No.61「魔物にも色々あるのです」
更新が遅くなり申し訳ない
誤字修正、ブクマありがとうございます
最近リアルがガチ忙しいっす…
ナオ「ふぁ、朝か…あたた、身体が痛い」
サナ「ん、おはようナオ」
ナオ「あぁ、おはようサナ。先に起きてたのか」
サナ「えぇナオ寝顔が可愛くて見てたわ」
ナオ「やめなさい、そう言えばライは?」
サナ「連絡したわよ、もうそろそろ来るんじゃないかしら」
ナオ「もう来るなら従魔契約の話しないとな」
サナ「そう言えばそれとは別件でナオにお話があるって言ってたわ…何かしらね?」
ナオ「?わかった」
クリーンをかけ衣服を整えていたら玄関がコンコンコンと叩かれた
ライが来たかな?
ナオ「あぁ、おはようライ」
ライ「おはようナオ。ふむ、サナはいないな?少し庭で話そうか」
ナオ「あぁわかった」
と庭に移動し話をすることに…
ライ「すまん、サナが甘えた件は聞いた。そしてそれはサナが現在発情期である事も関係していてな?実は我らドラゴンの男は基本的に性欲と言うものが薄いのだ。だが女性のドラゴンはきちんと発情期があり子作りをしたい時期がある。我はそれをきちんと満たしてやれなかったみたいなのだ」
ナオ「え………まてまて、そしたら他の男と一緒ってまずくないか?」
ライ「少し我らの繁殖の事を話そうか」
と大工たちにカレーを振舞った椅子に腰かけライが話始めた
ライ「我らドラゴンもそうだが世の中の強い種と言うのは魔力の元である魔素を体内に取り込んでいる。これを使い魔法を使うのだが男はそれを体内に留めない、力に変換してしまうのだ」
ナオ「うん?女性は?」
ライ「女性は体に蓄えていく。それが一定量に達した時に発情期となる。基本そういう時は性欲が増す代わりに力も強くなる」
ナオ「なるほど」
ライ「一応男も繁殖したがるタイミングはある。それは戦をした後でな?種の保存というのもあるが魔物が戦いをすれば力に変換していた魔素を放出する。それは大気に撒かれ蓄積されるのだ、戦場にいれば力に変換する以上の魔素が蓄積され知らずと高揚状態となる。この時は荒々しくなるな」
ナオ「なるほど、魔物の繁殖にも理由があるのか」
ライ「そういう訳でサラサもそうだがサラサと仲が良かったフェンリルの子も250年前の戦あった年に生まれたのだ」
ナオ「同い年って理由があったんだな」
ライ「そしてここからが本題なのだが聞いて欲しい」
ナオ「何だ?」
ライ「実はな、ナオはサナを従魔として契約した。この事で我の力を上回ったという話を聞かなかったか?」
ナオ「あぁ、そんな事言ってたな」
ライ「戦があれば魔素を取り込み我もサナを抑え込めるのだがサラサが生まれてからすこぶる平和でな、今のままだとサナもいずれ限界を迎えてドラゴンのオス共を襲いそうになっておったのだ、それを静めてやってはくれないか?」
ナオ「え?ライ?」
ライ「勿論、割に合わぬ事を言ってるのは承知で頼む。理由もあってな?ナオならば魔力が高いのでスキンシップだけで満足すると思うのだ、我より魔力が高いドラゴンがエンシェントドラゴンの2匹しかおらぬ故にオスドラゴンを襲ったとしても満足はせぬ、ナオの魔力量ならサナが落ち着いていられるというのだ」
ナオ「うーん、1つだけ聞いてもいいか?」
ライ「なんだ?」
ナオ「サナが言ってたんだがライがブルードラゴンに気があるみたいな話をしてたんだ、俺にサナを押し付けてそのドラゴンと仲良くしたいとか言うなら俺は怒るぞ」
ライ「そんな訳なかろう、ブルードラゴンはセーヌの事だな…サナの発情期の相談しておったのだ。アプローチをサナがかけて来たが我が鎮めれないのでどうすればいいかとな。可愛い女房と娘に対して不義はせぬぞ」
ナオ「そうか、わかった。変な勘ぐりを入れた事については謝る。サナの件は引き受けよう。ライ良ければ俺と従魔契約しておくか?サナも安心すると思うぞ」
