Ｎｏ．４３「魔法の可能性は無限大」
マホーマホー
魔法の言葉でぽぽぽぽーん
A〇
家に帰ってくるとアスカサラサマーナが出迎えてくれた。ダンジョンから帰ってきたみたいだ
サラサ「お帰りなのじゃー」(´。•ω(•ω•。`)ぎゅ
マーナ「お帰りなさい」(´。•ω•)•ω•。`)ぎゅ
アスカ「ナオさんおかえりなさい」
ナオ「う！…ただいま、ダンジョンはどうだった？」
サラサ「妾が大活躍だったのじゃ」
マーナ「私が活躍したの」
アスカ「ふふふ、そうですね二人とも大活躍でした」
ナオ「うん…え！？君達荷物持ちでしょ？」
サラサ「アスカから離れないように魔法とブレスで敵を倒してたのじゃ」
マーナ「私は魔法で敵を殲滅してたの」
アスカ「おかげで私の出る幕が無いくらいでした」
ナオ「それってもう荷物持ちじゃないんじゃないか？」
サラサ「ドロップした物はちゃんと確保してたのじゃ」
マーナ「うん、だから荷物持ちで間違いないの」
ナオ「そういうのでいいのか！？いやこの世界なら良さそうだな」
アスカ「しかもマーナさんもサラサさんもフロアの探知能力が凄くて迷わず踏破でしたからね」
サラサ「偉いのじゃ」<(*¯꒳¯*)>
マーナ「偉いの」( *¯ ꒳¯*)エッヘン
アスカ「ただ、今回だけじゃ収納術は覚えられなかったみたいです。次は中級だんじょんくらいにしないとダメみたいですね」
サラサ「主殿ランクもあがったのじゃ！褒めてたもー」
マーナ「私も！私も！」
ナオ「えええ！？はよない？」
アスカ「本当は私のサポーターでの登録だったんですけど撃破数が私より多かったので同じ冒険者登録されちゃってですね」
サラサ「ギルドの嬢の話じゃと初級ダンジョンクリアで最低ランクは免除されるそうじゃ」
マーナ「おかげで私もサラサもEランクになったの」
アスカ「そ、それでですねナオさん」(〃ノωノ)モジモジ
サラサ「アスカ！？」
マーナ「嫌な予感がするの」
アスカ「拙者を撫でて頂けますか？」
サラサ「それはずるいのじゃー」
マーナ「マーナも撫でて貰うの」
ナオ「oh......」
ここでナオは瞬時に脳内会議を開く
ナオ1「ここで撫でたらサラサやマーナの二の舞になるぞ！」
ナオ2「しかしご褒美と言う意味では叶えてあげれば良いのでは？」
ナオ3「その結果アスカと関係を持ったらどうする！相手は将来有望な冒険者だぞ！」
ナオ4「俺は撫でてもいいと思うが関係性をきちんとさせた方がいいと思うんだ。父性的な物なのかそれとも恋愛的な物なのか」
ナオ5「それを聞いたら戦争が起こるぞ！もっと穏便に済ますべきでは！」
ナオ1「異議なし、穏便にするべきだ」
ナオ2「つまりは？」
ナオ3「誤魔化すと悲しむぞ」
ナオ4「撫でてあげるがサラサとマーナが暴走する危険性が…」
ナオ5「一人一人撫でてあげたらいいのでは？」
ナオ1「それだ！」
全員「異議なし」
( ˙▽˙ ).。oO(つまり撫でろって事だな)
ナオ「わかったなら一人一人撫でてあげよう」
アスカ「ホントですか？」☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
サラサ「それなら仕方ないのじゃー」
マーナ「ご褒美嬉しいの」
ナオ「んじゃアスカからだな、そこのソファに座って」
アスカ「は、はい」
アスカはソファに座り(/ω・＼)チラチラとこちらを見てくる
俺は中腰になり頭を撫でてやる
ナオ「よしよし、良く頑張ったな」
アスカ「ふぁぁぁぁありがとうございます」
サラサ「次は妾「私の番なの」じゃ」
ナオ「1人ずつって言ったでしょ！？」
サラサ「妾が先なのじゃー」(つ´ω`(-ω- *)))ダキツキ♪
勢い余ってソファに倒れ込んでしまった
と同時にアスカの胸の中に飛び込んで…
アスカ「ヾ(。>﹏<。)ノ゛」
ナオ「あぁ！？アスカすまん！」
サラサ「撫でてたもー！」
マーナ「私も」(((((っ 。•ω• )
とマーナも抱きついて来た
ナオ「あぁもうめちゃくちゃだよ」
アスカ「ふふ、ふふふふ」
サラサ「はーやーくー」
マーナ「なでてー」
ナオ「はいはいってアスカ俺を撫でなくていいから！」
アスカ「ふふふ、いいじゃないですか」
サラサ「むむ、それもアリなのじゃ」
