No.76「ただいま!」
ほっこり回…だと思うの…
今俺はサラサに乗ってクーンの街へ帰宅中だ
そして今日の晩御飯で買ってきたチーズや牛がメインの料理を考えている
リゾットやシチュー、ピザなんかもいいな
そしてケーキ、自分はチーズケーキは大好物だ
現代では炊飯器のチーズケーキなんかよく作って知り合いと食べたもんだ
クリームチーズもホエイを使った本格じゃ無ければ牛乳チーズレモン汁に塩を加えて作れる
他にも材料があるならプリンやキャラメルなんかもいいなぁ
今日は牛乳素材の良さを活かしてアイス作るか
ピザ!アイス!よーし
と献立を考えていたら街に着きそうだ
今回はグルグル声のドラゴン声を言葉でお送り致します(ドラゴン化が短いので)
サラサ「もうすぐマーナのいた森なのじゃ」
ナオ「おー、やっぱり早いなぁ」
サラサ「そうじゃろそうじゃろ」
ナオ「今日の献立も決まったしさっさと帰ろう」
と森の近くのクレーターに降りた
街に直接降りたいのだが流石に人目がつきすぎるのもあるんだが結界を壊してしまう
前にサラサが落ちてきた時はマーナの魔法で一時的にぶっ飛ばしてたから結界が無かったそうだ
閑話休題
ピカっと光ってサラサが人化して俺とサラサは街に歩き出す
飛んでる時に魔物は見えたが慌てて逃げ出すのを俺は見てた…まぁ食われるからな…
そんな中メティと言いプリュムと言い今日のフェニックスと言いよく向かってきたもんだと思う
メティは飯に釣られて
プリュムは鈍感系で力も無くステータスが全く増えてなかったからな
フェニックスは母強しと言った所だろう
ドラゴンネットワークでサラサがメティからフェニックスに子供が生まれたのは超珍しいらしいと伝えてきた
まぁフェニックスが沢山産まれたらバランスが
ヤバそうだ、世界中が再生されてお年寄りも病人も生き返りそうな気がする…
ヒナは病気だったけどもね?
そう言えばフェニックスに連れ去られた時に落とされても多分死なないんじゃないかなぁと思っていた
初期のステータスの100倍以上だしな…
ナオ「なぁサラサ」
サラサ「なんじゃ?主殿」
ナオ「かけっこしようか」
サラサ「お?どうしたのじゃ?」
ナオ「ちょっとステータスの確認だな」
サラサ「ふむ、うむ!よいぞ」
ナオ「じゃあ街の入り口の近くの木がゴールな」
サラサ「わかったのじゃー」
ナオ「それじゃここからな」
と足でガリガリと線を引いた
ナオ「いくぞー、よーい…ドン!」
サラサ「きゃっほーい♪」
ナオ「ぬおおおおお!」
二人でぜ ん りょく しっそー!してみた
結果
ナオ「イェェエエイ!」
サラサ「ぬぁー!?負けたのじゃー!」
俺が勝った!
ステータス的にサラサが勝ちなはずだけどなー
と思ったらサラサはア〇レちゃん走りで手で風の抵抗をモロに受けてた
ナオ「手で風を受けたら遅くなるに決まってるでしょ…」
サラサ「翼に風を受けるみたいで気持ちいいのじー!仕方ないのじゃー!」
ナオ「あー、なるほど」
という訳でステータスに間違いはなさそうだ
∠(゜Д゜)/イェーイ人外化してる俺イェーイ
ふぅ…
西門の門番さんがかけっこを見ていたようでまたアンタか!みたいな顔をしてた
ナオ「あ、ご苦労さまです」
門番「ありがとうございます…」
ナオ「毎度お騒がせしてすいませんね」
門番「街の人達に迷惑にならないなら構いませんよ。その子達のおかげで西門ら辺の魔物はかなり減りましたしね」
あ、ウチの子達の事知ってるんだな
ナオ「平和になってるなら良かったです。それではまた」
門番「はい、ご自宅は近いですがお気をつけて」
とサラサと二人で家に帰ってきた
足湯にした場所で手を洗い家の中に
マーナ「主!」ヾ(*´□`*)ノ
マーナが突撃してきた
ナオ「うわっぷ!マーナただいま」
メティ「おかえりにゃー」
メティは猫状態でトンと肩に乗ってきた
流石お猫様だ身が軽い
プリュム「わーいおかえりなのだぁー!」
・:*三( ε:)`д゜)・;"
ナオ「むりぃ!」ドッシーン
メティ「ふぎゃー!」
俺は倒れてしまった
サラサ「家に帰ってきただけで波乱じゃ…」
マーナ「スンスンスン!サラサ!こっちくる!」
サラサ「む、逃げぬ!逃げぬから!」
とサラサはマーナに2階へ引きずられていった…
すまん!
