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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
22/139

No.22「従魔契約は突然に」

ふさふさもふもふ

もふもふもふもふもふもふ(´º∀º`)ファー


ナオ「うぅん」


慣れない回復魔法を使い意識を失っていたナオは暗闇で目を開けた

車の真ん中の後部座席か


体が重いが暖かい、狼のフェンリルが覆い被さるように添い寝していたみたいだ

気がついた事で顔をぺろぺろ舐めてくる、くすぐったい

頭を撫でてやりながら止めさせるようにすると気持ちよさそうにされるフェンリル

んー、犬っぽい


アスカ「あ、起きましたね」


フィラム「体調はどうだ?」


サラサ「気がついたのじゃ」


ナオ「うん、大丈夫だよ。どのくらい寝てた?」


アスカ「1時間しないくらいですね」


フィラム「そんなに時間は経ってないぜ」


ナオ「そうか、ありがとう」


身体を起こして軽く伸びをする


サラサ「フェンリルと仲直りできたのじゃ、ありがとうなのじゃナオ殿」


フェンリル「ウォン(ありがとう)


ナオ「うん、良かったよ。そう言えばなんで喧嘩してたの?」


サラサ「最初はフェンリルを森の外に連れていこうとしたのがきっかけかの」


フェンリル「ウォンウォン(縄張り出るのはダメ)


サラサ「そのうち売り言葉に買い言葉で攻撃するまでに至っておったのじゃ」


ナオ「縄張り出ようって言ってたのか」


ここでふと気になった事がひとつ


ナオ「ごめん、ちょっとまってね?アスカさんフィラムさん、フェンリルの言ってる事わかる?」


アスカ「わかりませんね」


フィラム「ウォンウォン言ってるだけにしか聞こえないなぁ」


ナオ「サラサがドラゴンの時の声は?」


アスカ「グルグル言ってるだけにしか聞こえませんでしたよ?」


ナオ「あぁやっぱりか、そんな気がしてたんだよ」


フィラム「ん?何か心当たりあるのかい?」


ナオ「従魔疎通ってスキルか、もしかしたらステータスには書かれてないけど翻訳魔法とか持ってるのかもね」


フィラム「まぁサラサもフェンリルも従魔契約してないんだろ?」


サラサ「そのはずじゃ、妾は何時でも良いぞ?」


フェンリル「ウォン(優しい人だからいい)


ナオ「まぁ今の今ってのはいいよ。フェンリルもあったばかりだろう?」


フェンリル「ウァォーン」ピカー

眩しい!これはサラサの人化魔法と一緒だ



白銀の髪の毛にショートボブ

整った容姿だ、凛としているのは狼を連想させる

20代前後くらいかな?

狐っぽい耳が頭の上に付いてる

それにしっぽもフサフサだ


ちなみにサラサ

黒髪ロングで15-6歳くらい

大きな目で少女らしい小顔だ

小さな角と大きなしっぽが特徴です


フェンリルの胸はCかDかな

サラサはそれより少し大きなDかE


パッとフィラムさんとアスカさんも説明

フィラムさんは身長170程で肩より少し高い位置のショートカット、茶髪

特徴はお髭。立派である

胸はサラサより大きいな…Fはある

全体的に筋肉質でお尻もパンと張ってる


アスカさんはピンク髪でポニーテール

容姿としては18歳くらいか?若い

特徴は額当て、女の子はまずしないだろう

袴に着物に小さな羽織、オシャレさん

胸は実はCかDか?少しわかりにくい



フェンリル「私はこの人ならいい」


サラサ「妾もじゃ」


ナオ「俺の意見も尊重してね?フェンリルは名前は無いの?」


フェンリル「ない…」


ナオ「これ名付けたら従魔ルートからのテイマールートでスローライフは壊滅ルートだよな」


フィラム「別にテイマーでスローライフしてもいいんじゃないのか?従魔ってペットっぽいよな」


アスカ「何かあったらドラゴンとフェンリルが守ってくれますよ。むしろ国を倒せそうです」


ナオ「倒さないでー国対俺とか絶対いやだ」


フェンリル「名前付けてくれないの?」(´•ω•`๑)


