No.31「五日目朝、恋はいつでも…」
(∪・ω・)ワンッ
書いた日は11月11日でした
ฅ(՞•ﻌ•՞ฅ 三 ฅ՞•ﻌ•՞)ฅ
次の日の朝
流石にドタバタとした事は起こらず今日は平和な朝となった
アスカ「おはようございます」
フィラム「おう、ナオさんおはよう」
マリン「ナオさんおはようございます」
サラサ「皆おはようなのじゃ」
マーナ「おはよう」
ナオ「皆おはよう、今日の予定は?」
アスカ「拙者は冒険者ギルドにいってだんじょんに入る手続きをしてきます」
フィラム「俺はナオさんの新宅を作るのを手伝うぜ、1度鍛冶屋に顔を出して仕事してくらぁ」
マリン「私は朝から仕事ですね。ミルド様にお伺いを立てたりしないと行けませんので今日も忙しくなりそうです」
ナオ「ふむふむ、わかった。あぁアスカ1つ頼みがあるんだけど」
アスカ「どうしました?」
ナオ「朝食作ろうかと思ってな、ご飯炊いてくれないか?その間に買い出ししておかずになるもの買ってこようかと」
アスカ「いいですよ」
ナオ「そういや味噌とか醤油あるの?この辺」
マリン「味噌も醤油も聞かないわね、美味しいのかしら?」
ナオ「まぁ俺の故郷の味だね。人によると思うが美味しいと思うよ」
アスカ「私の手持ちに少しあるのですが非常食で取ってあるので…すいません」
ナオ「あぁ、それは仕方ないね。味噌とか割と日持ちするもんな。それじゃ買い出し行ってくるかな」
サラサ「妾も行きたいのじゃ」
マーナ「マーナも」
ナオ「んーご飯のおかずだけだからすぐ戻ってくるし我慢してくれ」
マーナ「すぐに戻ってくるなら仕方ない」
サラサ「我慢するのじゃ…」
ナオ「そんな顔しないでくれよーすぐ帰ってくるからな」
こうして朝飯の為に朝市に出かけた
朝から肉は重いし何にするかなぁ?
ユーリ「お、ナオさんおはよう」
ナオ「おおユーリおはよう。今日も朝から早いな」
ユーリ「ははは、俺らは朝早くて夜も早く寝るからな」
ナオ「おすすめの朝ごはんになるものって何かないか?」
ユーリ「朝ならこの黄金鯖とかどうだ?1匹銀貨1枚だぜ?」
ナオ「お、いいかもな。ちなみにユーリ捌けるか?」
ユーリ「あぁ、三枚下ろしくらいならスグだぜ?」
ナオ「なら2匹くれ、朝飯にするから2匹とも捌いてくれると助かる」
ユーリ「毎度ありー、ちょっとまっててくれよ」
5分もしないうちにユーリが帰ってきた
ユーリ「ほらこれだぜ、中々上手いだろ?」
ナオ「おお、いいね。んじゃ銀貨2枚プレート払いでな」
ユーリ「毎度ありー」チャリーン
ナオは鯖をゲットした
次に肉屋に昼夜で食べる用の肉を買いに
ナオ「すいませーん」
肉屋「はいらっしゃい」
ナオ「おすすめの豚肉とかある?」
肉屋「んーそれならこのクラッシュボアとかどうだい?」
ナオ「お、いいねぇじゃあそれを…3キロくれ」
肉屋「まいどありー、銀貨3枚だぜ」
ナオ「プレート払いで」チャリーン
さて次は野菜だ
野菜屋「いらっしゃいませいらっしゃいませ取り立て新鮮お野菜が沢山ありますよー」
ナオ「おはようございます」
野菜屋「はい、いらっしゃいませ」
ナオ「えーとトマトと玉ねぎは10個、ニンニクは5玉もあればいいか…おやあれは大根じゃ…大根すげぇなこの太さ」
野菜屋「どれも朝イチで取れた物ばかりですよ」
ナオ「大根も貰おう、大根1本と後はキャベツ1玉じゃがいもも10個くれ」
野菜屋「はいはーい」
ナオ「いくらだい?」
野菜屋「銀貨3枚になります」
ナオ「プレート払いね」チャリーン
野菜屋「ありがとうございましたー」
最後に果物屋によってっと
果物屋「いらっしゃいませ」
ナオ「ちょっと聞きたいんだが干しぶどうってあるかい?」
果物屋「はいありますよ」
ナオ「いくら?」
果物屋「えっとこのコップ1杯で鉄貨7枚です」
ナオ「はいよ、じゃ1杯分頂戴。プレート払いね」
