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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
60/139

No.60「母の遺伝」

誤字報告ありがとうございます

皆様引き続き宜しく御願い致します

かれこれ2時間くらい経過したかね…

サナはお酒が強いな(ガクッ)

そして聞かされる娘自慢

いやそれ自体は嫌いじゃない、嫌いじゃないけど


サナ「そうそう170年前にはねーサラサと一緒にエンシェントドラゴンのおじいちゃんに会いに行ったのよー?あれ聞いてるナオ?まだ寝るには早いわよ?ねぇってばー」( >A<)ノシ))˙-˙)ペチペチ


ナオ「聞いてます聞いてます、なのでお話しして下さい」((((;゜Д゜))))


完全に絡み酒である、多分アルコールで酔ってないけど雰囲気で酔ってると思う(多分)

てか話がぶっ飛んだ所に行き過ぎて面白いのも困る

ドラゴンの成長は母乳である

これびっくりしたのは母乳って血に近い成分だから母乳で育てるんだとさ

そうする事で

親ドラゴンの血を貰って強い子が育つそうな

飛行訓練とかマジやばいよ?

竜峰って割とやばい魔物も住んでるわけ、そんな所で飛行訓練させるもんだから飛行訓練という名の戦闘訓練らしい

竜の鱗が堅い上に魔法にも強いのだが多少は効くとの事、相手はご飯になる

その結果攻撃を受けまくった竜は更に強い鱗が作られやすいとか…鉱物じゃないのよ?


そうそうサナはサラサの成長しましたverで

胸がボン!のHはありそう

腰はキュッと引き締まり

お尻もボンっと出ている

誰に似てる?叶、姉かなぁ

黒髪ロングで肩の下までのストレート、きつい容姿と思いきや、むしろあら~?が似合いそうなお顔をしてる癒し系母だ


ナオ「それでエンシェントドラゴンのおじいちゃんの続きは?」


サナ「そうそうエンシェントドラゴンって全部のドラゴンの祖先になるのだけど竜って属性で全部いるのね?6色」


ナオ「ふむふむ、あ、コップ空いてますよ」トクトクトク


サナ「あら、ありがとう。それでねサラサがねおじいちゃんの色はなぜ白いのって聞いたの、そしたらねおじいちゃんは全ての色になれるって言い出したのよ」


ナオ「え?それで?」


サナ「全部の色になって見せてもらっていたわ、そしたらサラサがね?私もなるって言い出したのよ」


ナオ「いやいや、出来るの?それ」


サナ「いえ、勿論無理だったわ。但しが付くけどね」


ナオ「他の色には成れたとか?」


サナ「そう、なれちゃったのよ。火のレッドドラゴンっぽくなれたの!そしたらおじいちゃんが、褒めてくれてね?サラサはもしかしたらエンシェントドラゴンになる素質があるかもですって!さすが私の娘よねー」


ナオ「( ,,>з<)ブッやばいなぁサラサ」


面白いから一転とてつもない内容を知って内心ヒヤヒヤである

しかし悲しいかなファンタジー

この状況ナオはある意味喜んだ

何故なら特別な存在が身内にいるのだ

嬉しくなるのは仕方ない


ナオ「そう言えばライから返事は無いのか?」


サナ「無い!そもそもあの男は割と若いドラゴンばかり見ていてひどいのよ!この前も他のブルードラゴンを見て鼻の下を伸ばしていたし」


ナオ「へ、へぇそうなんだ」



多分サナの勘違いだろうと思ったナオは余計な言葉は火に油であろうと相槌を打って誤魔化した

問題は彼女の言動で愛想を尽かしてないかと言う話だけである


話を聞いているとサナがもぞもぞとコタツの中にすっぽり入ってしまった


ナオ「サナいきなりどうした?入りたくなるのはまぁわかるけど」


ゴソゴソと移動してるのはわかる

子供の頃とかよくやったなと思いつつ焼酎のグラスを持ちコクっと1口飲んでいると足に触れる感覚が


サナ「よっと」


ナオ「よっとじゃないよ。なんで俺の股の間から出てくんの!?」


サナ「えへへ、優しくされたい気分なの」


ナオ「俺じゃダメだろ、そこはライに優しくして貰いなさい」


サナ「今はあの人いないもーん」


あぁ、この感じは親子だ…

甘えの血統はサナだ!間違いない!

最近サラサがそこまでグイグイ来なくなったから頭から抜けてたわ

てかあれ?酔った?ドラゴンなのに?

出力30%減少とか何とか言ってたっけ?耐性もなの?


背中を俺に預けて胡座に座る感じになっちまった


サナ「ギュッとして~頭撫でて~」


ナオ「ギュッとはしないが頭だけなら…」


サナ「やだ~!」



絡み酒…


ナオ「ライに殺されるからね?ね?」


サナ「んふふ~、多分今はナオのが強いから大丈夫だよ~。ほらは~や~く~」


ナオ「(。´・ω・)ノ゛( ´д`*)なでなでだけな」


サナ「ふぁぁぁ!?、これだめになるぅ!」


ナオ「ほらもういいだろ」


サナ「もっと~!やっぱりギュッもして~」


ナオ「ああ、もう撫でるだけもう一度な」

(*´︶`)ノ( ´д`*)ナデナデ


サナ「気持ちいい…ギュッもいる~チューもするの~」


要求がエスカレートしだした!?


ナオ「ダメ!要求が多くなったし今日はもう寝なさい」


くるっと体を半身こちらに向けて顔を

(っ*´꒳`)っがしっ

っと掴まれる

そして近づく顔…

俺の脳裏にはTA☆BE☆RA☆LE☆RUの五文字


「いい加減にするじゃ母上!それ以上は帰ったら絶交じゃぞ…」


サナ「サラサ!?これは念話!?サラサ違うのよ!これはその…」


ナオ「サラサ助かった…」


「母上の甘えた会話が念話でダダ漏れとは…今回は良かったのじゃ」


「サラサのお母さん、ナオに何かしたら全員で叩く」


「さすがにそれはダメにゃねぇ、ナオが幸せにならないにゃ」


ナオ「マーナ、メティ、それとサラサありがとうな。そっちは大丈夫か?」


「大丈夫じゃ、しかし従魔契約でこんな能力があるとはのう」


ナオ「さすがに今回は助かったぜ、サラサと一緒で甘えん坊だとは思わなかったよ」


「甘やかしても良いぞ?その後は妾じゃ」


「次は私」


「そして最後はメティちゃんにゃ」


「アスカが拙者もじゃと言うておるぞ、全員じゃな」


サナ「ナオどれだけ好かれてるのよ!冒険者も含めて全員じゃない!」


「他にもおるぞ、好いてる者はの…母上帰ったら覚えておれよ」


サナ「サラサが怒ってる…ごめんなさい…でも母は…母は!ナオに甘えたいの!」


ナオ「こら!サナやめなさい」


サナ「撫でて~」


ナオ「はぁ結局こうなるのね」


厄介事が増えたなとナオは思っていたとさ

1日は24時間

メインワークで8時間、サブワークで12時間働いてます

しねる~

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