サラサ「妾がおれば街も一瞬で灰に!」


ナオ「サラサそれしたら絶交だからな」


サラサ「のじぁあ!?」


ナオ「やらないって言ってるじゃないかダメドラ」


サラサ「ダメドラじゃないのじゃー」

(´。>ω(•ω•。`)


ナオ「甘えたがりか、離れなさ…力強いな」

|:)⊂(・◇・*)ググッ…


フェンリル「私も」(´•ω•`)-ω•,,`)


アスカ「懐かれましたね」


フィラム「懐かれたな」


ナオ「ああもうわかったから」


フェンリル「ほんと?」


サラサ「わーい」


ナオ「あぁ、男に二言は無い!」


フィラム「両手に花だな」


ナオ「フェンリルの名前な?月の狼って神様の名前がマーナガルムなんだがそれからとってマーナにしようかと思う」


フェンリル「それいい、私の名前はマーナ」

⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝


アスカ「なんだかんだ言ってちゃんと考えてるじゃないですかナオさん」


ナオ「仕方ないだろ…しかしマーナ縄張りはいいのか?」


マーナ「私と黒竜…サラサとの戦いで森から魔物が恐れをなして散ったから縄張りには適さなくなった。仕方ない」


ナオ「なら俺の家でいいか。サラサもマーナも回復しきった訳じゃないだろうし…半壊したけど大丈夫だろ」


フィラム「なんだかんだあったけど丸く収まって良かったぜ」


アスカ「ドラゴンとフェンリルと戦う事にならなくて良かったですね。1:1で五分五分でした」


ナオ「アスカさん?あれ?アスカさんいたら国を倒せるって事だな?」


アスカ「はっ!」


マーナ「それは興味深い」


サラサ「妾はアスカに力があるのわかっておったぞ?と言ってもこうたまに強くなるような感じかのう」


アスカ「内緒でござる」


フィラム「アスカちゃん、動揺してるぞ…ござるでてるぜ」


ナオ「ん、まぁ街に帰ろう。車動かすぞ」


こうしてフェンリルに懐かれたナオ

可愛い従魔が2匹出来ました


運転席に乗り直し、助っ席にサラサ、後部座席にアスカマーナフィラムの順で乗ってます


ナオ「メシどうするかな…」


フィラム「あー腹減ったなぁ」


アスカ「拙者もお腹ペコペコです」


サラサ「妾もまだ食えるぞ」


マーナ「私も足りなかった」


ナオ「街の中入ったら今日は酒場かどっか外食しようか。フィラムさんアスカさんは迷惑かけたしご飯の予定だったから全部俺持ちでいいぞ」


フィラム「悪いなダンナ」


アスカ「ありがとうございます」


ナオ「その代わりなんだが美味い飯屋知ってたら頼むよ…後そのサラサとマーナの服装がな?」


フィラム「あぁ、確かにそれはわかる」


サラサ、マーナ「「?」」


ナオ「肌が見えすぎてて他の人とトラブルになりそうなんだ」


サラサ「ふっふっふ、妾達なら人化の応用で服を着る事も可能じゃ」


マーナ「問題ない」


ナオ「ふむ、そうだな…安定のワンピースでもいいがそれでも2人とも見た目がいいから絡まれそうだな…アスカさんみたいな着物っぽいのとかどうだ?」


マーナ「余裕」


サラサ「良いぞ」


ピカーと光ったと思ったら2人とも着物になった


元々サラサとマーナの服が局部しか隠してない布と言う感じで酒場なんかに入ったら確実に絡まれるだろう事を懸念しての事


人化してるとはいえドラゴンとフェンリルである

もしも力が弱くなってるならば守らないといけないしそうでなかった場合、相手が危険である


ナオ「皆可愛いから1番危ないの俺かもな」


フィラム「おお…男に可愛いって初めていわれたぜ」(*´д`*)


アスカ「恥ずかしいでござる」(*´д`*)


