No.62「ダンジョンの成果」
バキネタに悔いはない
バトルパートが入ってきそう…
コタツに全員座りぬくぬくしながら話をしていく
メティは鞄をコタツに置いて変化を解いて俺の上に乗ってきたので抱いて腕の中で丸くなった
尻尾がゆらゆらと揺れているので機嫌は良さそう
それを見たサラサとマーナは自分の両脇に移動して寄りかかってきた
サナとライはその光景を見て苦笑していた
アスカは見慣れたものでニコニコしている
アスカ「それではダンジョンの踏破での成果を話していきますね」
ナオ「あぁ頼むよ」
アスカ「まず、3人にサポーターになってもらった事で中級ダンジョンの戦利品は全て回収出来ました。この中には食料が多めにありましたのでそちらは後で話します、次に薬草が上級中級初級の3種類あり確保してます。これらは回復ポーションの材料になりますね、一応その上に特級薬草がありますがこちらは出ませんでした。それ以外には毒消し草が少々と敵に使う為の睡眠草や混乱草も少しあります」
サラサ「草にも色々あったのじゃ」
マーナ「もう覚えた」
メティ「実物は初めて見るのも多かったにゃ」
アスカ「では次に魔物の素材ですね、こちらは特に目立った物が無く自分達で使う事は無いものと判断して冒険者ギルドに全て売りました」
サラサ「魔物の毛皮や昆虫の殻、牙もあったかの」
マーナ「とはいえ私達が倒した敵の物だから微妙」
メティ「手こずる相手がいないにゃん」
アスカ「次は武器と防具ですね、防具も中級者から上級者が使うのがせいぜいで武器もユニークな物は無かったのでこちらも冒険者ギルドに売りました」
サラサ「妾の鱗を武器にした方が100倍強いのじゃ」
マーナ「私の毛を防具にした方が100倍強いの」
メティ「ウチの毛もそれなりに強いけどにゃ、二人のは規格外だにゃ」
ナオ「メティのは手触りがいいよな」
なでなで( ๑´•ω•)۶"ニャンฅ(>ω< )ฅ♪
メティ「やっぱりご主人の手は最高にゃ」
サラサ「妾達の主殿じゃからな」
マーナ「主は最高なのは知ってる」
ライ「娘達がここまで心酔してるとは…」
サナ「まー仕方ないわね」
アスカ「こほん、ではここからが本題でダンジョンで出た食料をナオさんに美味しく料理して貰おうと言う話になり全て残しました」
ナオ「え?」
アスカ「毎日毎日、タダで私達のご飯を作ってるってちょっと心苦しかったのでお礼です。そしてこれからも宜しくお願いしますね」
ナオ「あはは、気にしてたのか。なら貰って美味いもの作るよう頑張るな」
アスカ「はい、それでこちらがリストです」
と紙を1枚手渡された
えーと?
オーク肉134個
ハイオーク肉32個
ボア肉26個
クラッシュボア肉53個
魔牛肉10個
酒乱牛肉45個
ミノタウロス肉40個
ドラゴン肉1個
ナオ「ドラゴン肉?」
アスカ「ええ、最下層のボスから肉と爪と牙が出ました」
サラサ「妾の知る竜では無かったのじゃ、しかも弱いしのう」
マーナ「翼が無いドラゴンだったのに地龍でもなかったの、不思議ドラゴン」
メティ「ダンジョンのドラゴンはサラサ達とは完全に別物なのにゃね」
ライ「ほう、そうなのか。我も見てみたいな」
サナ「翼の無いドラゴンの想像がつかないわね」
アスカ「楽しみにしてますねナオさん」
ナオ「まぁ後で見てみよう、3人はスキルはどうなった?」
サラサ「まだ全員覚えてないのじゃ」
マーナ「でももう少しな感じはするの」
メティ「スキル習得は個人差あるにゃ、気長に構えた方がいいにゃ」
アスカ「冒険者ギルドに売った物のお金はおよそ金貨1200枚でしたのでこれを分けたいんですが1度ナオさんに相談しとこうと思いまして」
ナオ「て言ってもサラサ達がお金で買う物あるのか?」
サラサ「無いのじゃ」
マーナ「ないね」
メティ「ご飯はご主人が作ってくれるしにゃ」
アスカ「なので困ってしまって」
ナオ「ならアスカが貰えばいいんじゃないか?」
アスカ「拙者も特にいらないんですよね…装備品は充実してますし…ご飯食べさせて貰ってますし、なのでナオさんと拙者で半分にしませんか?」
ナオ「俺も特に困ってないからなぁ、アスカそれでいいのか?」
アスカ「ええ、構いません」
ナオ「わかった。まぁ俺もどこかで金を使わないといけないんだよね…手持ち見るのが怖いわ」
アスカ「今ナオさんどのくらいあるのです?」
ナオ「見てみるか、ステータスオープン」ヴォン
職業 商人 テイマー 料理人
Hp200(+1500+1500+1000+2500+3000)
Mp800(+3000+6000+10000+13000+14000)
Str70(+300+200+100+500+700)
Spd40(+150+200+100+300+350)
Dex200(+400+500+750+600+750)
INt250(+700+1000+2000+2000+2000)
(Luk50)
スキル
言語魔法LvMAX
錬金術Lv3
収納術Lv3
回復魔法Lv2
属性魔法(火1水1風1土2光1闇1)
生活魔法Lv3
回復料理LvMAX
従魔疎通Lv2
従魔召喚
従魔帰還
信頼の力
(サラサ、マーナ、メティ、サナ、ライ)
ち
所持金
白金貨130、白銀貨4、金貨9、銀貨3、鉄貨3枚
ナオ「見にくいわ!+まとめて詳細表示したい時に出るようにしてくれよ」
するとプレートがカッと光だし数字が変化しだした。あれ?叶えてくれてる?