マーナ「うん、アリだね」
3人揃って頭を撫でてくる
き、気持ちいい！
このまま瞳を閉じれば闇の中に…
フィラム「おーいナオさん来たぞー」
ハロル「こんばんはーお邪魔しまーす」
ナオ「∑(ºωº｀*)」
アスカ「Σ(๑°ㅁ°๑)ハッ!」
サラサ「フィラムなのじゃー」
マーナ「お隣の子はどなた？」
フィラム「Σ(・ω・ノ)ノ何して…いや、何があったんだ？アスカ、ナオさん」
ナオ「サラサに抱きつかれてアスカに倒れ込んだんだ」
アスカ「そ、そ、そうでござる」
フィラム「(。￢д￢。)ホントかー？」
ハロル「いきなりこういうの見るとは…びっくりですね」
アスカ「ホントでござる、ハロルも来たでござるか」
フィラム「サラサとマーナの抱きつき癖あるからなぁ」
ハロル「アスカさんこんばんは、私はハロルと申します、ヨロシクです」
サラサ「妾はサラサじゃ、よろしくのう」
マーナ「私はマーナ、ヨロシク」
ハロル「サラサさんとマーナさんですね！よろしくお願いします」ペコリ((・ω・)_ _))
サラサ「所でハロルは何故男の格好をしてるのじゃ？」
マーナ「うん、不思議なの」
ナオ「え！？」
ハロル「ええ！？どうしてそれを」
フィラム「あぁーその子達ドラゴンとフェンリルだからなぁ」
ナオ「男の知り合いが増えたと思ったのに…なぁフィラムこっちの人って女性多くない？」
フィラム「んー男共は上京志向が強いのが原因かもな」
ナオ「え？女性も行くだろ？」
フィラム「ここから王都なんかだとかなりの長旅になっちまうから、どうしても都会に出たいやつは体力がいるんだよ。危険も多いし女性が残りやすいんだ」
ナオ「なるほどーってこの家に来てるの皆女性ばかりよ！？」
フィラム「そりゃ…天然タラシだろ」
ハロル「やっぱりそうなんですか？」
アスカ「あー言われてみるとそうかもですね」
サラサ「全員に優しいのが悪いのじゃ」
マーナ「でもそれがいい所だから仕方ないの」
ナオ「おじさんいい意味でも悪い意味でもショックよ…」＿|￣|○
アスカ「元気だして下さい」ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゛
サラサ「あ、主殿元気だすのじゃ」(。´・ω・)ノ゛ナデナデ
サラサ「主、私は気にしない」( ๑´•ω•)ノシナデ
ナオ「ふ、ふぐぅ…」ダダダ
フィラム「あ、逃げた」
マーナ「・:*三( ε:)`д゜)・;"」
サラサ「つっかまえたのじゃ」
( ॑꒳ ॑ ＞o(๑òωó๑)۶
ナオ「離しなさいサラサマーナ」(*`・ω・´)
サラサマーナ「いや」なのじゃ」
ナオ「この子達従魔なのに従ってくれない…」
フィラム「こういう時サラサマーナは強いよな」
アスカ「そうですねぇ」
ハロル「そうなんですねぇ」
ナオ「ジタ⊂( っ´ω`)っバタ」
サラサ「(ノ´ω`)ノヒョイ」
マーナ「(ノ´ω`)ノヒョイ」
ナオ「降ろしなさーい」
サラサ「どうするのじゃ？マーナ」
マーナ「ソファでいいんじゃないかな？」
サラサ「そうするかの」ポイっ(っ・-・)⊃ ⌒Ꮚ
マーナ「よっと」ポイっ(っ・-・)⊃ ⌒Ꮚ
ナオ「ぐはぁ！」
ハロル「二人とも息ピッタリですね」
フィラム「まぁまぁ元気だせよナオさん」
( ۶" `ω´)۶”( ´ω` *)ワシャワシャ
ナオ「フィラムにまで慰められた…ってか話の原因はフィラムだった」
フィラム「ハッキリ言った方が自覚するからな」
アスカ「そうですねー」
サラサ「別に悪いことじゃないのじゃ」
マーナ「私もそう思う」
ナオ「いや、悪いことだろ」
フィラム「んー貴族なんかは複数相手がいるのが普通だし気にしないでいいんじゃないか？」
ハロル「そう言えばそうですね」
アスカ「ハーレムですか」
フィラム「まぁナオさんの歳くらいでお妾さん取るいる貴族もいるからな」
ナオ「そういや、君達おっさんなの気にしないよね」
サラサ「妾達からは若すぎるからの」
マーナ「私達は長生きだから」
フィラム「まぁ男の歳って気にするけどナオさんくらいならまだ大丈夫じゃないか？」
アスカ「割とおじいさんと呼ばれる方でもお妾さん取りますからね」
ハロル「しかも恋愛の末ですからねぇ、何回かそういう話聞いた事がありますよ」
