No.35「笑って過ごす異世界生活」
スマイルハザード…キャ───(*ノдノ)───ァ
1500pvありがとうございます
誤字修正もありがとうございます
道具屋さんに来ました
フィラム「ナオさん各部屋の絨毯のサイズで頼んだぞ」
ナオ「ありがとうフィラム」
サラサとマーナは知らない道具を見ながら目をキラキラと輝かせてる
考えたみたらあんまり来たこと無かったな
サラサ「なんじゃこれありえなくなーい?」
マーナ「ありえなーい?」
知らない道具が多すぎてサラサとマーナがギャル化した
アスカ「そう言えば他に何買うのです?」
ナオ「あぁ、食用油と金属パッド、ボウルと茶碗にスープ用の深皿。デカいフライパンと客室のベッドと寝具1式を4組と」
アスカ「調理器具が多いですね」
ナオ「後は小さめの魔法バッグが欲しいかな」
アスカ「何にするんです?」
ナオ「調理器具入れと食器入れ、意外と量が嵩張るんだよ」
アスカ「そんな使い方するなんつ…結構貴重なんですけどね魔法バッグ」
フィラム「てかナオさんなら作れるんじゃないか?魔法バッグ」
ナオ「え?そうなの?」
フィラム「収納術を錬金魔法で魔石に付与してさらにその魔石をバッグに錬金魔法で合成するんだ」
ナオ「ふむ、なら魔石がいるのか」
フィラム「ギルのおっちゃん魔石ある?」
ギル「おお、あるぞ?」
フィラム「収納バッグに手頃なやつを1個売ってくれ」
ギル「おう、じゃあこれだな」(_°■° )_ドゥン
ナオ「結構大きいな」
ギル「でもこれで金貨2枚だからな」
フィラム「んじゃプレート払いな。ほらナオさんやってみな?」チャリーン
ナオ「いいのかな?錬金魔法、収納術」キーン
付与できたかな?
ナオ「鑑定」
魔石、Lv2収納術付与済
ナオ「Lv2が付与できたみたいだ」
フィラム「え!?」
ギル「なんだと!?」
ナオ「(゜ー゜;三 ;゜ー゜)どうした?」
フィラム「Lv2って家も余裕で入る大きさだぞナオさん!」
ギル「普通の収納術付与は1が主で2は特注品だぞ?しかもその魔石はごく一般的なサイズだからな…」
フィラム「魔力量で変わるのは知ってたけどナオさんそんなに魔力多かったんだな」
ナオ「初心者講習の時にサラサとマーナと混じって俺まで規格外扱いされてたけどそういう事だったのかな」
フィラム「ま、まぁバッグに付与すればいいと思うぜ?」
ナオ「ああ、そうだな。さて、どれにするかなっと…お?これは」
ふと目に止まったカバンというか小さな巾着袋だった
壁にかければ割と違和感が無いな
ナオ「ギルさんこれくれ」
ギル「マジか!」
フィラム「マジで?」
ナオ「また!?」
フィラム「小さい物に大きな容量のを付与するのは凄く難しいんだ」
ギル「出来たら凄いが先に付与を試してからでいいぜ?ただリスクがある。付与するのが難しい場合一定の割合で魔石が壊れるんだ。成功すると光って消える失敗すると粉々に割れて使えなくなるんだ」
ナオ「粉々になったら何も使えないのか?」
フィラム「いや、魔力を通すコードがあっただろ?あれに使えるんだ」
ナオ「んじゃ全く無駄って訳では無いんだな」
ギル「ただその大きさだと失敗しやすいからな、どれだけ正確に魔力を送り続けるかって所だな」
ナオ「よーし任せろ!燃えろ俺の魔力よ!錬金魔法!付与」
魔力がグググっと吸われていくのがわかる
これを正確にか…
小川に流れる水をイメージしながら魔力量を一定にする
暫くするとカッと光った魔石が手元から消えた
フィラム「あはははは、出来ちまった」
ギル「まじかー、いやまじかー」
ナオ「ふぅ、ギルさん巾着袋はいくらだ?」
ギル「( ゜д゜)ハッ!えーと幾らだっけ?」
フィラム「おいおい驚き過ぎで忘れたらダメだろ?(゜ゞ゜)…ククッ」
ギル「うるせぇやい!ナオさんその巾着はやるよ!」
ナオ「ええ!?ダメでしょなら銀貨1枚でいいかな?」
ギル「いやダメだ!てか高いわ、わはははは」
フィラム「ナオさん貰っちまえ、あはははは」
ナオ「なんでそんなに爆笑してるんだよ、ははは」
サラサ「なんか楽しそうなのじゃ、わははは」
マーナ「楽しそうなの、あはははは」
アスカ「何をそんなに笑ってるのです?ふふふふ」
ギル「わはははははははははははは」
フィラム「あははははははは、腹が痛いははは」
ナオ「ははははははははははははははは」
サラサ「わーはっはっはっはっはっは」
マーナ「あはははははははははははは」
アスカ「ふふふふふふふふふふふふふふふ」
笑いが感染した
ひとしきり笑い尽くした後フィラムがどれだけ大変な事をしたのか教えてくれたがどうやら65536分の1くらい凄かったとの事
わかりにくいわ!二進数の数値だっけ?これ
