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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
41/139

No.41「昼下がりの日常」

ゆるっと日常回

フィラムの工房にやって来ました


ナオ「こんにちは」


男の子「いらっしゃい」


とで迎えてくれてたのは男の子だった

見た目15-6くらいでカッコイイ感じの子だな

カウンターで何かを作りながら店番してるのか


ナオ「お、君がフィラムのお弟子さんかい?」


男の子「ああ、私の名前はハロルって言うんだ。師匠を知っているんだね?」


ナオ「あぁ、俺の名前はナオだ。最近フィラムが泊まってる家の者さ」


ハロル「おお、ドラゴンが落ちてきた家の人かい。師匠は今商人ギルドと道具屋に納品に行ってるよ」


ナオ「あぁそうなのか、なら買い物がてら少し中を覗かせてもらうよ」


と棚に置いてある商品を見ていく

お、このフライ返し良さそうだな二個かってお好み焼きみたいにひっくり返すのもできそうだ

そう言えばフィラムが湯切り作ってたっけ

なら茶こし代わりに使えるかもなー

おや?これはガラスのティーポットか

紅茶の茶葉を茶こしに入れて使えるくらいの蓋の大きさがいい感じだなー確保


昨日サラサやマーナも料理を手伝ってくれた時に思ったのは包丁とまな板がもう二つほど欲しいのとキッチンの便利スペースだけじゃ少し手狭だったって事

小さなテーブルを置けばそれも解消しそうだな


とりあえず包丁とまな板を選別して購入予定に

鍋も寸胴鍋はいいが大鍋と中鍋が必要だな、これも全部3つになるように買い揃えるか

そして大鍋のような大きな土鍋を発見、ご飯用に確保しておこう


それぞれを後で買うからとカウンターに置いていって他には何がいるかなと考えていた所でフィラムが帰ってきた


フィラム「ただいまー」


ハロル「おかえりなさい師匠」


ナオ「おかえりフィラム」


フィラム「お、ナオさん来てたのか」


ナオ「ああ、買い出しついでに足りない物を買おうと思ってな」


ハロル「師匠、私もナオさんの所でご飯食べたいですよー」


フィラム「ああ、ナオさんハロルもご飯を食べに来ていいかい?」


ハロル「お願いします」


ナオ「勿論いいよ、となると道具屋にテーブル買いに行かないとな」


フィラム「今で六人だもんなー」


ナオ「ははは、俺は一向に構わんさ。皆で食べた方が美味いもんな」


ハロル「ってことは師匠行っていいんですか!」


フィラム「いいかい?ナオさん」


ナオ「勿論いいよ、ついでに泊まるように準備もしようか」


フィラム「ハロル良かったな、来ていいってさ」


ハロル「うわーい、楽しみだったんですよー」


ナオ「そう言えばフィラム、ハロル君にずっと店番させてるのか?」


フィラム「おお、ハロルは剣術も出来るんだぜ。喧嘩したら負けないけどな」


ハロル「そりゃ師匠どデカいハンマー持ち出すんですもん。勝てませんよー」


フィラム「師匠の威厳があるからな、負けらんねぇさ」


ナオ「その前に喧嘩しないようにな?こんないい子そうそういないぞ?」


ハロル「はぅ、いい子とか言われるの久しぶりですー」


フィラム「ナオさんそういうトコだぞ!」


ナオ「え!?何が!?」


フィラム「気づいてないなこりゃ」


ハロル「師匠、今日行っていいならお店どのくらいまで開けます?」


フィラム「最近日が落ちるのもはやくなったからなぁ、夕方5時で閉めちまおうか」


ハロル「わかりました」


ナオ「今日は7人かー、ほんと増えたな」


フィラム「ふふ、多い方が楽しいだろ?」


ナオ「まぁね、よしなら買い出し済ませないとな。ハロル君カウンターに置いといた物お会計頼むよ」


ハロル「はい、ありがとうございます。ちょっと待ってくださいね」


と1品1品の値段を確認していく


ハロル「全部で金貨4枚です」


フィラム「かなり買ったなナオさん」


ナオ「皆が来てくれるから家にあるのだけじゃ足りなかったからな、はいどうぞ」チャリーン


ハロル「毎度ありでーす」


ナオ「フィラム、暇がある時に相談に乗ってくれるか?」


フィラム「お、どうした?」


ナオ「新しいキッチンと風呂について頼みたいんだよ」


フィラム「いいぜ?って新しい?」


ナオ「そこら辺も暇な時に話をするさ。急いでいないしな」


フィラム「あぁわかったよ」


ナオ「んじゃ頼むよ、収納術」シュン


ハロル「ありがとうございましたー」


フィラム「じゃー店閉めたらいくからなー」


ナオ「待ってるよ」


とフィラムの店を出た

道具屋に行ってダイニングテーブルと同じものを買い合わせて椅子も購入、リビングがソファ2つでは手狭に感じたので囲む感じで更に二つ追加するし真ん中のソファテーブルをひと回り大きいものに変える

今まで使っていたのは客室に回してしまおうかな


ベッドと寝具を客室に四つずつになるようにし、皿にコップを手持ちとあわせて10人分になるように買いそろえた

後は布製品、タオルにバスタオル、自分の服も3着ほど購入して上着を1着と下着は1週間分買った

いい加減長袖が欲しかったのとズボンやシャツは来た時の格好がジーパンとTシャツだったので寒さを感じたんだ

服は魔物の皮を加工したものもあった、ミノタウロスの皮のズボンやクックドゥドゥの上衣とか割とラインナップが面白かったな


今回は上着は乱水牛の上着で見た目レザージャケット、ズボンはデニムに近い素材のズボンを3着にした

金貨20枚飛んだぜ…いやでも寒くなると必要だもんなぁ


乱水牛のレザージャケットは水に強く中に暖かいウールを仕様していて(これもシェイプシープとかいう魔物の毛)機能性も抜群、冒険者用の1品という物だ


ズボンはジーパンよろしく履きやすい物でこちらは特に何も無かったけどね


道具屋で着替えてから市場へ

今日は何にしようかな?

フィラム「良かったなハロル」

ハロル「美味しいご飯が食べれます♪」

フィラム「しかしナオさんは相当天然だな」

ハロル「あーわかります」

フィラム「ま、仕方ないな」

ハロル「仕事頑張りましょう師匠」

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