No.65「服を買おう!」
年末年始までもうしばらく執筆が遅くなります
リアル優先中でございます
見てくれている皆さんに感謝を
今年も残りわずかですが宜しく御願い致します
誤字修正ありがとうございます!
ご飯を済ませて俺はコタツに大の字で寝転んだ
腹も膨れて俺が大の字になったらそれに合わせて横のサラサが寝転んで俺の腕を枕にしてきた
負けじとマーナも反対の腕を枕にする
両手のひらにはメティとアスカが撫でてと言わんばかりに頬を寄せている
ちなみにこのおこたは普通のコタツよりもかなり大きいので全員入っても割と余裕だ
サラサ「やはり主殿のご飯は美味しいのじゃ、妾は満足じゃ」
マーナ「お腹いっぱい、幸せ」
メティ「ウチも満足にゃ、ごろごろ」
アスカ「ふふ、のんびりです」
ライ「全く娘達はナオの傍を片時も離れたくはないと必死だな」
サナ「仕方ないわよ、ナオの料理は美味しいし優しいしのんびり出来るこんな環境中々ないわ」
ライ「それも含めてナオは甘やかしの天才だな」
ナオ「ははは、褒められてる気がしないなぁそれ」
ライ「そうでもないぞ?ここまでの環境は中々作れるものでもあるまい、まるで我が家のようだ」
サナ「ふふ、そうね。家ってこんなに心休まる物だったのね」
ドラゴン夫婦は寄り添いながらまったりとした時間を楽しんでいるようだ
ナオ「もう少ししたら服屋にいくからなぁ」
サラサ「わかったのじゃ」
マーナ「うん」
メティ「にゃー」
アスカ「はい」
ライ「うむ」
サナ「ええ」
こうしてまったりと食休みを堪能するのだった
1時間後
ナオはいつの間にか寝ていたと思ったら全員寝ていたようだ
俺が起きたのを感じ取ったのかサラサとマーナがパチリと目を覚ました
サラサ「ちと寝たのう主殿」
マーナ「おはよう主」
ナオ「ああ、おはよ二人とも」
手を頭から外したら痺れた、4人の枕にされて中々辛かったようだ
ナオ「ダンジョンから帰ってきて疲れてないか?」
いそいそと俺はコタツに座り直す
実はサラサとマーナはぴったりくっ付いてちょっと暑い
サラサはわからないがマーナはこういう時は割としっぽが揺れてる
機嫌が良さそうである
ちなみにサラサは顔に出る
満面の笑顔である
サラサ「妾は疲れてはおらんぞ」
マーナ「私も疲れてない。お買い物楽しみ」
ナオ「そうか、なら服屋に行こうな。俺に服のセンスは俺に無いからアスカとか店員にオススメは聞くかな」
サラサ「妾は別に主殿の勧めた服ならなんでも良いのじゃ」
マーナ「私も」
メティ「ふにゃぁぁ、何を話してるのにゃ?」
ナオ「メティも起きたか、俺に服のセンスが無いって言ってた所なんだよ」
メティ「ご主人は異世界出身なんだから異世界で見た服選びをすればいいのにゃ、それが1番ご主人らしいと思うにゃ」
ナオ「あー、そう言うのもアリかもな」
メティ「あまりに変な時は店員も何か言うにゃ、プレゼントなんだから自分で決めるにゃ」
ナオ「はっ!?そうか、それで皆喜んでたのか…」
まさかそんな思いだったとはナオは考えもしなかった
プレゼント選びは死ぬほど苦手だった
何故なら正解が解らないからだ
できるだけ変なカッコはさせないようにしないとな
そんな思いが伝わったのかサラサが話しかけてきた
サラサ「そう思い詰めなくても良いのじゃ。物を送る気持ちが嬉しいのじゃ」
ナオ「…そうか、ありがとなサラサ」
とサラサの頭を撫でてやる
するとマーナが横で下を向いてシュンとしてしまった
しっぽも力無く止まっている
拗ねたらしいのでマーナも一緒に撫でてやるとこちらは笑顔で返してきた
まったくうちの従魔達は可愛いな
そうしているとアスカとドラゴン夫婦も起きたので出る準備を整えて服屋に出発した
服屋は道具屋の近くにありパッと見でわかる
人数が多いので入ったらアスカにサナとライのを選んでもらい、俺は3人のを選んでいった
店員が来たのでアドバイスを貰いながら一人一人コーディネートしていく
まずはサラサ
黒の髪が映える様に明るい色をチョイス
ニットっぽい作りの白のトップスと明るいブラウンのフレアスカートを発見したので合わせて貰い寒くないように黒のロングコートで大きめのポケットが特徴だ
大人な感じになるように
サラサは見た目が若く見えるので変にならないようにかなり意識した
