No.134「イケイケドンドン50階層」
不定期再開します
お待たせしました
異世界スローライフは突然に
137/137
前へ
お読み下さりありがとうございます
ダンジョン探索は突然に・・・
No.135「イケイケドンドン50階層」
サラサ「お?天の声じゃ!」
マーナ「あ、私も」
メティ「ウチにも来たにゃ!」
ナオ「ん?どうした?」
サラサ「収納術を獲得したのじゃー♪」
マーナ「結構かかったの」
メティ「これで何時でも何処でもお魚三昧にゃ!」
プリュム「おめでとうなのだー!」
アスカ「おめでとうございます!」
エリザ「収納術?」
ナオ「あぁ、エリザ。サラサ達は元々収納術を獲得する為にダンジョンに潜ってたんだ。3回目のダンジョンアタックでゲット出来たんだぞ」
エリザ「ほうほう、収納術とは?」
ナオ「個人用お手軽荷物入れ、時間遅延効果ありだな。俺の収納術は職業補正で料理の下拵えも出来ちゃうスグレモノだったりするな」
エリザ「ふむ、岩を入れておけば岩を落として攻撃出来たり、水を入れておけば水責めも出来ますね!貴方様」
ナオ「使い方が戦闘面に向くエリザだなぁ、ま、そういう事も出来るがあの子達は戦闘面は問題無いだろ?」
エリザ「姉様達は⋯強いですから」
ナオ「そういう事、むしろ回復薬であるポーション入れておけば万が一でも大丈夫だろうね。その万が一の為に取得するようにってダンジョンに潜ってたんだよ」
エリザ「なるほど、私も欲しいです貴方様」
ナオ「んんー、要検討で」
フィラム「おーいナオさん、敵だー」
ナオ「おう、何がいたー?」
ハロル「お猿さんです」
ライ「あれは⋯」
ナオ「知っているのか?ライ⋯デン?」
ライ「デン?あれはホワイトエイプだな、毛皮が暖かく旅をする時コートにしておけば野宿でも便利だと聞いた事があるな。それと防御力もあって防刃、防魔にも優れているはずだ」
ナオ「詳しいな、ライ⋯デン」
サナ「なぁに?それ?」
ナオ「いや何でもない」
フィオナ「数が多いね、それなりにドロップで取れそうだねぇ」
ナオ「よし、皆、ドロップ確保したら持ってきてくれ。エリザ、すまないが指揮権を貰うぞ。兵隊達には3対1を徹底させてレベル上げだ。サラサ達はルート確保と索敵、敵の種類の確認を頼む」
「「「「「「了解」」」」」」
ナオ「本隊はルート確保まで敵の掃討、兵隊が3対1で倒せなさそうなら交代で回してくれ」
エリザ「わかりました、よし!皆の者3人1組を作り班分けし敵に当たれ!負傷者が出たら直ぐに交代するように!」
騎士団「「「ハハ!」」」
ハハ!(語尾上がり)ハァーイで黒ネズミが連想出来た俺だ
決してイットでは無い
ハァーイじょ~じぃ~
騎士達のレベルは現在20-30の間でまだまだ低い
ホワイトエイプはレベル42-46の間くらいだった
鑑定スキルを俺しか持っていないので安全な立ち回りとなると従魔とアスカに頼りきるのだが75階層まで一人も欠けずにとなると低レベルでワンパン即死がある為無理があると判断した
きちんとした回復魔法が俺しかないからな、バフも俺のメシとエリザのみ
大怪我をしても詰む可能性がある
安全マージンまじ大事
という感じでダンジョンを探索
クーンに帰ったら騎士達は冒険者登録だな
ダンジョンアタックに護衛依頼を主に働かせてエリザに任せる感じにするか
俺は飛空挺を作って登城するけど多分エリザは連れて行っても大丈夫だろうが⋯サラサ達が怖いな
とは言え神様からのご指名なので断れないし
それとマナーは一般常識的な物しかわかんない
王都で何を言われるのやら戦々恐々だわ
と思考しているとマッピングが終わったようだ
サラサ「主殿、帰ったぞ」
マーナ「わふぅ収納術便利」
メティ「白猿以外にも大きいボア、大きいトレント、デカいゴーレム?みたいなのがいたにゃ!ただ⋯通路そこそこ狭いにゃん、移動出来るのは猿だけにゃ」
マーナ「私も出会ったけど通路に引いたらハマった⋯おバカなの」
サラサ「うーむ、ダンジョン構成が変じゃ、まぁ妾達は楽でいいがの」
ナオ「楽でいいさ、先を急ごうか」
ジャイアントボア、ジャイアントトレント、ゴーレムは通路からの遠距離攻撃で倒していく
こちらのレベルは50とホワイトエイプより高い
⋯高いけど何故ここを開放型マップにしなかったのか不思議だ
まぁ部屋の真ん中で囲まれたりすると危ない
危ないんだがなぁ、サラサ達はワンパンなので怖くなさそうだ
ゴーレムからは中型魔石とゴーレムの核と言う物が手に入った
ゴーレム作成出来るらしい、回収回収
ジャイアントボアからは牙、肉、皮
牙は鉄より強い
5メートル級のイノシシの皮は錬金魔法で鞣して収納術行き
肉⋯まぁ少し炙って食ったがオーク肉より美味しい
ミノタウロスと合わせてハンバーグかな
エリザと騎士達も食えるみたいだ
ジャイアントトレント
洞窟マップなのに木が突っ立ってる不思議
手が枝なので通路でブンブン振り回すから少しだけ危ないなと思った
でも見えてないので見当違いの所に来たら切って行くと悲しいかな枝無し樹木ができ上がり
後は⋯わかるな?
トレントの皮と木材が手に入ったよ
51-55までは問題なく降りて55階層で今日はお泊まりとなった
ジャイアントボアのおかげで肉が手に入ったのがデカい
1日余裕が出来た
騎士達のレベルも40プラマイで落ち着いた
と同時に魔法が使えるのがチラホラ出てきた
魔力はあるが2倍で弱い魔法だとどうしても使いにくいからな
フィラムとフィオナさん、ハロルでトレントの樹木から魔法用の杖を作ってもらう
こういう時は生産職がいて助かるなとしみじみ感じるナオだった
ハァーイじょぉじぃ~
サラサ「なんじゃ?こやつは?顔が真っ白じゃな」
oh僕を知らないのかい
マーナ「何故そんな所にいるの?」
それはあれさ、君達を引っ張り込む為だよじょーじぃー
メティ「⋯コイツ気持ち悪いにゃ」
oh酷いなぁ
プリュム「コケコッコー」(☆ω☆)ピカー
ギャァァァァァァ!ナニヲスるんだい!?危うく昇天する所だったよじょぉ~じぃ~
アスカ「悪霊の類ですかね、それならばいい技があります。奥義!破魔成仏」
(´・ω:;.:...じょ⋯おじぃ




