め上すぎじゃない?君は今部屋で判断したでしょ」
ナオ「ええ、異世界に来たら白い部屋に来て面談して送られるのが転移物の小説によくありますならね」
神様「なんというか…人の思いつきは予想を超えて来るね。っとでは初めまして私が神様です」
ナオ「どうも…ナオと申します…あれ!?神様!なんか苗字が思い出せません!んんん?ナオって名前もなんか違和感が…」
神様「んー、それは異世界転移のせいだね。こちらに来て敵を倒すときや目の前で人が死ぬ事があるからね。ストレスを感じないように1部の記憶を改ざんしてしまうんだよ」
ナオ「ストレスが堪らないようにですか…ある意味仕方の無い仕様になってるんですね」
神様「君が乗ってきた車にある車検証に載ってる名前やスマートフォンに残ってる名前も変わってしまっているからごめんね」
ナオ「わかりました。ところで自分は何故この異世界に来たんでしょうか?」
神様「昔からこの異世界と地球上でワープホールが繋がってるんだけどそれを見つけて僕はそれを閉じたりする仕事をしているんだ。ただしそのワープホールの予想が全くつかないんだよね。力の波動を感じてその瞬間に閉じるんだけどワープホールが発生した時その中心にある物に関しては既に転移してしまう物として扱われるんだ。そして神が出来ない事は時の巻き戻しだ。何故だか解るかい?」
ナオ「んー1つの予想としては未来への干渉してしまう事柄なので別の次元が発生してしまう事ですか?」
神様「パラレルワールドの見解かな。それも1つの現象だね。例えば生きている自分、死んでいる自分がいると言う現象が出来た時点でまず子孫がいるいないが出来るね。会わなくなった人もいるだろう。死んでしまったら人との繋がりが無くなった事でその相手にも干渉するからね。生きる喜びを教えたりしたら大変だね。そこから更にパラレルワールドが発生してしまうからね」
ナオ「と言う事は間違いでも無いんですねぇ、突然ワープホールが発生して神様でも止めれずにそのままこちらに来てしまったんですか…」
神様「そうだね、結局は神と言われても出来ない事もあるって話さ…皮肉な事だよね」
ナオ「神様のせいでは無いなら仕方ないでしょう。そもそも人と神様って割と不干渉でしょうしこうやって話をするのも大変なのでは?」
神様「んんー、ガッツリ干渉する事ってのはあんまり無いかなぁ…でもね聖者や聖女、勇者なんか関わりあるよ。地球にもそんな話あるでしょ?どっかの宗教や英雄のお話とかね」
ナオ「あーありますね。なるほど」
神様「ちなみに言っとくけど僕はこの異世界の創造神だからね。地球には神様沢山いるからなぁ…あちらの創造神は大変そうだよ…」
ナオ「あれ?創造神様って事は他にも神様がいるんですか?」
神様「いるよー、ちょっとまってね…おーい皆おいでー」
と神様達がいきなり目の前に現れた
無音で来るのは止めて欲しい
神様「この異世界だと各属性の神と僕こと創造神の7神だよ、ちなみに神様全員女性さ」
…なるほど、お若い見た目だなと思った創造神様も女性ですか
ボクっ娘とは思わなかったなぁ
神様「あはは!お若いと思われるとは思わなかったなぁ、ちなみに何故女性なのか解るかい?」
ナオ「いや、それはさっぱりわかりません。地球だと男神と女神が一般的でしたしねー」
神様「ちょっとは考えようよw」
ナオ「目の前の神様達が答えですか?」
神様「ふふ、これは内緒にしよう。とりあえず僕達は皆女性さ。皆自己紹介してあげてね」
白銀の髪の神様がぺこりと頭を下げてニコッと笑って自己紹介をしてくるました
神様達が女性と意識したらすごく美人さん達だなぁと思ってしまった
光の神様「私は光の属性神です。聖属性も光なんですよ、貴方の回復魔法も私の力の一部ですね。宜しく御願いしますね」
黒髪の神様が前に出て頭を下げた
妖艶な笑顔で少し前屈みになってしまって黒髪の神様は苦笑してしまった
闇の神様「私は闇の属性神ですわ、破壊神とか言われてしまう事もありますけど、貴方の錬金魔法の発酵食品なんかは私の属性魔法一部ですわよ。ヨロシクね」
チュッと投げキッスを貰いクラクラしてしまう
次は赤い髪の軽装な神様がニコニコと会釈する
男装の麗人と言うべき美人さん大好きです
と思っていたら少し顔を赤らめてしまった…
ちょっと俺の考え筒抜けかこれ!?
と創造神様を見たらニヤニヤしていた
筒抜けだなこれは…
火の神様「そ、そんな美人だなんて…恥ずかしいな!俺は火の属性神だぞ。ヨロシクな!」
とそそくさと下がってしまった…ちくせう
もっと見たかったかもと思っていたらマリンブルーの神様が前に出て優雅に頭を下げる
貴族のようなドレス姿に素晴らしいお胸様に目がいってしまった…素晴らしい!
水の神様「私は水の属性神です…そんなに見つめないで下さいませ」
この神様、顔を手で隠してもじもじと下がった
ご褒美でしょ!
と次はグリーンの髪の神様がササっと出てきてぺこりと頭を下げるとニコッと笑った
エルフのような顔立ちでこの神様も美人さんだなぁ
風の神様「私は風の属性神だよ、美人って言われると嬉しいかも。ヨロシクね」
ニコニコっと笑って後ろに下がり最後にブラウンヘアーの筋肉質な女性が前に出て頭を下げる
火の神様みたいだけどこちらの女性はさらに軽装で割れたシックスパックが印象的だ
土の神様「私は土の属性神であります、ヨロシクお願いしますであります」
体を鍛えている美人さんて素敵だなと見ていたらやはり考えを読み取られたのか顔を赤らめて下がってしまった
神様「皆自己紹介は終わったねー…ねぇ君挨拶だけで属性神のみんなが好意を持ったんだけど天然かな?天然タラシだよね!」
ナオ「私はどの神様も素晴らしい方だと思っただけですよ!天然タラシではありません」
神様「ふふふ、まぁいいさ。ボクも君が好きな所あるしね」
ナオ「ええ!?」
神様「あ!そうそうとりあえず説明は終わったと思うけど君、今かなり危ない状況なんだよね。それの調整の話をしようか」
どうやら俺は危ないそうです
次回に続きます
なお締まらないので明日の0時追加です