ナオ「こっちで歳の話があんまり出ないのがわかった気がするよ(ガクッ)」
サラサ「主殿今日のご飯はどうするのじゃ？」
マーナ「お腹すいてきたの」
ナオ「そうだった！俺には料理がある」
フィラム「お、生き返った」
ハロル「楽しみですねー」
ナオ「アスカ、いい物が見せれるかもしれない」
アスカ「私ですか？」
そう言ってナオはソファテーブルに麹と大豆、小麦、塩を取り出した
そして寸胴鍋を取り出しその中に麹を半分、小麦、塩を突っ込み
アスカ「ま、まさかこの配合は」
ナオ「錬金魔法、醤油作成」キュイーーーーン
煮る、発酵、蒸す、全ての工程をすっ飛ばして醤油を作っていく
そもそもきっかけはあった、コンクリートの時に時間短縮したり、ワインの時に火を使わずに蒸留したりと材料さえあれば錬金魔法で物はできる
醤油は長い時間寝かせるのでその分魔力を食ってる感覚があるがそれでもナオは頑張った
結果
成功である
つまり錬金魔法は材料さえあれば魔力に応じて作れるという事である
同様に鍋に味噌を作っていった
アスカ「まさか錬金魔法で醤油を作るとは思いませんでした…」
ナオ「きっかけは沢山あったよ、だからこんな事も…錬金魔法」
と茶碗1杯のお米に錬金魔法をかけてごはんを一瞬で炊きあげてしまった
アスカ「おぉー凄いですね」
フィラム「あっはっはっは、こんな魔法の使い方するやつはいないぜ？」
ハロル「これは食べて大丈夫でしょうか？」
ナオ「(。・н・。)パクッ…んー普通にご飯だけど…」
フィラム「ん？何か問題があったのかい？」
ナオ「美味いけど…自分で炊きあげた方が美味いな」
アスカ「少し頂きますね………そうですね、炊いた方が美味しく感じられます」
ナオ「うーん魔法で不味くなるってのもおかしな話だもんな」
アスカ「うーん」
フィラム「んーナオさん料理する時どんな事考えながら作ってるんだ？」
ナオ「ん？皆に美味しい物を食べさせようって」
サラサマーナ「それ「じゃな」
ナオ「ま、まさか俺がそう願わないとダメなのか！？萌え萌えキュンしないといけないのか！？」
サラサ「なんじゃ？魔法の言葉かの？」
マーナ「興味深いの」
アスカ「試しましょう」(∩´。•ω•)⊃どうぞ
ナオ「く、こんな辱めを受けるとは殺せ」
フィラム「ほらほら早く」
アスカ「(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク」
ナオ「錬金魔法！も、も、萌え萌えキュン」✧*。
アスカ「…なんかびちゃってしてます」
フィラム「恥ずかしがったらダメなんじゃないのか？」
ナオ「ぐぉぉ！」
アスカ「もう一度、真剣に願って下さい！」
ナオ「ええい！もうやけじゃい！錬金魔法！萌え萌えキュン♡」.☆.。.:.+*:゜+。
アスカ「今度は成功しましたね」
フィラム「ふむ、今度はなんか美味そうに見えるな」
ハロル「見た目は先程のお米に見えますが…」
アスカ「食べてみましょう…(。・н・。)パクッ」
フィラム「どうだ？」
ナオ「(；・ω・)ごくり」
アスカ「お、美味しい！」
ナオ「そんなぁ(´*ω*｀)」
サラサ「成功なのじゃ」
マーナ「やったの主」
ナオ「精神的に死ぬ…ご飯は普通に炊きあげようか…(o_ _)o パタッ」
そんなこんなで醤油と味噌を手に入れたナオ
しかし心にはダメージを追うことになったのは不思議の魔法を知っていたからであった
女騎士「くっ殺せ！」
？「貴様の素性は調べさせてもらった、週に休みは無し命をかけてるにも関わらず賃金も安いしかも15時間労働か…騎士団と言うブラックな社会に身を落とすとはな…」
女騎士「な！私をどうするつもりだ！？」
？「くっくっく休みも無く毎日満足に寝ていない貴様にはこのベッドに寝て貰う」
女騎士「最高級ベッドだと！？私は！私は！屈しないぞ」
？「やれ！」ぼふぅ
女騎士「ふぁぁ、柔らかいベッドで疲れが取れていぐぅ」
？「どうだ？貴様にはこの最高級ベッドを提供し週休二日ボーナス付き、仕事時間は1時間の月給制で更に高額な仕事をやろう！屈っするがいい！」
女騎士「私は！私は！あぁー」
？「また1人ホワイト企業に屈っさせてやったわ、はぁーはっはっは」
イエローメローへローへろー今日も私は元気です