ナオ「そろそろ街につくぞー」



ドラゴンとフェンリルに懐かれました

車を降りて収納術にしまい込み西門で門番に掻い摘んで説明を


ナオ「おーい衛兵さん」


門番「おかえりです。ドラゴンの調査はどうでしたか?」


ナオ「もう飛んできたドラゴンは大丈夫だ、体の調子が悪くて俺の家に突っ込んだらしいが介抱してやって回復した。街を壊さないって話をしたよ」


門番「おお、良かったです」


ナオ「出来たら領主さんに安全だって事伝えて上げてくれ」


門番「分かりました」


そのまま街の中に入った

時刻は20時か


フィラム「うまい飯屋行くか、西のこっち側が貴族街で個室の飯屋があるんだ」


ナオ「おぉそうなのか」


アスカ「早速行きましょう」


ナオは自分の家を通り過ぎてご飯屋さんに

ドレスコードとか大丈夫かなと少し不安です


フィラム「こんばんは!」


執事「いらっしゃいませフィラム様」


ナオ「おお、高級っぽい」


アスカ「少しドキドキします」


サラサ「豪華な感じがするのぅ」


マーナ「いい匂いがする」


フィラム「すまないが5人で利用できる個室を頼むよ」


執事「畏まりました、ではご案内致します」


連れられて全員個室に入る


ナオ「奥が上座かな?」


サラサ「妾はナオ殿の横がいいのじゃ!」


マーナ「マーナも」


アスカ「ふふ」


フィラム「ま、席は何処でもいいさ」


ナオ「そういやここはコース料理とかなのか?」


フィラム「いやいやここは高級焼肉店だぜ」


執事「左様でございます」


ナオ「おお、焼肉か」


フィラム「とりあえず飲み物だよな?俺は焼酎をくれ」


ナオ「マーナとサラサは?」


サラサ「お酒飲みたいのじゃ」


マーナ「私もお酒がいい」


アスカ「あ、私は赤ワイン下さい」


ナオ「サラサもマーナもまだ身体か本調子じゃないんだろ?今日は我慢してジュースにしてくれよ」


サラサ「むぅ仕方ないのぅ」


マーナ「わかった、我慢する」


ナオ「俺はエールでいいや。店員さん2人には季節のおすすめのジュースとかあったらそれで頼むよ」


執事「承りました、お肉はどう致しましょうか?」


フィラム「オススメがあるかい?」


執事「オススメの肉の提供ですと、初めに乱水牛のタンを、次にミノタウロスのリブロース、カルビを味わって頂きメインのオークジェネラルのステーキでございます。最後にデザートは梨を剥いて凍らせた物になります」


ナオ「おお、美味そうだ!そのコースでオークジェネラルのステーキは初だな…沢山食べたい人!」


サラサマーナフィラムアスカ「はい!」


ナオ「ステーキは全員2人前にしてくれるかい?」


執事「畏まりました、焼き加減のご注文はございますでしょうか?」


ナオ「俺はミディアムレアかな」


アスカ「私はミディアムでお願いします」


フィラム「俺はちょっと固めのミディアムウェルダンかな」


サラサ「焼き加減があるとは…」


マーナ「私とサラサはわからない」


ナオ「主なのは5段階でレア、ミディアムレア、ミディアム、ミディアムウェルダン、ウェルダンでレアのが生に近くウェルダンのが焼いてある。今回だと2人ともレアで食べてみればいいと思うぞ?」


