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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
4/139

No.4「異世界料理と冒険者ギルド」

言いたいことも言えない世の中じゃ

しばらく説明回が長いので悪しからずぃー

ナオは役所を出る前に街の領主であるミルドから支度金とお仕事を貰いました


ナオ「お昼ご飯が食べれる!お?あのお店なんだか美味そうだな」


ナオは食事処のお店に突撃しました

出迎えてくれたのは10代の若い女の店員さんでした


ナオ「ごめんくださーい」


店員「はいはーいおひとり様ですか?」


ナオ「ええ、大丈夫ですか?」


店員「はい!大丈夫でーす。おひとり様ごあんなーい」


ナオ「ほっ、よかったぁ割とお客さんがいていい雰囲気の店だ」


店員「あら嬉しい、昼間のオススメランチはいかが?今日はオークソテーとご飯かパンの定食だよー」


ナオ「米あるんすか!?それでお願いします!」


店員「はいはーい、オススメランチライスセット1枚入りまーす!」


ナオ「ごめんご飯大盛りできる?」


店員「大丈夫よー、じゃ大盛りね!」


ナオは米がある事でひとまずほっとしていた

主食の米はやはり大事である


店員「お待たせしました!ランチ大盛りでーす

ナオ「うまそー」


店員「ごゆっくりどうぞー」


朝ごはんで米が欲しいと言ってたのが出てきたのでナオは喜んだ


ナオ「いただきマース」


まずはコメをパクり…むむ?固い?炊きあげではなくピラフみたいである

が、コメ自体は甘みがあるお米だと感じた


次にポークソテーは朝の宿のポークの薄切りより味がしっかりついてる

キャベツにんじんさやえんどうの野菜炒め付きである

味付けには塩とほんの少量だが胡椒を使ってる?


ナオ「店員さんここら辺って胡椒なんかの香辛料高いのか?」


店員「そうですねー辺境なので物は少ないですね。今日は冒険者の方々が仕入れてくれた分がありましたが、どうしても香辛料系が高くなるので…」


ナオ「なるほど、ありがとうな」


ご飯とポークソテーと交互に食べておなかいっぱいになりました

ちなみにお会計は銀貨1枚とまぁまぁのお値段がしました


その足で冒険者ギルドへ

冒険者ギルドは開拓時代の酒場みたいな建物だった…これ雨吹き込むと思うんだけど、なんでこんな形にしたんだろうか?

扉を開いて中に入るとカウンターが2つ、1つは冒険者の受付でもう1つは酒場のカウンターかな?冒険者の受付の方は仕切り板で更に3つ区切ってあるなぁ

広間にはテーブルと椅子があって壁に依頼が張り出されてる

上が少なくて下が多い感じ依頼内容と難しさで分けてるのかな


カウンターの受付嬢に話を聞くことにした



ナオ「すいません、冒険者の受付をお願いします」


受付嬢「はい、ではステータスプレートを出して頂けますか?」


ナオ「はい、お願いします」


受付嬢「少々お待ちください…お名前はナオさんでこれは…すいませんが上に確認を取りますので少しお待ち頂けますか?」


ナオ「何か問題が?」


受付嬢「領主様からナオ様が今日来られるとお聞きしました。ギルド長が案内するのでそちらに移動する前に確認致してきます」


ナオ「なるほど、わかりました」


たたたーと小走りで受付嬢さんが走って確認してきてくれた


受付嬢「ではナオさんこちらへどうぞ」


狭い階段を上がると扉がありコンコンとノックをして


「どうぞ、お入り下さい」


と中へ

ソファが2つに向かい合って真ん中に長テーブルが…その奥に大きめのデスクと椅子があった。まんま事務所だね


ギルド長「どうもギルド長をしているラース・メターナだ。あぁターニャ君お茶をお願い出来るかね?」


ターニャ「かしこまりました」


ナオ「どうも昨日来たナオと申します。冒険者ギルドについて教えて頂けますか?」


ラース「うむ、冒険者ギルドは基本的にこの街の人の依頼が主な内容になる。とは言え商人ギルドとも関わりがある事なのだが例えば肉が欲しいので狩りをしてきたとする。それが魔物なら冒険者ギルドに卸してそれを商人ギルドに解体して渡して商人ギルドから各肉屋に卸す形だな。他の商品に関してもそうだ。ここは仕事の斡旋所だと考えてくれればいい」