メティ「にゃーん」( *´∀`))´ω`)スリスリ
ナオ「とりあえずコタツ行こう」(ノ´ω`)ノヒョイ
プリュム「はいなのだ」(´。>ω(•ω•。`)ぎゅっ
と部屋に入った所でライとサナが寄り添いアスカとコタツでぬくぬくしてた
ライ「おかえり」
サナ「おかえりなさい」
アスカ「おかえりなさい」
ナオ「ああ、ただいま」
俺はライ達とは反対に腰を降ろしコタツ布団の上にメティを置いて撫でておく
プリュムが横にくっ付いてい離れないのはもういいや
メティ「はにゃーん♪」
ライ「色々と大変だったみたいだな。フェニックスはその後どうだ?」
ナオ「ほぼ回復しきったみたいだからそのまま帰ってきたよ。何かあったら家に来るように言っておいたから大丈夫だろう」
サナ「そう、良かったわね」
アスカ「フェニックスの命を救うとは中々無さそうです」
ナオ「ま、いきなり拉致られたけど子供達が大事だったから仕方ないと思ったしな。朝からプリュムは来るわで大変だったけどな」
アスカ「フェニックスもそのうち仲間になりそうな予感しかしません」
ナオ「ま、おいおいで。ただプリュムが来たから鶏肉が食えなくなったか」
プリュム「うーん、ご主人様。実はその…人化しちゃうと全然気にしないでいいかもしれないのだ」
ナオ「どゆこと?」
ライ「うむ、もうプリュムは強すぎてプリュムと言う種として扱った方が良いと言う事だな」
サナ「こんな強いクックドゥドゥいませんしね」
プリュム「市場に見学にいった時にお肉や籠の同種を見たけど禁忌感が無かったのだ…」
ナオ「よし!プリュムはプリュムだ!そういう事で決定だ。ただしなんかあったら言うようにな?」
ヾ(・ω・`*)
プリュム「あうぅこれがご主人様の…」
(///ω///)ボッ
アスカ「落ちましたね」
サナ「落ちたわね」
メティ「ウチにもするにゃ!」
ライ「わはははは、また楽しくなったな」
ナオ「君達夫婦もまだ来てそんなに経ってないからね!?」
ガチャりと扉を開けてマーナとサラサが帰ってきた
サラサは勝ち誇ったように笑顔だ
反対にマーナが凹んでる?
サラサはマーナに横を譲りアスカの隣に
マーナはプリュムの反対側に座り抱きついてきた
マーナ「ん!」(´•ω•`)-ω•,,`)
ナオ「ん?どうした?」(*・ω・)ノ"(ーωー*)ヨチヨチ♪
マーナ「(*´・ω・`)はぅ(*´﹃`*)♡」
ナオ「全く甘えたがりばっかりだな」ヾ(・ω・`*)ノ
プリュム「(´﹃`)気持ちいいのだぁ」
マーナ「( ˆ꒳ˆ )エヘヘ」
サラサ「仕方ないのう」
アスカ「仕方ありませんね」
帰ってきただけで大騒ぎするうちの子達
そういや家猫は飼い主が帰ってきたらお祭り騒ぎと同じ気持ちになるとか聞いた事がある(ねこぱ〇ち書房より)
さてそろそろ料理しないとなぁ
次回
パーティー∠(゜Д゜)/イェーイ