果物屋「はーい毎度ありがとうございます」チャリーン
色々買い込んだ所で家に戻る
帰り着くとキッチンからお米の香りが漂ってきた
ナオ「ただいま、アスカご飯ありがとうね」
アスカ「いえいえ、どういたしまして」
ナオ「今日は金鯖とか言うのを捌いてもらってきたからこれを朝飯で食おうか」
アスカ「いいですね」
ナオ「じゃあまず半身を3分の1にして指2本くらいの感覚で切り身を入れて塩振ってフライパンにGO」ジュワァァァ
アスカ「いい音しますねー」
ナオ「本当はそのまま時間置いて水気取りたかったんだがね。さてスープどうするかな?時間かかるんだよな」
アスカ「うーん朝はスープ無しでいいのでは?」
ナオ「仕方ないそうするか。じゃあじゃがいもを調理するか…水でよく洗って芽を取り除いて皮を切って水を張った鍋にドボンと」ドボンドボン
アスカ「じゃがいも茹でて塩で美味しいですよねー」
ナオ「だなー、昔母親がおやつ代わりに作ったのが出てきてたわ」
アスカ「っとご飯もそろそろ炊きあがりっと」
鍋の蓋を取るとピカピカの真っ白なお米の粒がたっておる!間違いない、美味いやつやこれ
ナオ「美味そうね」
アスカ「冒険者は割と料理得意な人が多いんですよ?現地にある物で生活しないといけないので」
ナオ「あぁ、なるほどね」
とそんな話をしながら別のフライパンを取り出して鯖を2つのコンロで焼き始めた。片面5分ひっくり返して5分を2匹分やっていく
全ての鯖を焼き切って皿に盛り付けた後にマーナに魔法で大根おろしを作って貰う
ありがとうのなでなで*´ ³`)ノ(o´罒`o)をしてやり、茹でたじゃがいもを取り出して切り分ける普通のじゃがいもだと6等分なんだが異世界のはデカいので3個を10等分にすればかなりの量になる
全てをワンプレートに盛り付けて皆でご飯になりました
ナオ「全員あるなー?それじゃ食べようか。頂きます」
マリン「頂きます。お魚はスパイス使わなかったのですね」
ナオ「カレー風味の味付けはできると思うけどね…醤油が欲しい…」
マリン「そんなにですか」
ナオ「気持ち的には無くても大丈夫なのが半分欲しいと思うのが半分ですね」
マリン「でしたら商人ギルドを通して取り寄せてみては?」
ナオ「え?そんな事が出来るんですか?」
マリン「ええ、辺境の街から王都や各街との交易がありますので定期便で取り寄せが出来ますよ」
ナオ「でしたら醤油と味噌をお願いします。どうしても魚は醤油が欲しいです」
マリン「承りましたわ」
ナオ「ありがとうマリンさん」
マリン「あ、あの出来たら私も皆みたいに呼び捨てにして欲しいのですが…」
ナオ「わかったよマリン」
マリン「(*ノωノ)あぁ恥ずかしい」
フィラム「ん?これは…」
アスカ「昨日何かありました?」
サラサ「マリンが主殿と初チューしたのじゃ」
マーナ「私が先にしたかったのに」(´ω`╬ )ゴゴゴ
フィラムアスカ「「な、なんだって」ですって」
マリン「( *´艸`)うふふ」
ナオ「えっとあれ?そんなに驚くの二人とも」
アスカ「ナオさんは優しいから何かに付け込まれたかも知れませんよフィラムさん」ヒソヒソ
フィラム「あぁ、俺の髭がこんなにサラサラなのにナオさん何も言わなかったのもマリンのせいか」(ŏ﹏ŏ。)グヌヌ
ナオ「はいはい、お喋りもいいけど先にご飯食べるぞー」( ̄▽ ̄;)
そう言いつつご飯を食べながらやれやれとおっさんは思ってたのだが…
この時サラサとマーナだけは絶対にマリンにだけは抜け駆けされないようにと念話で話をしアスカとフィラムはどうすれば自分達に気を引けるか考えていたりとコソコソ話をしたりしていた
恋はいつでも争いである
ちなみに男は割と歳を食っても行けるのを知ったのは後の話である
かなしいけど恋って何時でも戦争なのよね~
ド―――(゜д゜)―――ン!