ライ「ふむ、そうだな…うむ、契約しよう」
ナオ「それじゃ、ライ、俺と契約して従魔になってくれ」
ライ「我はナオの従魔となる事を誓う」
力が流れ込んでくるのがわかる…契約完了かな
ナオ「契約出来たみたいだな」
ライ「あぁ、これから宜しく頼む」
ナオ「まぁ色々詰める話もあるしとりあえず家に入るか。朝メシ食ったか?」
ライ「いや、そう言えば昨日から何も食ってないな」
ナオ「じゃあライの分のメシも作るわ」
ライ「ありがたい、馳走になる」
と話も終わり家の中に入りコタツで待っててもらった、サナとライで先程の話をして二人共納得したみたいだ
ご飯を炊いて味噌汁を作り卵焼きをサッと作る
ご飯は時しらすを乗せてなんちゃって丼に
味噌汁は玉ねぎとキャベツを具材に入れてある
卵焼きは昆布出汁を使って出し巻きにしてみた
ナオ「さぁ、出来たよ」コト、コト、コト
サナ「初めて見るわ」
ライ「白く輝く穀物とは珍しいな」
ナオ「これはご飯、米って言う穀物を精米して皮を取って洗って水と一緒に炊きあげた物だね、これに時しらすを上にチラしてある」
サナ「随分と手間がかかってるのね」
ライ「魚に合うのだな」
ナオ「こっちの醤油って調味料で塩分調整するといい。これは大豆を発酵させて作る物でこれは俺が錬金魔法で作ったやつだ。こっちのスープには味噌ってのが主に使ってあって味噌汁って名前なんだがこの味噌も大豆から発酵して作るんだよ」
サナ「そんな料理があるのね」
ライ「味が気になるな」
ナオ「それじゃ食べよう」
サナライ「頂きます」
手を合わせて合掌してから食べ始める
まずは味噌汁を1口ズズっとすすり、丼に手をつける
時しらすはやはり、甘みと旨みが濃厚な味わいでとても美味しい
これに醤油をツッーと垂らしてご飯と一緒にパクッと…
うめぇなぁやっぱりなぁ美味いと思ったもんな
卵焼きも出し巻きにしてあるが昆布出汁だけなので少し醤油をかけて食べる
この世界の魔物の卵はどれでも美味いんだろうか?
卵が高いのも納得する美味さだよ
サナ「どれもさっぱりとしてて美味しい、味噌汁は何故かホッとする味ね」
ライ「あぁ、料理人になれる味だな。美味い」
ナオ「そう言えば二人は従魔契約したが家は竜峰だろ?あったら帰るのか?」
サナ「こっちに住むつもりよ。宜しくね」
ライ「人の世の理はわからんから迷惑をかけると思う。よろしく頼む」
ナオ「うーん、この近くだと変化が解けないと思うが大丈夫か?」
サナ「問題ないわ」
ライ「あぁ、元々騒ぎにならないように変化つかってるからそれは問題ない」
ナオ「そうか、ならご飯食べ終わってから買い物とか家を見ようか」
サナ「お買い物出来るのねー楽しみだわ」
ライ「うむ」
と早々にご飯を済ませた
二人とも満足したようだな
サラサ「ただいまなのじゃー!」
・:*三( ε:)`д゜)・;"
マーナ「主ただいま、サラサのお父さんお母さん初めましてマーナなの」(´。•ω(•ω•。`)ぎゅ
メティ「ご主人戻ったにゃ、皆収穫はバッチリにゃ」٩(๑´꒳ `๑٩)
アスカ「ただいま戻りました、アスカと申します宜しくお願いします」
(°_°;)ハラハラ(; °_°)
ナオ「ふぐぅ!おかえり皆」(>罒<;/
サラサ「父上も母上も従魔になったようじゃな」
マーナ「宜しくなの」
メティ「よろしくにゃー」
アスカ「宜しくお願いしますね」
サナ「あらあら一気に騒がしくなっちゃったわね」
ライ「ああ、娘達よ、よろしく頼む」
サラサ「さて、母上は妾とあちらでお話じゃ」
と、俺に飛び込んできたサラサがサナを連れて客室へ…
背中に阿修羅が見えた…カタ:( ;´꒳`;):カタ
ナオ「なぁライ、サラサは母親に結構言う方なのか?」
