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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
59/139

No.59「わからなければ味方にしてしまえば良いじゃない」

1万字がきえました

ワシもう嫌じゃあ


さささ_(°ω°」 ∠)_三_(°ω°」 ∠)_三

どーんヽ(#゜Д゜)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ

≡(「・ω・)「 ┏(゜ロ゜;)┛

ツカマエタ(。-∀-)CΣ(///□///)


そんなこんなでお話をどうぞ

誤字報告ありがとうございます

家に帰ったきたナオはまずコタツの設置を始めた


リビングにあるソファとテーブルを収納術で片付けてコタツ机を出してその上に布団と天板を乗せれば完成である


簡単だなと思いながらコタツに入ってみた

まだ暖かくないがこの包まれる感じで既にコタツいいなぁと感じてしまった

早速、魔力電源に魔力を通してみる

暖かい…( ´ω` )ホッ


これが癒しだと言わんばかりの温かさだ

ギルが言うには温度の調節が可能だが魔力を込めすぎても効果は無いらしい

ちなみに電源に上下スライドするスイッチらしき物が付いててそれが温度調節機構だ


とりあえず持ってたみかんを乗せて食べながら夜ご飯の準備をしなければとなと考えていた


今日はエビとホタテと赤貝で1杯やろうかという魂胆である


風呂にも入りたいのでお風呂を溜めてから下準備をする事に

まずはお風呂をに移動しお湯が出る魔石に魔力を通してお湯張りを始めた

こちらの魔道具もそうだが、消失と唱えれば止まるので割と簡単子供でもできる


と話戻してキッチンへ

エビと貝の下準備だ

エビは殻を向き背ワタを取ってクリーン魔法

赤貝とホタテは口を開けてクリーンをかけてやる


エビの匂いが少し気になったのでお酒と小麦粉を入れて混ぜ合わせて置いておく事にした

貝は大丈夫そうだ


そのまま放置して先にお風呂に入ろう

⊂(`・ω・´)⊃バッっと脱いで風呂場に

桶にお湯を取り身体を洗いお湯をかける…シャワー欲しいなぁ

そうして身体の洗剤を洗い落として湯船に


ナオ「うぇ乁( ˙ω˙ )厂ーい」

至福である

やっぱ風呂は気持ちがいい

ゆっくりと温まっていたらナオはふと飲み物を飲みたくなったのでコップと焼酎を取り出し焼酎を3分の1ほど入れてっと


ナオ「水魔法」


冷たい水を注いでいく、指でクルクルと混ぜて

コクっと1口呑んで

キリッとした味わいを楽しんでみた


ナオ「ほんと最高だわ」


もう冬に近い寒さの中

暖かい場所です冷たい物を楽しむ

これが贅沢なんだよなぁ


心と体がスッキリしたのでリビングに戻ろうとすると


カンカンカン


お客さん到来である

今日は誰も来ないと思っていただけに少しショックである


ナオ「はい、どちらさ…サナなぜ来た?もう言わないと話をしただろうよ」


サナ「ごめんなさい、だけど貴方が最後に言った大丈夫だからと言う言葉が引っかかったの」


ナオ「そうか、だがそれでも一緒だぞ」


サナ「お願いします、私に出来る事ならなんでもやりますから」



この言葉にナオは困ってしまった

娘の安否を知りたい親の気持ちをわからくもない

どうにか出来ないものか…


ナオ「ライはどうした?」


サナ「あの人は家がある竜峰に戻りました。ここから半日ほどかかる場所です」


ナオ「今はどの辺かわかるか?まだ1時間も経ってないだろ」


サナ「移動してる間は連絡も繋がりにくいので気づいてくれれば返答があると思いますが…」


ナオ「なら連絡してくれ、それと何でもやると言ったな?信用する為に俺からは一つ提案があるし出来れば旦那にも知っていて欲しいからな」


サナ「提案とは?」


ナオ「従魔となって貰う、サラサに危害を加えないという事、人に危害を加えない事と口にしない事、危害を加えられたら返り討ちは認める」


サナ「従魔とは思わなかったわ…」


ナオ「おたくは力で物を考える傾向があるからな、従魔になればプライドや人に対する考え方も変わるだろうと思ってな」


サナ「なるほど、それなら直ぐにでもいいわ。その代わりサラサの居場所と状況をきちんと教えてください」


ナオ「わかった、ライに知らせてからでもいいんだがな」


サナ「下手をしたら半日待つ事になるわ。私は今知りたいの、そんなに待っていられないわ」


ナオ「なら契約をするか」


サナ「私はナオの従魔になる事をここに宣言する」


ナオ「俺はサナを従魔にする事を認める」


何か繋がるような感覚がある

サラサとマーナの時は慌てていたし、メティだけはスパッと契約しちゃったからわかんなかったが…


ナオ「鑑定、ステータスオープン」

職業 商人 テイマー 料理人


Hp200(+1500+1500+1000+2500)

Mp800(+3000+6000+10000+13000)