マーナ「じゃあそれにする」


サラサ「肉の焼き加減まで味にこだわるとは凄いの」


ナオ「俺は基本的には肉の事は肉を焼く人が1番知ってるからオススメにするんだが今日は完全に気分だな」


執事「皆様ご注文承りました、それではお飲み物をお持ち致しますので少々お待ち下さいませ」


あの人の名前はセバスチャンだなきっと

と思いつつ談話をする


サラサ「人のご飯屋さんは初めてなのじゃー♪」


マーナ「楽しみ♪」


フィラム「ここのお肉は美味いからな!」


アスカ「オークジェネラルってどんな味がするんでしょう?」


ナオ「オーク肉でも美味かったからなぁ」


サラサ「オークキングの肉は絶品じゃぞ」


マーナ「あれは美味い、サラサと一緒に食べた」


ナオ「それも美味そうだなーいつか食べれるといいな」


フィラム「ん?マーナ、あの森にオークキングがいたのか?」


マーナ「そう、強い個体がオークキングに進化した。進化した瞬間に狩った」


サラサ「その時マーナにオークキングを食べようって声をかけられたのじゃ。絶品だったのじゃ」


アスカ「仲がいいんですね」


マーナ「私が縄張り探しをしている時にサラサを見かけたの」


サラサ「妾はその時は空の散歩をしておったのじゃ」


マーナ「強そうだったから念話で話しかけたの」


サラサ「同い年でお互いの境遇を話をしてたら盛り上がっての?仲良くなったのじゃ」


マーナ「サラサとは今は何処からでも念話でお話できるの」


アスカ「そんな経緯があったのですね」


ナオ「強そうだったからって理由が面白いな」


サラサ「妾達は基本強い者にしかしっぽは振らんからの」


マーナ「でも同じオスで強かったのはまだいない」


サラサ「妾も同じと言うわけじゃ」


ナオ「ん?ならなんで従魔になっていいってなったんだ?」


マーナ「強い者はいる。お父さんやお母さんは強かった。けど優しい者は少ない。両親も時期が来たら離れる。ナオは見ず知らずの私に優しくしてくれたから好き」


サラサ「妾を叱ってくれる者などほぼおらんかったからのう…更に許してくれたのもナオ殿が初めてじゃったから好きになったのじゃ」


ナオ「ぐぉぉやっちまった」


フィラム「まぁナオさんはお人好しだからな」


アスカ「ドラゴンとフェンリルに好かれるくらい優しい人ですからねナオさん」


こんな話をしていると執事が飲み物をサーブしてきた


執事「お飲み物をお持ちしました」


全員に飲み物を配っていく


ナオ「それじゃ皆グラス持ってくれ、乾杯しようか」


皆グラスを手に取り


ナオ「お疲れ様、乾杯!」


チンと皆グラスを当てていく

マーナとサラサは初めてで真似をした感じだった

俺もグラスを一頻り当てた後にエールを飲み干す


ナオ「んー美味い」


アスカ「お酒は美味しいですね」


フィラム「あー焼酎はうめーやアハハ」


サラサ「これはブドウを搾った物のようじゃな」


マーナ「美味しいと思う」


ナオ「マーナとサラサは初めての乾杯だったな、お酒を飲む時や祝い事の後にこうして乾杯するんだ」


サラサ「ほうほう」


マーナ「なるほど」


と話してるウチに最初のお肉が届いたようだ


執事「乱水牛のタンでございます、こちらは塩でご賞味ください」


目の前にタン肉がトントンと置かれていった

1人前5枚の薄切り肉を塩で食べる


ナオ「うん、さっぱりしていて美味いな」


アスカ「ホントですねー」


フィラム「肉と焼酎あれば俺は無敵になれるね」


サラサ「乱水牛の舌もこうして食べると美味しいのう」


マーナ「うん、美味だね」


そうして食べて飲んでとしている内に次のお肉がやってきた


執事「失礼します、ミノタウロスのリブロースとカルビでございます。こちらは塩を少々と胡椒をひとつまみ程で味付けがされておりますのでそのままお食べ下さい」


もう匂いだけで美味いとわかるその肉


ナオ「早速食べていこうか、ああ執事さんご飯はあるのかい?」


執事「ございます、ご用意させましょうか?」


ナオ「あぁ、頼む。他にいる人はいるかい?」


アスカ「あ、私欲しいです」


サラサ「ナオ殿ご飯とはなんぞ?」


