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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
67/139

No.67「緊急閑話!クリスマスは突然に」

クリスマスバージョンの一コマをどうぞ

しんしんと雪が降る

今日はクリスマスイブ

性なる聖夜な夜に子供達がプレゼントを貰う為に靴下を下げる



ナオ「俺のいた世界ではな?12月24日にサンタクロースと言う人がいて毎年この日に靴下を寝床にかけておくとプレゼントが貰えるんだ、その際ちゃんと欲しい物を紙に書いておくんだぞ」


サラサ「むむ!プレゼントは良いのう。じゃがそのサンタクロースとやらは何者なのじゃ?」


ナオ「ざっと説明するとセントニコラオスという人が子供を売らなければ行けない家族を哀れんでその家族の家の煙突から金貨を投げ入れたんだ。煙突の下には靴下があってその中に入った。次の日に靴下から金貨が発見されその家族は助かった。その逸話が世界中に広まりセントニコラオスが訛ってサンタクロースになったんだな。そしてサンタクロースは毎年靴下にプレゼントを入れていくと言う事になって信じられてる。ところがどっこいこのサンタクロース、本当にいるんだな。俺らの世界ではある国で職業としてあって手紙を書くと返事を返してくれたりな」


マーナ「それは凄いの」


ナオ「それじゃ自分達も真似をして紙に欲しい物を書いて靴下に入れておくようにな」


メティ「わかったにゃー」


フィラム「楽しみだぜ」«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク


ハロル「私の欲しい物は決まってます」


アスカ「ええ、そんな話があるなんて驚きですね。欲しい物…何にしましょう」


ミルド「現実にあった話からとは恐れ入るな。欲しい物…フィラム決まった?」


フィラム「おう!ミルドは…欲しい物とかあるのか?」


ミルド「私も領主とは言え女だからな!欲しい物のひとつやふたつあるさ」


マリン「うふふ、皆楽しそうですね」


サナ「私達も書いていいの?」


ライ「いいのか?ナオ」


ナオ「まぁいいんじゃないか?あぁそうそう今日の夜はご馳走だから夜ご飯には皆家にいるようにな」


サラサ「ご馳走なのじゃー!」


マーナ「楽しみ!主からご馳走って言葉は中々無いの」


メティ「きっととんでもない物が出てくるのにゃ!」


ナオ「ははは、ちなみに今日はクリスマスイブで明日がクリスマスって言うんだ」


アスカ「クリスマスイブなんですねぇ」


フィラム「へぇ、名前まであるんだな」


ハロル「何だかワクワクしますね!お師匠」


ミルド「クリスマスか、中々いい名前じゃないか」


マリン「これは毎年イベントにしたらもしかしたら儲けられるかも!」


ライ「異世界のイベントをこの世界でやるのだな」


サナ「いいわねぇ」


ナオ「こほん、じゃあそれぞれ欲しい物の紙を書いたら靴下に入れるように!あぁ一応俺が来た世界の言葉で書き足してやるからそれも一緒に入れてくれ。現実的な物だと貰えやすいとかあったみたいだぞ」


と付け足して全員の欲しい物を見るのだ

サラサ、マーナ、メティは俺と同じ物が欲しいと書いてあった…ええ子達や


フィラムは幻の金属が欲しいとの事

ふふふ、オリハルコンは手に入らなかったがそれに近いモノは入手してある


アスカは俺が作った物が欲しいとの事なのでちょっと考えてからブローチを作ってやった


ハロルはこの家の鍵が欲しいそうだ


ライとサナは二人ともサラサの欲しい物を考えていたみたいだが…結局わからず便利な魔道具と書かれて会った


マリンは……………………マリン?


ミルドはお嬢様らしく?服が欲しいと書いてあったが俺がチョイスしないとダメっぽいな



マリンの欲しい物

ずばり子供だった

さすがにこの状況で子供は無理だ!

聖夜とは言え従魔3人と一緒に寝るのが習慣化しているから外に出ようとしたらバレるしどうしようもないので今回は俺とデートと言う事で一応カタをつけた…



そして夜

まずは七面鳥ならぬコカトリスのロースト丸焼き

子供が大好きハンバーグに唐揚げ、ポテト!

そして!目玉は特大ケーキである

飲み物は酒とジュースを用意した

初お披露目のシャンパンはスパークリング白ワイン

ジュースはスパークリング白ぶどうジュースである


結婚式で出るような特大ケーキを作り上げた俺は頑張った!


コカトリスは外で火を通しながらグルグルと回しながらタレをかけて作り上げた、これには皆で楽しく作ったので隠してはいない

主にミルド、フィラム、ハロル、マリン、ライ、サナが担当してたな


サラサとマーナとメティでハンバーグと唐揚げとポテトは下ごしらえをしてあったものを焼いたり上げたりして貰った


アスカにおにぎりを大小ふたつ作って雪だるまみたいにして貰い海苔で顔を作って雪だるまおにぎりにした


特大ケーキは俺が店舗で1人スポンジから生クリームまで全て作り上げた

それを3段に重ねていちごやチョコでトッピングした物を最後に出したのだった


クラッカーは無いが皆でメリークリスマスと言いながら開催である


サラサ「こんなに楽しいイベントなら大歓迎じゃ」


マーナ「うん、準備も楽しかった」


メティ「皆でワイワイするご飯は美味しいにゃー」


アスカ「おにぎり作りも楽しかったです」


フィラム「コカトリスをあんな風に焼くとは思わなかったぜ」


ハロル「ケーキ美味しいですぅー!」


マリン「まだまだ新しい料理があるのに驚きですわ」


ミルド「どの料理も美味しいな!皆で楽しめるとはいいイベントだな!」


ライ「うむ、この酒もシュワシュワしてて面白い!美味い」


サナ「娘と一緒に過ごすクリスマスっていいイベントねぇ」


ちなみに外にクラークさんが控えていたので中に入ってもらい一緒に飲み食いして貰いました


ローストチキンは美味かったし家の定番料理も好評でケーキも初なので新しい甘味として凄い勢いで無くなっていった

女性陣ばかりだから仕方ないね

俺とライとクラークさんで男同志の話も盛り上がり女性陣も満足したように飲み食いしながら夜は更けていった


深夜こっそり収納術で皆の靴下にプレゼントを入れてやる


サラサマーナメティにはお揃いでは無いが作ってあった物を入れてやる

勿論俺の手作りである

サラサはドラゴンを

マーナには狼を

メティには猫を

それぞれに書いてある金属板をチェーンに通してネックレス風にした


フィラムには幻のヒヒイロカネの原石である

こちらも加工が難しく中々出回らないのを俺がマリンから購入してある


アスカにはモルガナイトのピンクのバラのブローチを

アスカの髪の色と一緒でバラは1人でダンジョン制覇してきたアスカに気高い志があると思ったからだ


ハロルの鍵…前に欲しいって言ってたからくれてやれば良かったと思ったがカラビナに通してキーホルダーセットで作ってやった

ちなみに俺達が持ってるのはマルカンで作ったやつなのでまた違う一点物だ


ライとサナはクリーン使えないので二人ともクリーンを仕込んだ魔石のキーホルダーだ


ミルドには俺が選んだ日本人風の洋服1式を


そして…マリンにも同じく服を選んだおいた

さすがに1人だけ仲間はずれも嫌だなと重いミルドの買い物と一緒に買ってきた


明日になればまたみんなの喜ぶ顔が見れる

そう思いながら俺は寝室に戻り皆の寝顔を見ながらクリスマスを過ごしたのだった


今日は楽しいクリスマス

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