Str70(+300+200+100+500)

Spd40(+150+200+100+300)

Dex200(+100+500+750+600)

INt250(+400+1000+2000+2000)

(Luk50)


スキル


言語魔法LvMAX

錬金術Lv2

収納術Lv3

回復魔法Lv2

属性魔法(火1水1風1土2光1闇1)

生活魔法Lv3

回復料理LvMAX

従魔疎通Lv2

従魔召喚

従魔帰還

信頼の力(サラサ、マーナ、メティ、サナ)

調教Lv1


サナ「契約は完了だな、さっき言ったことは守ってくれよ?とりあえず中に入るといい」


サナ「わかったわ」



ダイニングのテーブルへ案内して俺はキッチンに移動する


ナオ「サラサは今ダンジョンの中だ、冒険者の手伝いをするサポーターになってもらって…って言っても無双してたみたいだけどな。冒険者もサラサと同じくらい強い人でダンジョン専門だから心配は無いぞ」


サナ「そうなのね、大丈夫かしら」


ナオ「メシは持たせてあるしサラサに怪我を負わせたフェンリルも一緒だ、昨日従魔契約をしたバステトにも従いて行ってもらってるし過剰戦力だよ。心配するだけムダさ、本人達はピクニックに行ってる気分だろうね」


サナ「そう言えば怪我をしたのは何故?」


ナオ「怪我をさせたのはフェンリルだがサラサがフェンリルを縄張りから連れ出そうとしたのが原因だな。サラサも何か理由があって連れ出そうとしたんだろう。今も仲良しで殆ど一緒にいるな」


サナ「そうなのね…そう言えば仲のいいフェンリルがいると言っていたわ」



俺はエビを洗い小麦粉と水を混ぜて油で揚げていく、油でぱちぱちと小気味のいい音を出している


サナ「貴方は料理も出来るのね」


ナオ「迷い人ってなんだかんだ出来る奴が多いと思うよ」


サナ「それは?」


ナオ「これは俺の故郷の料理で天ぷらだな、酒のつまみ代わりに作ろうとしてたからな」


サナ「そうなのね、そう言えば夜ご飯の時間だわ」


ナオ「食ってみるか?」


サナ「良ければご相伴に預かるわ」


ナオ「酒は?」


サナ「飲めるわ」


ナオ「わかった」



赤貝とホタテの中に酒と醤油を入れフライパンに水を張り金網を置いてその上に貝を置いて蓋をして蒸し煮にしていく


おっさん酒蒸し大好きです


エビに付ける出汁を作る

昆布出汁と醤油、砂糖と水を混ぜてひと煮立ちさせ完成だ


ナオ「そっちの布団がついてる机はコタツって言うんだがそちらで食べよう」


サナ「わかったわ、何か手伝いましょうか?」


ナオ「いや、特に無いしすぐ出来るから座ってていいよ」


貝が開いて中がふつふつと煮立ち美味そうな匂いがしだした、絶対美味い

エビも上手く揚げれたぜ!


コタツにエビ天と貝の酒蒸しが並び俺は芋焼酎を置いて


サナ「このコタツいいわね、落ち着くわ」


ナオ「だろ?ハマると出られなくなるぞ?それ、んじゃ食べようか」


サナ「美味しそうね、頂きます」


ナオ「それはこれの出汁につけて食うといい、塩でもいけるぞ」


サナ「わかったわ、たっぷり付けてと」もぐもぐ


ナオ「それじゃ俺は貝から行くか」


蒸した酒と醤油と貝の旨みがたまらん

これだよこれ


俺は焼酎を2つついでいく、風呂で作った水割りと同じだな


ナオ「美味いなぁ」


サナ「美味しい」(*´︶`*)


こうして笑顔をみるとサラサそっくりだわ


ナオ「そう言えばなんでサラサと言葉使いが違うんだ?」


サナ「あれはライに似たのよ、あの人家では尊大口調が多いの」


ナオ「妾とかどこのお姫様さ…後はのじゃ言葉ね」


サナ「言葉についてはあの子が覚えたものだから、変な使い方してる時くらいかしら?注意したの」


ナオ「そうなのか…」


話をしながら今度はエビ天を食べる…美味いわ

酒のつまみでエビ天ってなんか豪華だな


サナ「ねぇ、サラサがダンジョンにサポーター?として入った理由は何?」


ナオ「サラサとフェンリルの戦闘でサラサもフェンリルもボロボロになったからだ、収納術に回復剤でも入れておけばそんな事にはならないだろ?」


サナ「そうねぇ、スキルを覚える事はいい事だわ」


ナオ「まぁサラサは戦闘が元で俺の元の家壊したけどな」


サナ「家を壊されてよく回復してあげたわね」


ナオ「説教したら泣かれたしボロボロだし懐くし…娘がいる親の気持ちがわかった気分になったわ」


サナ「可愛いでしょー、あの子は昔からドラゴン見知りもしないし周りから可愛がられてたものね!それにねあの子は頭もいいのよ?他のドラゴンの気持ちをきちんと考えて行動してたわ」