その後言ってた物を買い揃えついでに魔石を10個程買った
ギル「毎度ありー」チャリーン
残金 金貨5634 銀貨7枚 鉄貨2枚
残金確認したがお金には困らんなこりゃ
とは言えこのままじゃお金が死蔵してしまうので何かに使わないといけないな…マリンにでも相談してみるか
そのまま市場にいくとユーリが居た
ナオ「おーいユーリ」
ユーリ「おお、ナオさんこんにちは。今から行こうと思ってたんだぜ」
ナオ「おお、そうか」
ユーリ「そういやナオさん貝殻はまだまだいるのかい?」
ナオ「ん?どうしたんだ?」
ユーリ「大工の棟梁から注文を受けてな?1度ナオさんに相談するってなってさ」
ナオ「あぁ、棟梁コンクリート作るのか。なら今回まででもいいぞ?」
ユーリ「ん?ナオさんの知ってる事なのか?」
ナオ「俺が家を作る時に棟梁にコンクリートってやつが貝殻から出来るのを教えたからな」
ユーリ「そうなのか、結構な量を注文受けたからホッとしたぜ」
ナオ「ユーリ、棟梁は大丈夫だろうが他の人が買いに来たら警戒しておけよ?貝殻が欲しいって言うのは俺か棟梁だけだが他の人が来たらもっと高い値段でふっかけていいぞ」
ユーリ「ん?どうしてだ?」
ナオ「貝殻自体が無限じゃないからな、使える物ってわかった瞬間に購入しに人が来るんだが最後まで取りきったら終わりだ
キロで幾らで手伝ってくれた人にくらい渡すか計算して金額を出すようにするといい。他の村が集めだしたら高め設定を下げて行くといいかもな
ってもまだそこまで浸透してる訳じゃないから有用な物を作れるのは棟梁だけだろうけどな」
ユーリ「ふむ、わかったよ」
ナオ「何はともあれ特産品になるかもしれないからな。豊かな村になるといいな」
ユーリ「そうだな、ありがとうナオさん」
ナオ「今日は献立は決まってるからまた美味い魚を食わせてくれよ」
ユーリ「わかった」
そう言って今回の貝殻を受け取り金を払う
ユーリと別れた所で野菜屋に向かった
ナオ「失礼、すまんが小麦粉と大豆、小豆はあるか?」
野菜屋「あら、いらっしゃい。ありますよ」
ナオ「すまんがキロ単位で売って欲しいんだが大丈夫か?」
野菜屋「はい、どのくらい用意しましょう?」
ナオ「全部10キロでくれ、いや小麦粉は20キロで分けてくれ」
野菜屋「はい!全部で40キロですね。金貨1枚になります」
ナオ「ああ、プレート払いで」チャリーン
野菜屋「ありがとうございます」
ナオ「後キャベツはあるか?」
野菜屋「ございますよ」
ナオ「2玉くれ」
野菜屋「はーい鉄貨5枚です」
ナオ「あいよ」チャリーン
野菜屋「ありがとうございましたー」
次は肉屋だな
ナオ「すいません」
肉屋「朝のお客さんじゃねぇか、いらっしゃい」
ナオ「クラッシュボアの肉ってまだあるかい?」
肉屋「あるぜ、いくら欲しい?」
ナオ「2キロくれ」
肉屋「あいよ」
ナオ「後、牛肉系はあるかい?」
肉屋「今日はフォレストバッファローの肉だな」
ナオ「おお、じゃあそれを3キロくれ」
肉屋「全部で銀貨4枚だな」
ナオ「プレート払いで」チャリーン
買い物してるとサラサ達がいないなと思ったら果物屋で物色しながらおすそ分けしてもらってた
ナオ「おーい皆何見てるんだ?」
サラサ「主殿、美味しい果物が沢山なのじゃ」
マーナ「前にも食べさせて貰ったの」
フィラム「サラサ達の目がキラキラだった」
アスカ「旬の果物美味しいです」
果物屋「いらっしゃい旦那さん。何買いますか?」
ナオ「この子達が試食させて貰った見たいだな、すまんが銀貨5枚ほどで色々見繕ってくれないか?」
果物屋「おまかせですね。ありがとうございます」
葡萄、桃、柿、梨、いちじく、りんごを受け取って銀貨5枚渡した
果物屋「ありがとうございました。サラサちゃんマーナちゃんアスカちゃんフィラムちゃんまたね」
サラサ「ありがとうなのじゃー」
マーナ「またなの」
ナオ「この子達に試食してくれてありがとうな」
アスカ「同年代の友達が少ないから嬉しかったみたいですね」
フィラム「あんまり辺境に同年代って少ないから仕方ないよなー」
ナオ「そうなのか?そうなんだなぁ」
アスカ「さ、帰りましょうか」
サラサ「うむ」
マーナ「あるじ」((((´・ω・`)ノ
フィラム「ナオさん俺も」(*ノω)ノポッ
サラサ「あーフィラムに先を越されたのじゃ」
アスカ「じゃあ私と繋ぎましょ」( *¯ ꒳¯*)ノ
サラサ「むー仕方ないのう」(*´•ω•`*)ノ
そんなこんなで家に帰る
夕日が眩しいなと思いながら帰路についた
笑いが移ったり、あくびが移ったりするのってある意味凄い現象ですよね
どこかの記事で信頼関係にある人だと移りやすいと見た事がありまふふふふ