ライ「…うむ、サナがサラサに対して注意してたのは子供の頃くらいまでだな。サナが感情で動くのを諌めてた方だ」
ナオ「ライに対しては?」
ライ「我に対しては無いな、サラサからワガママを言われたのも少ないからな」
ナオ「そうなのか…サラサは父親似か」
ライ「甘え癖だけは母似だろう?多少のワガママと言っても食べたい物をねだるくらいな物だったからな。可愛いものだ」
ナオ「ちゃんと両親の背中を見てそだってるなぁサラサ」
マーナ「クンクン」(((*´ω`)`д゜*)スリスリ
メティ「クンクン、ご主人に匂いつけしなきゃにゃ」((( *´ω`)´ω`o)スリスリ
ナオ「マーナもメティもそろそろ…」
マーナ「主、お風呂入って来た方がいい」
メティ「ウチらは匂いに敏感にゃ…ご主人…」
アスカ「どういう事ですか?」(´ω`╬ )ゴゴゴ
ナオ「まて!?違うんだアスカ!」
カタ((((꒪꒫꒪ ))))カタ
ライ「おぉ…先程のサラサ並だ」カタ((;°ロ°;))カタ
ナオ「とりあえずコタツを体感するだアスカ」
アスカ「な!そう言うのに騙されませんからね…はふぅ」
マーナ「あ、これはいいモノ」
メティ「こりゃダメにゃーウチらは抜け出せなくなるにゃ!」
アスカ「それでは説明を」
ライの説明を皆に話す、ライとも従魔契約をした事も話して納得してもらった
ナオ「と言う訳でサナのは仕方ない事だったんだ。皆すまないな」
ライ「すまないな、我もここまでとは思わなかったのだ」
マーナ「謝罪は受け入れる。でもそれなら私達にもするべき」
メティ「そうにゃー、アスカ以外は全員発情期はあるからにゃ」
アスカ「仲間はずれはダメです。拙者にもして下さい」
ナオ「えぇ…」
ライ「全員、年相応なのだしてやればよかろう」
ナオ「この件は保留にしてくれ、とりあえずダンジョンの成果を…」
と言った所でサナがサラサに泣かされて帰って来た…( ˙꒳˙ )oh......
サナ「サラサちゃんごめんなさぃぃ」
サラサ「もうわかったのじゃ!主殿、母親が暴走してすまなんだ」
ナオ「サラサが謝る必要は無いしサナも気にするな。でもサラサありがとうな」
サラサ「ふふ、相変わらず主殿は懐が深いのじゃ」
ナオ「それじゃダンジョンの成果発表をして貰おうか?」
とダンジョンの踏破してきた成果を聞くことになりました。ナオは内心ヒヤヒヤしてたが悪い様にならなくて良かったと思っていたのでした
よく異世界物でチートだーとか最強だーとか見るのですかそう言うのを見てて思ったのは
異世界最強は誰だ?と言う事です
異世界最強トーナメントとかもしあったら…
異世界最強トーナメントの開催だー!
司会は私、創造神がお送り致します
ルールは何でもあり!
即死魔法が効くやつは来るな!
それでは選手紹介をしていきましょう
最初はこの人!誰もが知っている
ゆ、う、しゃ!だー!
全てが高いステータス、スキルも勇者の固有スキルをもっている伝説の英雄だー!
次はこの人、世界の理を探し求める
け、ん、じゃ!だー!
賢き者の名前はダテじゃない!高い魔力を持ち攻撃よし守りよしただし打たれ弱いのが弱点か!?
それも魔法で克服だー!
異国の地から待ったをかけた!!!
刀を持った伊達男!
さ、む、ら、い!だー!
刀による斬撃はガードをすり抜ける!
接近特化がどこまで行くか!
魔法も真っ二つだー!
俺より偉いやつはいない!
この方が来てくれました!
こ、く、お、う!だー!
あらゆる魔道具を所持しあらゆる人材を操れる!
最強最悪のお金持ちだー!
かわいい!!!!!!!!!説明不要!
せ、い、じょ!だー!
回復スキルは死んでも大丈夫!
結界スキルは国の守りにも使われております!
果たしてどんな活躍を見せてくれるのか!
1部だけですがこんな所で
それではまたsee you next time