このドラゴンは親バカですねわかります

てか気配が消えたから慌てて探しにくるって相当だよな


ナオ「フェンリルの時にあったわそれ」


サナ「そうなのね、私はいつも見ていたわ。あの子はぽわぽわしてるように見えるけど回りをよく見てるのよね」


サナも話の合間にホタテと赤貝を食べてニコニコと話をしてる、料理は口にあったみたい

酒のペースは尋常ではない速さだが…


サナ「ねぇあなたと契約したら力が増えたみたいなんだけどこれも従魔契約のせいかしら?」


ナオ「あぁ、俺のスキルで俺の従魔との力を共有出来るみたいだな」


サナ「え?それって…」


ナオ「サラサもフェンリルもバステトも従魔になったんだ…俺は最初断ったんだぞ?」(;´Д`)


サナ「いえ、それはいいわよ。無理強いしてるみたいじゃないみたいだし大事にしてるのも話からわかるわ」


ナオ「いいのか?まぁフェンリルとバステトには名前をつけてあるからそっちで呼んでくれ。フェンリルはマーナ、バステトはメティだ」


サナ「わかったわ、しかしサラサとえっとマーナにメティで私でしょ?世界中みても中々無いわよ?こんな戦力」


ナオ「何もしないわ、俺がやりたいのはスローライフであって戦じゃないからな」


サナ「ライも従魔にするの?」


ナオ「そもそもサナを従魔にするのは危険を取り除く意味が強いからな、ライ次第かな」


サナ「サラサに言われたら絶対になるわね、あの人もサラサが可愛いから」


ナオ「従魔と言っても力関係とかでは無いから ね…問題は俺のステータスが大幅にアップしてるからほんと過剰戦力な感じがしてるんだよな」


サナ「もうあなたに勝てる人族はそうそういないわね」


ナオ「やめてくれー」


サナ「あの人も強いから従魔にされたって聞いたら怒りそうな気がするけどサラサと私で話をすれば納得するし従魔になりそうね」


ナオ「まぁ力があって悪い事じゃないみたいだからいいけどさ、あんまり他の人に言わないでくれよ?」


サナ「あら?この世界は割と力関係が強いから誇示した方がいいと思うのだけど」


ナオ「力ばっかり上がっても使えなきゃ意味が無いだろ?今は物作りの方が忙しいから隠して欲しいかな」


サナ「わかったわよ、しかしあなたライと契約したら上位の種に狙われそうね」


ナオ「えぇーなんでだよ」


サナ「戦闘バカって何処にでもいるもの」


ナオ「うわぁーいやだぁ」


サナ「うふふ、その時は助けてあげるわよ。この状況ならライも倒せるわね」


ナオ「旦那を倒しちゃダメだろ!?」


サナ「ドラゴンは割とよくある話よ?力で捩じ伏せるのはね」


ナオ「ライ………すまん」


サナ「うふふ、まぁ私もライが強くて惹かれた所もあるけどね」


ナオ「うへぇ」


戦闘バカに巻き込まれる懸念を残して

従魔にしたの間違ったかなぁと考えつつ夜は更けていった

サラサ「え!?」

マーナ「わ!?」

メティ「にゃ!?」

アスカ「どうしたの?3人とも」

サラサ「従魔が増えたのじゃ…妾達より強いのじゃ…この感覚は母上っぽいのぅ」

マーナ「泥棒ドラゴン…?」

メティ「んーめっちゃ強くなったにゃ」

アスカ(あの人はまた…(っ`ω´c)ギリィ)

サラサ「でも変じゃのう、父上が一緒じゃないとは」

マーナ「どうして?」

メティ「にゃ?」

サラサ「妾の両親は仲良しなのじゃが従魔契約は1人なのじゃ、何故かのう?」

アスカ(母親属性!?)

マーナ「アスカ、顔が変」

メティ「難しい顔してるにゃ」

アスカ「は、早く踏破して帰りましょう!」

メティ「にゃ!?アスカ落ち着くにゃ!」

マーナ「どうしたの?アスカ」

アスカ「ナオさんが取られちゃう!」

サラサ「いや、妾の母親じゃぞ?」

マーナ「母にしか興味が無い…?」

メティ「そんな事あるかにゃ?」

アスカ「だって回りは女の人ばかりなのに手を出さないっておかしいじゃないですか」

サラサ「そうかのう?ただ身持ちが堅いだけじゃないのかや?」(妾とマーナには発情したしのう)

マーナ「そ、そう?でもアスカ落ち着く。ここはダンジョンだし慌てたら危険」

メティ「アスカがここの主な知識があるリーダーなのにゃ、リーダーはしっかりするのにゃ」

アスカ「は、はい…すいません皆」

サラサ「まぁ妾もちと不安じゃな、明日は早めに出るのは賛成なのじゃ」

マーナ「なら今日はもう寝る」

メティ「そうするのにゃ」

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