No.23「初めてのお家…」
お家は壊れてます
閑話的なお話となっております
ナオ「はぁー食ったQTTA」
フィラム「ふわぁ腹いっぱいで眠くなって来ちまった」
アスカ「美味しかったですねー」
マーナ「眠い…」
サラサ「…」
サラサが船を漕ぎ出しだした、相当眠いみたいだな
ナオ「収納術、ほらサラサマーナおいで」
サラサ「眠いのじゃ…」とてとて
マーナ「うん…」
(*・ω-)・ω・*(ーωー*)ピトッ
車を出してマーナを後部座席の後ろにマーナを真ん中の椅子に座らせる
ナオ「フィラムさんは家に送っていいぞ?アスカさんは?」
フィラム「ナオさんに任せるぜ?客間のベッド借りていいならありがてぇかな」
アスカ「フィラムさんが泊まるなら私もお願いしていいでしょうか」
ナオ「わかった、マーナすまないが奥に詰めてくれ、助っ席は誰が乗る?」
フィラム「じゃあ俺が乗るぜ」
アスカ「では拙者は後ろですね」
こうして全員乗り込んだ
超トロトロ運転で家に向かう
夜の街は通りに人は無くシンとしている
建物の灯りが付いてるのは数件だけで寝る人が早いのがよくわかる
家の前に着いた俺は1人降りた
ナオ「ちょっとだけ掃除するから車にいていいぞ」
サラサは爆睡マーナもガラスに寄りかかりすぅすぅ寝息をたてていた
玄関先から崩れたガレキを収納術に1度しまい込む
そのままクリーン魔法をかけ掃除をしたらガレキを家の前に出した
部屋の確認をしたがやはり壊れたのは玄関から
キッチンまでの小部屋3つ、トイレ壊れたな…
ナオ「フィラムさん疲れてる所悪いが1つ頼まれてくれないか?」
フィラム「おお?どうした?」
ナオ「ガレキの中に部屋の光の魔道具があるはずなんだが、探して使えるようにしてくれないか?トイレの部屋まで壊れたから外にガレキを積み上げて簡易トイレを作ろうかと思う」
フィラム「なるほどそういう事か、いいぜ?」
そう言ってフィラムはガレキの中を探し出した
車のライトでガレキを照らしてるので暗くは無いと思う
フィラム「あったぞー」
ナオ「使えそうか?」
フィラム「1個は死んでるなこりゃ、2つはいけそうだ」
ナオ「じゃあ残りのガレキは回収して囲いにしていく」
ナオは立つ位置より少し高い囲いを作って入り口を残す、次に落ちないような小さな穴を掘ろうとする
ナオ「地面の土って収納術で回収できるんじゃないのか?」
手を地面につき収納術と唱えると手の下の土がボコっと抉れた、だいたい5cmくらい手のサイズで掘れた
ナオはいけるなと確信し、手のサイズで二の腕まで土を掘っていく
その作業を5回ほど繰り返す
掘った土は入り口を背にして穴の前に置いて足で踏み固める
ナオ「フィラムさん灯りを貸してくれ」
フィラム「おう」
入り口に1つ、中に1つ設置した
ナオ「よし、完成」
フィラム「おお良かったな、じゃあ早速…」
ナオ「おっさんいる前でやらないでくれよ」
フィラム「冗談だよ冗談」
ナオ「全くもうからかわないでくれよ」
ε-(`・ω・´)
そうして車から皆を降ろしてトイレを説明してフィラムとアスカを客間に案内する
ナオ「色々手伝って貰ってありがとう、ゆっくり休んでくれ」
フィラム「ふぁぁ、色々濃い1日だったぜ」
アスカ「ふふ、気にしないで下さいね。それではおやすみなさい」
さて次はサラサとマーナ
2人を連れて自室のキングベッドに2人とも連れてくる
2人とも横になったら所で絵面がやばい!
おっさんはそそくさと出ようとしたら手が二つ伸びてきて捕まえられてしまった
サラサ「一緒に寝るのじゃ」
マーナ「うん…」
ナオ「わかったわかった、2人ともまだ身体は痛いか?」
マーナ「痛みはないけど身体が重い…」
サラサ「妾もじゃ」
ナオ「じゃあ寝ながら回復魔法を使うか」
真ん中に来たナオは二人を抱きしめて
ナオ「回復魔法」
サラサ「暖かいのじゃ…」
マーナ「気持ちいい…すぅ」
光が集まり二人の中に入っていく
ナオも限界まで魔力を使い意識を落としていくのだった
この1日でヒロイン候補の2人が出せました
この作品を書こうとした時にドラゴンタグが付いておりましたのはサラサがメインヒロインの1人と言うかるーい設定だったからです
と言うか作品書く時から頭の中でぽわぽわな、のじゃのじゃドラゴンが頭から離れませんでした
マーナは異世界で懐くワンコと言えばフェンリルと言う感じで出しました
キャラ的には
サラサは元気一杯ドラゴン
マーナは大人しめフェンリル
ただしどちらも甘えん坊
と言う感じになると思います




