No.49「犬猫戦争勃発」
もふもふが足りないのが悪いんじゃあ
マーナすまぬすまぬぅ
サラサ「戻ったのじゃー」
マーナ「クンクンクン!主どこ!?」ドタドタドタ!
アスカ「マーナさんどうしたの?」
ナオ「おーおかえりー」
マーナ「この!泥棒猫!」
サラサ「おお猫がいるのじゃ」
アスカ「あら、可愛い」
マーナ「それだけじゃない、この猫強い」
バステト「ふにゃー寝ちゃったにゃ…狼がなんで街にいるにゃ!?」
マーナ「ううう!」ぼふん
ナオ「え!?マーナ変化解いてどうしたの!?」
バステト「ウチはこの男に汚されちゃったのにゃ」
マーナ「バウバウ」
サラサ「マーナ落ち着くのじゃ、まぁ主殿が猫を汚すなんて事しないのじゃ」
マーナ「ウゥーバウバウバウバウ」
バステト「私の身体の隅々まで触られたのにゃ!これを汚される行為じゃなくてなんなのにゃ?」
アスカ「ナオさん…卑猥です!」
ヾノ。ÒдÓ)ノシ バンバン!!
ナオ「痛い痛い!いや猫見たら撫でたくなるだろ?」
マーナ「ワンワン!」
サラサ「そうじゃ!妾ももっと撫でるべきなのじゃ…家壊すから変化解けないがのう…」
アスカ「私ももっと撫でられるべきだと思います」
ナオ「君達の体を撫でたらヤバいだろ!?」
マーナサラサアスカ「大丈夫です」なのじゃ」ワン」
バステト「フェンリルにこの気はドラゴンなのにゃ?人族の女も強いのにゃ…ちょっとヤバいにゃ」
マーナ「ウウウウゥーーー」
ナオ「全員それ以上喧嘩したら飯抜きな」
その一言で戦争は回避された
全員胃袋を掴まれている
バステトも止まってしまった
マーナ「ウワォーン」ピカー
バステト「ぬぬ、変化の術にゃウチもやるのにゃ」ピカー
ナオ「ま、眩しい!」
マーナは変化するとナオに抱きついてきた
ナオ「ごふっ!」
マーナ「主は渡さない!」
サラサ「マーナばかりずるいのじゃー」(/´ ・ω・`)/
アスカ「ずるいでござる」(つ´・ω・)つ
バステトの変化を見てみると褐色の猫耳、ストレートの黒髪ロング、猫しっぽで胸が大きい…Eはあるな…お年はマーナと同じく20代前半かな
バステト「な、な、な、なんにゃこの状況は!全員ベタ惚れしとるにゃ!」
サラサ「そりゃ主殿は凄いからの」
マーナ「主は最高なの」
アスカ「私を幸せにしてくれますから」
バステト「ならウチも幸せにしてくれにゃー」
(ノ。´ ^ `)ノ
サラサ「ダメなのじゃー」
マーナ「主は私の!」
アスカ「マーナさん、しれっと独占しましたね?」
バステト「私は汚されたのにゃ!幸せにしてくれにゃー」
サラサ「それなら妾もそうなのじゃ」
マーナ「私もそう」
アスカ「は!?私はまだです…けど今なら」
( *´³(´꒳` *)チュッ︎︎
バステト「いきなりチューしたにゃ!」
サラサ「妾も」ちゅー( *¯ ³¯*)ノ
マーナ「私も」(๑˘ ³˘๑)チュ~
バステト「なんか負けた気がするからウチもするにゃ」(o˘ ³(>ω<๑)
ナオ「0(:3 )〜 _('、3」 ∠ )_」
ちなみこのやり取り30分ほど続いた所でナオは意識を取り戻した、顔は涎まみれで半裸にされていた
この後全員めっちゃ怒った
それからそれから?