職業 商人 テイマー 料理人
Hp200(+9500)
Mp800(+46000)
Str70(+1800)
Spd40(+1100)
Dex200(+3000)
INt250(+7700)
(Luk50)
スキル
言語魔法LvMAX
錬金術Lv3
収納術Lv3
回復魔法Lv2
属性魔法(火1水1風1土2光1闇1)
生活魔法Lv3
回復料理LvMAX
従魔疎通Lv2
従魔召喚
従魔帰還
信頼の力
(サラサ、マーナ、メティ、サナ、ライ)
ち
所持金
白金貨130、白銀貨9、金貨4、銀貨3、鉄貨3枚
おお!ありがたい、かなり見やすい
てか+値でかなりぶっ壊れてるな…大丈夫かな
金が増えてる…まだ増えるのこれ
1億とか何に使えと…
まぁいいや
ナオ「金貨13094枚あるわ」
アスカ「私より多いですね」
ナオ「てか金使わないと減らないからミルドに相談してたんだったな…まぁいいや」
アスカから半分の600枚を預かる
これは収納術の方にいれておく
ご飯代なんかはこっちからだそう
ナオ「アスカ、今のお金をご飯代で回すようにしていいか?」
アスカ「構いませんよ」
ナオ「それじゃそうするか、サナ、ライは収納術あるか?」
サナ「ないわね」
ライ「ないな」
ナオ「ならダンジョン行きだな、二人ともステータスだけでも強いのはわかった。それでも万が一の場合を考えて収納術を覚えてもらう。それに回復ポーションを入れられるようにしてくれ」
サナ「わかったわ」
ライ「ああ、了解だ」
ナオ「アスカ、次は上級ダンジョンに潜るのか?」
アスカ「そうですね、6人パーティですからそれがいいかもですね」
ナオ「ふむ、それで踏破予定日数は?」
アスカ「余裕を持って4日ですね」
ナオ「それだと流石に弁当じゃ厳しいな」
アスカ「ナオさんも一緒に行けばどうです?」
ナオ「うーん、それしかないか」
サラサ「一緒に行けるのかや?」
マーナ「主と一緒!」
メティ「美味しいご飯にゃー」
アスカ「きちんと準備しないといけませんね」
ナオ「んじゃその予定で、そういやライとサナは客室に泊まる形でいいよな?」
サナ「ええ、大丈夫よ」
ライ「宿の確保の手間が省けるのはありがたいな」
ナオ「なら購入予定はサナとライの収納カバンだけだな。それもダンジョンに行く前でいいか…なぁアスカ、次のダンジョンに潜るとしたら何時にする?」
アスカ「流石に今日も強行軍で帰ってきたので少しゆっくりしたいですから1週間くらいは空けたいですね」
ナオ「了解、だとしたらマンションタイプの家が出来あがるな」
アスカ「あ、いいですね」
ナオ「ただ耐久性が不安だな…」
サラサ「それなら妾の鱗を使えば良いのじゃ、幸い母上と父親もおるし3頭の不要な鱗を持ち寄れば一軒くらい覆えるじゃろ」
サナ「ええ、いいわよ」
ライ「ははは、我らの鱗を家に使うとは面白いな」
ナオ「サナとライはかなり大きいから下手したらコートじゃなくてそのまま貼り付けても大丈夫な気がするわ、まぁ数によるか」
アスカ「とりあえずそんな感じで…すいません少し横になります…」
サラサ「ありゃ、流石に疲れておったか」
マーナ「安心したのもあるかも、ずっとそわそわしてた」
メティ「サラサの母上にナオが取られると思ってたからにゃー仕方ないにゃ」
ナオ「そうか、無理させてゴメンなアスカ」
客室に行き布団と枕をもって戻る
アスカはすぅすぅと眠ってるので頭を上げて枕を差し込んで布団をかけた
ダンジョンか、1度は行きたいと思ってたのでちょうどいいと思いながらアスカの頭を撫でてコタツに戻った
続いで参りましょう異世界最強トーナメント!
モンスター側からの参戦!
世界の半分をくれてやろう!世界は我の物だ!
最強のモンスター!
魔王だー!
魔王と言えば勇者、勇者と言えば魔王と言う構図が出来てしまうほどの実力者が今宵勇者を倒します
おっと空から大きな影が1つ!
ド、ラ、ゴ、ン、だー!
ブレスで街が滅びる程の一撃は注目だー!
最近よく目にするもふもふな存在
銀色の毛が今夜も光り輝く!
フェ、ン、リ、ル、だー!
どこぞのフェンリルは家で食っちゃ寝してたり、どこぞのフェンリルはもはや犬だろうと言うペット枠な存在?ただしステータスは最強クラスだー!
今回はこの辺で…