バッグが黒の皮バッグなので変にならないかと不安だったが特に違和感は無いかな
靴は暗めのブラウンショートブーツだ
サラサ「これが主殿のコーディネートなのじゃな」
ナオ「まぁ店員さんにだいぶ聞いたけどな」
サラサ「ふふ、ありがとうなのじゃ」
次にマーナ
マーナはサラサよりも少し大人な感じで銀髪だ
黒のトップスにしてスカートをピンクにしてやって黒のブーツでスカートがメインになるようにしてやった
なお、コートはモコモコのロングコートを所望されたのでそれを買ってやった
マーナ「ありがとう主」
ナオ「うん、似合ってるよマーナ」
マーナ「えへへ」
気に入ったようで何よりだ
最後にメティ
褐色ボディの黒のショートカットはやはり目立つ
かなり明るい灰色の大きめニットに藍色のチェック柄のスカートをチョイス
靴はブラウンのレザーブーツでパリッとした感じになった
コートはムートン生地の様な肌触りが猫の時の毛皮に近い物を選びました
メティ「にゃははは、このコートウチみたいな毛皮なのにゃ」
ナオ「どうせなら近い物にしようと思ってな?嫌か?」
メティ「そんな事ないにゃ!でも撫でるのは服じゃなくてウチにしてくれにゃ?」
ナオ「ははは、わかったわかった」
3人のコーディネートを終わらしたところでサナとライがアスカに連れられてきた
アスカ「お二人ともできるだけ長く使える無難な物にしました」
ナオ「アスカありがとう。うん二人とも似合ってるぞ」
ライ「そうか、ふふ、なんだかこそばゆいなぁ。ありがとう」
サナ「人の服を私達が着ることになるなんて思わなかったわ、ありがとうね」
ライは完全に紳士と言わんばかりのコーディネートだな
シルクハットを被せたら英国紳士に間違いわれるくらいだろう、コートも黒のロングコートだしおすし
元々ライは冒険者の猛者みたいな佇まいで人化した時はボロ布を纏っただけだったのだが顔は俺よりカッコイイ上に身長も高い
顔も彫りの深い顔で大きな古時計を歌いそうな顔立ちだ…おじいさーん!
サナはサナでサラサの大人版?みたいな印象だ
優しい顔つきでお胸が素晴らしいのでニットのセーターとかもう反則である
ボンキュッボンは伊達じゃない!
ちなみに周りがあまりに変わり過ぎてわーきゃー聞こえる
そうそう、ここで1つサラサとライとサナの違いをひとつ
サラサは頭に小さな角があり大きなしっぽがある
サナとライは無い
これはライとサナがもう完全に大人で人と触れ合った事がある事が起因だそうだ
そのあたりもまたそのうち聞けるだろう
ナオ「後は俺とアスカの服だな」
アスカ「ええ?私はこの紋付袴でいいのですが…」
ナオ「ほーほーアスカはプレゼントはいらないんだなー?」
アスカ「いります!いりますから選んで下さい!」
(乂'ω')ガシッ:( ;´꒳`;):
ナオ「く、苦しい!」
こうして俺はアスカのコーディネートを選ぶ事に
アスカはピンク髪のポニーテールで童顔だ
トップスはネイビーのセーターに淡い赤のチェックのスカートでブラウンのロングブーツを合わせてみた
どうしても刀は持ちたいという事で剣帯を合わせたトレンチショートコートを合わせてみた
イメージは昔の憲兵さん
ただアスカは元が良いので活劇に出そうな格好になって周りの女性がちらちら見ている
アスカ「なんかいつもと違うのですがこういうのもいいですね」
ナオ「ああ、いいな。似合ってるよアスカ」
アスカ「うふふふ、ありがとうございます。以外と動きやすくていいですね」
ナオ「刀があるからなぁ、持ち物で選んだ感じだ」
アスカのプレゼントも大丈夫そうだ
後は俺のを適当に買う
黒のロングコートとカジュアルな黒のセーターにジーパンっぽいのを数点だ
サラサ達の下着も忘れずに買うように言った
ライのは店員がサイズを測ってたので下着を各5着ほど
こうして皆が新たなデザインの服で出ると夕方になっていた
そして周りの目が集中する
全員が全員イケメンにイケ女だから仕方ないか
今日の帰りはメティとアスカが手を握りながら全員ニコニコとしながら帰っていった
たまにはこういうのもいいなと思ったのだった
せめて週1くらいは書き上げたい
でも…涙が出ちゃう…
お待たせしてごめんなさい
クリスマスェェエエ工!