ナオ「で、バステトはどうするんだよ?野良じゃないのか?」
バステト「幸せにしてにゃー」
ナオ「バステトの幸せって何さ!?」
バステト「ご飯食べて毎日ゴロゴロするにゃ」
マーナ「ダメ猫なの」
サラサ「ヒモじゃな」
アスカ「ヒモネコでしたか」
バステト「にゃー!じゃあこの男と一緒に毎日イチャイチャしたくないのにゃ?」
マーナ「それは…したい」
サラサ「ぐぅ、言い返せないのじゃ」
アスカ「ナオさん拙者を幸せにしてくれますか?」
ナオ「まてアスカ、それはやばい」
アスカ「ナオさんがいいなら拙者は」
(๑•́́ ﻌ •̀๑)ぅるぅる
ナオ「待てと言うに、まだ昼間だし結婚とかの話じゃ無いだろ!?」
サラサ「関係ないのじゃ」
マーナ「主の為ならなんでもしてあげるの」
バステト「はにゃーホント皆ぞっこんなのにゃ、ナオとか言ったにゃ?何したのにゃ?」
ナオ「うーん、サラサとマーナは怪我したから治療して?アスカは…アスカはなにした?俺」
アスカ「肉じゃが作ってくれました」
ナオ「全員にな!?」
アスカ「ちなみあれであの場の女性全員落ちました。間違いなくフィラムさんもマリンさんもミルドさんもナオさんが好きです。ハロルはまだそういう事がわかってなさそうでしたけどね」
バステト「ナオは女性の敵にゃ!?タラシかにゃ?」
ナオ「う!0(:3 )〜」
サラサ「その言葉で主殿は気絶するのじゃな…自覚したからかのう」
マーナ「そんなの関係ないの」
アスカ「今のうちに」( * ´ ³`)ちゅっ
バステト「さっきそれで怒られたのにゃ…」
ナオ「はっ!?アスカとキスしてる!?」
アスカ「(〃∀〃)キャ」
サラサ「妾も」
マーナ「私も」
バステト「ウチもにゃー」
ナオ「・・・・・・・・・・・ぷちん」ゴチゴチゴチゴチーン
サラサ「痛いのじゃー」
マーナ「痛い…」
アスカ「私まで」
バステト「ウチは被害者にゃー!!」
ナオ「全員ダメだといったらダメだ、アスカはもっと大事にしなさい!そもそも相手の了解もなくそんな事して喜ぶと思ってるのか!」
アスカ「はい…すいません」
サラサ「ごめんなのじゃー」
マーナ「それでも私は嫌」(´。•ω(•ω•。`)ぎゅー
ナオ「マーナやめなさい」
マーナ「嫌!」
ナオ「マーナ!」
マーナ「嫌!」(・ω・` 三 ´・ω・)
バステト「ある意味凄いにゃ…」
マーナ「私は主の為ならなんでもするって言ってる!離れたくないの!」( /*>ω<)/
ナオ「うーん、どうした物か」
アスカ「どうしましょう」
バステト「どうしたらいいにゃー?」
サラサ「どうしようもないのじゃ、妾も本当はそうしたいのじゃぞ?主殿」
ナオ「サラサすまないな、ちょっと二人で話をしてくるわ」
変化したマーナは軽い…お姫様抱っこで寝室に行きお話をする事となった
ナオ「さぁお話をしよう、俺はマーナがしてくれる事は嫌いじゃない。でも相手の事を思ってやってくれないマーナは嫌いだな」
マーナ「主の事を思う?」
ナオ「そうだ、俺もこうして欲しいあぁして欲しいと思うが無理をさせる事は絶対にしない。マーナが心配だからこそダンジョンに行かせたりしてるだろう?」
マーナ「うん」
ナオ「でもマーナのこの行動は俺の事を思ってじゃなくて自分の為にしてる。それは相手の気持ちを考えてない行動だよな」
マーナ「うん…それはわかる」
ナオ「ならそれは止めないとな、嫌な事をしてる自分を相手が好きになると思うか?」
マーナ「それは…思わないの…」
ナオ「気持ちと行動が伴わない場合もあるから仕方ない時もあるけどな、わかったか?」
マーナ「わかったの…ごめんなさい」
ナオ「従魔にする事を決定したのは俺だ。マーナは悪くないさ」
と顔を近づけてチュッとキスを一つだけ落とし頭を撫でてやった
マーナは顔を胸に擦り付け抱き締めひとまず解決したかなと思うナオだった
ナオ「よし、さぁ皆のところに戻るぞ」
マーナ「うん」
さて、戻ったら戻ったでてんやわんやになった
バステト「ウチも従魔にするにゃー」
ナオ「いやいやいや君は神様猫でしょ!?」
バステト「そんなんじゃないにゃ、ただ他の猫族に比べたら強いってだけにゃ」