ナオ「米を炊きあげた物だぞ、まぁサラサとマーナは初めてだから食ってみるといいさ」


フィラム「俺は肉と焼酎だけでいいわー、あ、焼酎お代わりくれ」


見ると全員飲み物が少ない


ナオ「ご飯4つと全員の飲み物のお代わりを頼む」


執事「畏まりました。すぐにお持ち致します」


と扉を出ていく執事さん


ナオ「来るまでミノタウロス食べようか」


リブロースとカルビである

リブロースの方はあっさりとしつつも焼き上げが上手で美味いな

カルビ…語るまでもなくカルビは美味い、脂のノリと赤身が最高である


ナオ「美味いなぁご飯欲しくなるわ」


アスカ「ふふ、なんだか地元の人みたいな言い方です」


フィラム「やっぱり肉はいいなぁ」


サラサ「美味いのぅいくらでも食えそうじゃ」


マーナ「私もサラサも焼いたりしなかったから新鮮」


肉を食いながら残りのエールを飲み干す

堪らん!


執事「お待たせしました、ご注文のご飯と飲み物でございます」


ナオ「白米のいい匂い、あぁやっぱり肉にはこれが無いと俺はダメだ」


アスカ「わかります」


サラサ「これが米か」


マーナ「白いつぶつぶが沢山」


ナオ「少しだけそのまま食べて味を確かめて見るといいぞ。で俺はお行儀悪くお肉をお米に乗せて食べますっと」


アスカ「あぁナオさんお肉をご飯に乗っけるのはマナー違反ですよ?でも美味しいですよねー」


サラサ「ふむ、ご飯自体は甘みのある穀物なのじゃな」


マーナ「何かおかずが欲しくなるような…」


ナオ「そうそうそんな感じなんだよ」


アスカ「ご飯だけ食べるのも悪くないんですけどね」


とマーナとサラサがお肉とご飯を交互に食べていく


マーナ「私この組み合わせ好き」


サラサ「お肉の味がご飯に合わさると美味しさが強くなるようじゃなぁ」


フィラム「くぁー焼酎うめぇー」


1人マイペースなフィラムである

半分ドワーフだからお酒好きなのであろう


執事「それではお待たせしました、メインのオークジェネラルステーキでございます。こちらは塩胡椒で味付けをした物です」


メインのオークジェネラルのステーキである

厚さ3cmはあるであろうそのステーキは匂いが凄い

俺がお肉だと言わんばかりの強い匂いなのだが優しく包まれていくと言う俺が何を言ってるのかわからない


そして実は俺が1番気になったのは時間である


薄切り肉は焼いて火を通せばいい

そして肉汁と一緒に食せば美味い

ただし熱いうちに限る


美味いステーキは火を通し、火で表面を焼き、更に肉汁を肉に吸わせるために休ませる

この工程しなければどんなに美味い肉もクズ肉といっしょである


ナオ「きっちり30分後に出てきやがったな…やるなぁ料理人」


フィラム「ん?どういう事だ?」


ナオ「肉を美味く焼くには時間がかかるってことさ」


執事「お褒めの言葉伝えておきましょう」ニコッ


ナオ「よし、食べよう」


ナイフで切った肉から肉汁は出ない

休ませる工程をしなければここが違う


ナオ「実食」


あぁここが肉の楽園か

クドくない脂加減、赤みの旨味、これがステーキ

2人前頼んでてよかったわぁ


アスカ「美味しいです」(((´ω`)))


サラサ「美味いのじゃ!」


マーナ「焼くだけでここまで美味しくなるの不思議」


フィラム「たまんねー!」ゴクゴク「こっちもうめぇー」


ナオ「生きてて良かった」( ;´꒳`;)


フィラム「泣くなよナオさん」( ´∀`)ハハハ


アスカ「それくらい美味しいって事ですよ」


サラサ、マーナ「ガツガツガツガツ」


執事「ささ、お飲み物をおつぎ致しましょう」


こうして晩餐は過ぎていった

執事「お会計は金貨10枚でございます」

ナオ「おお、流石にいい値段する」

執事「料理人が久方ぶりに上機嫌でおいででした。肉の事がわかる方が来られたと」

ナオ「美味い肉を食わせてくれてありがとうと伝えて欲しい」

執事「必ず」

ナオ「プレート払いで頼む」

執事「はい」チャリチャリーン

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