ナオ「なるほど、わかりました。ちなみに自分は領主様からお仕事を回されると聞きましたがこの場合はどうすれば?」


ラース「ふむ、それなら私が1度領主のミルド様にお伺いを立てよう。ギルドとしてはギルドを飛ばして貰っても構わないのだが危険な仕事をする場合にはギルド経由の方が護衛も付けやすくなる。特に大きな仕事はそれに伴って危険度も増す事もあるからな」


ナオ「ありがとうございます」


ラース「それとギルドポイントとランクの説明をしておくぞ、ギルドで仕事をこなしたらギルドポイントと言う物が手に入る。これは仕事をどれだけこなしたかと言うひとつの目安になるので同じ仕事をするなら聞いてみるといい。ポイントが低ければ若手や問題がある可能性を示していたりする。次にギルドランクだが

ポイントを貯めるとランクアップクエストが受けれる様になる。ランクアップすると難しいが実りのいいクエストも受けれるようになるからな」


ターニャ「お茶をお持ちしました」


ラース「ありがとうターニャ君、ナオさんもどうぞ」


ナオ「ありがとうございます、頂きます」


ラース「さて聞きたいことはあるかね?なんでもいいぞ」


ナオ「そうですね、魔法に関しても教えて頂けたら幸いです。後は物を作る鍛冶屋に制作依頼をして物が出回ればそれを真似すると思います。こちらの世界では商標登録等はどうなりますか?」


ラース「ふむ、魔法の事については新人研修を受けるといい。分かりやすく説明をしてくれるし実施してくれる。物作りをする為の商標登録かこちらについては商人ギルドを訪ねないとダメだな。道具がもしもあるなら使用権利を買わなければいけないし、なければ商標登録する形になるな」


ナオ「なるほど、理解しました。話を聞くとギルドも沢山あるみたいですがどのようなギルドがありますか?領主様の話から街の発展をする為に物を作るのに商人ギルドなんかにも話をしなければならないみたいですし…」


ラース「ふむ、ギルドは商人ギルド、魔術師ギルド、治癒師ギルド、錬金ギルド、うちの冒険者ギルドの5つだな。鍛冶屋は錬金ギルド魔法関連は魔術師、商人は商品の流通や開発、治癒師ギルドは薬や解毒と治癒魔法が中心になる」


ナオ「わかりました、ありがとうございます。では新人研修の手続きをお願いします」


ラース「わかった、都合の付く日はいつがいい?」


ナオ「3日後にお願い出来ますか?」


ラース「了解した。時間は午前中でいいかね?」


ナオ「構いません、宜しく御願いします」


ラース「では手続きをしておこう3日後の午前中、時刻的には10時くらいが朝の手続きの後なので都合が良いと思う。朝イチでクエストが張り出されてそれに伴って7時くらいから9時までは混雑するからな」


ナオ「なるほど、わかりました」


ラース「ではこれで冒険者ギルドの説明は終わりとしようか、仕事に関してわからない事は聞きに来るといい。受付に話を通してくれればわかる範囲ならターニャ君達受付嬢が教えてくれる、それ以外なら私の時間がある時に教えよう」


ナオ「色々ありがとうございました、では3日後また来ます」


ラース「うむ、では気をつけてな」


色々話を聞いた後に受付嬢にギルドのクエストについて少し聞いた。街の周りの魔物退治と薬草採取が主に張り出してあり周りの魔物はそこまで強くないらしい

ゴブリン、スライムが多いそうでゴブリンは二、三匹で群れるらしくスライムはほぼ単独だそうだ


時刻は16時、少し早いが役所に戻り家の事を聞きに行く

役所について受付に役所長から家を貰う手筈になってる旨を伝えて待つ事に

役所長は近くにいたみたいで馬小屋はないが大きな庭のある家を手配してくれたみたい

家の清掃がある為明日の昼以降に鍵と場所の説明を受けることになったので明日の予定を考えて15時にまた来る事を伝えた


宿に戻り夜食を軽く食べてベッドに入る前にクリーンをしておやすみなさい…


2日目はバタバタした一日であったが家が手に入ってある意味凄い恵まれてる環境になった…


異世界の人が優しいなぁと思うナオだった

お引越し中です

少しだけ修正を加えております

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