アスカ「フェンリルと双璧を成すくらいでしょう?」
サラサ「どうして主殿にはこんなのしか来ないのじゃ?納得いかないのじゃ」
ナオ「それはサラサとマーナのせいだろ。普通の魔物とか近寄ってこないしな」
バステト「弱っちい魔物なんか匂いを嗅いだ瞬間逃げるにゃ」
アスカ「つまり強い魔物しか来ないと」
バステト「そういう事にゃ、さぁ契約するのにゃー」
ナオ「てかバステトは俺の従魔になって不都合とかないの!?」
バステト「何もないにゃ?むしろ美味しいご飯と毎日ゴロゴロするのが目的にゃ」
アスカ「ヒモですね」
サラサ「ヒモじゃな」
マーナ「ヒモネコなの」
バステト「ふぎゃーヒモっていうなにゃー」
ナオ「サラサとマーナは恩返しみたいなところがあるからなぁ…」
バステト「ウチがいればもふもふできるにゃ!」
ナオ「ぐは!?」
バステト「対価としてもふもふすればいいにゃ」
ナオ「なるほど一理あ「私がいるの!」「ダメじゃ!」でもヒモです」る」
ぼふんとバステトが猫になった
バステト「そもそも変化を解いて喋れるのはウチだけっぽいにゃ?そんな猫が撫で放題とは魅力的じゃないかにゃ」(*´罒`*)
ナオ「あ、あぁ…契約しよう」
サラサ「あー!」
マーナ「あー…」
アスカ「え!?え!?それで契約終わりですか?」
サラサ「両者の合意が成された時点で完了じゃのう。バステトの考えが妾達にもわかる様に…おや?これは…」
マーナ「ふむふむ…うん…ならよし」
アスカ「何がなら良しなんですか!?」
バステト「にゃはははは、気にしたら負けなのにゃ!さぁ名前を付けるのにゃー」
ナオ「は!?あぁわかったバステト、バステトねぇ」
サラサ「マーナより考えておるのじゃ」
マーナ「なんで?」
ナオ「バステトって神様がいるからなぁそのまんま猫神様だからな」
バステト「可愛い名前にしてくれにゃん」
アスカ「あ、あざとい」(っ`ω´c)ギリィ
ナオ「そう言えばあっちの世界だと2文字の名前が多かったな」
アスカ「ほうほう、ペットっぽいですね」
ナオ「クロ、ハナ、ミミとかよく聞くな」
バステト「可愛いけどなんか違うにゃん」
ナオ「だよなーちなみに黒猫は叡智の神様とも言われててな?あぁ知識を司るトト神もエジプトだったな。バステトはトトでどうだ?」
バステト「もう一声にゃー」
ナオ「まぁトト神は鳥だったからなぁ」
アスカ「猫に鳥の名前…ブフッ」
サラサ「わははは、それはダメなのじゃ」
マーナ「猫なのに鳥…ふふふ」
バステト「まだ決まってないにゃー」
ナオ「うーん、叡智神からならメーティスから取ってメティとかどうだ?」
バステト「それにゃ!ウチはメティにゃー」
サラサ「決まったっぽいのう、メティ宜しくなのじゃ」
マーナ「うん、メティ宜しくなの」
アテナ「名前があると嬉しいにゃー宜しくなのにゃー」
アスカ「メティさん、宜しくです」
ナオ「ふぅ、やっと一段落着いた…」
メティ「ナオはなんて呼ばれたいにゃ?」
ナオ「何でもいいよ、サラサは主殿でマーナは主だし」
メティ「じゃあご主人様「はやめてくれ」にゃ!?」
ナオ「メイドしか言わなそうだから」
メティ「ならご主人でいいにゃ宜しくにゃご主人」
ナオ「あぁ」撫で撫で( ๑•ω•)۶"ナデナデ
メティ「ご主人手がはやぁぁぁにゃぁぁぁ」
サラサ「落ちたの」
マーナ「即落ちなの」
アスカ「早かったですね」
ナオ「ちょっと休ませて………(o_ _)o パタッ」
まさかの新しい従魔が来る事になるとは思ってなかったナオはマーナやサラサと上手くやってくれればいいなと思っていた
メティ「はにゃーん、末永く御願いするにゃ」ゴロゴロ
サラサ「妾が割と冷静な役回りじゃないかえ?」
アスカ「私がちょっとおバカに見えましたね」
マーナ「私は主と一緒なら問題ないの」
メティ「ウチが来たらご主人に…何すればいいにゃ?」
フィラム「やる事ねえだろー?」
マリン「何だかんだ自分でやる人ですしね」
ミルド「私がナオ殿の為に一肌ぬ「がなくていい」のじゃ」
ハロル「女性ばっかりです」ヤレヤレ
そんな裏話があったとか無かったとか




