いつの間にか30万pv記念「ドラゴンの生態とライとサナ」
皆さんのおかげで30万pvを超えておりました
という訳で閑話を1つ入れさせて頂きます
お読み下さった皆さんには感謝感謝です
龍峰
ドラゴンが生息する山は山脈となり壮大である
ここ龍峰では色々なドラゴンが育っている
その生態系をお教えしよう
ホワイトドラゴン
山の頂上辺りには開けた場所がある
そこに太陽の光を浴びるのが好きな種族ホワイトドラゴンが住んでいる
日向ぼっこが好きなドラゴンは基本おおらかで害をなさなければ非常に懐っこい
と言う事で他の魔物や動物の安全地帯となっておりここで戦闘を始めようものなら直ぐに排除される
ホワイトドラゴンの特性として光魔法と言う物があるのだが結界や治癒等の神聖魔法を得意としているのだ
結界で隔離し山の麓まで転移させられるというサービス付きでの排除だ
ホワイトドラゴンは優しい一族である
次にファイヤードラゴン
こちらは戦闘が好きな種族である
とはいえドラゴン形態の戦闘は山の生態系を狂わすと言うので戦闘方法は様々である
爪を使う
これは爪を使った戦闘を考えるだけではなく爪で木を削ったり物を切ったりは普通だ
しかしファイヤードラゴンは爪の長さを競ったり鋭利に尖らせてみたりと見た目を重要なファクターとなっている
最近ではデコると言うのを人から仕入れて爪に装飾をするのが流行りだそうだ
他にもブレスを圧縮して打って競ったり逆に拡散してみたり体当たりで競ったりと様々である
住んでいるのが火山口の近くだ
何気に温泉が好きなドラゴンである
温泉好きなので割とウォータードラゴンと仲が良い
しかし世間ではウォータードラゴンと仲が悪いと思われている
本人達曰く『解せぬ』だそうだ
ウォータードラゴン
龍峰は山脈を流れる川が湖となっている場所がある
そこには水を司るウォータードラゴンが住んでいる
湖の中で悠々自適に泳ぎ回り水魔法を駆使して湖に水の橋がかかる事がある
湖と湖の宙に水の橋をかけて移動するのである
間の森には雨のように水が降り注ぐ
迷惑である
好奇心旺盛で知らない物等が好物で人が来ると絶対遊びに来る
優雅なドラゴンだと自分達は思っているらしく茶会と称して皆集まりお喋りをする、話好きである
茶はないが人が持ってくるお茶は好きなようだ
基本水だしであるが⋯仕方ないだろう
水の中では暑さ寒さも平気なようで温泉好きである為ファイヤードラゴンと仲が良い
ウォータードラゴンとファイヤードラゴンを温泉で見た人が対立してるように見えたのはファイヤーブレスとウォーターブレスで遊んでいたドラゴンが水蒸気爆発を起こしたのをみたからである、ちなみに本人達は花火の様な物と感じており楽しんでいた
アースドラゴン
ドラゴンの中で1番の働き者である
彼等は野菜が好きである
つまり農業をするドラゴンなのだ
麦、野菜、米も作っているようである
その大きな身体に似合わず意外と細かい作業も地魔法でこなす
そういう所からエルフと仲が良くエルフが困ったらアースドラゴンが、アースドラゴンが困ったらエルフが来ると言われている
最近は人化出来る事をいい事に料理に目覚めたドラゴンも沢山おり中々グルメである
これのせいでアースドラゴンの所にはホワイト、ファイヤー、ウォーター、ウィンド、ブラックのドラゴンがご飯をねだりにくるらしい
対価としてお手伝いが基本で他にも光り物が好きなドラゴンが宝石や鉱石を交換しに来るようだ
ウィンドドラゴン
空を悠々と飛んでいるドラゴンである
風の様にふわふわとしているため争い事が大嫌いである
しかしウォータードラゴンよりも遊び好きで興味がある事には一直線な為研究肌のドラゴンも多い
その為か頭が良く交渉事はウィンドドラゴンに任せろと言うことわざがあるくらいで数字に強い物や技術者が多くいるのも特徴である
過去に魔法を研究し過ぎて世界の根幹を壊しかけた危ないドラゴンであるが現在はその知識もクリーンエネルギーとして使われるようになった、エネルギー名は龍脈である
これにより世界の地域水準が1つ上がり各地の土地が飢えが無い豊かな土壌になった
ブラックドラゴン
崖に住んでいるドラゴンで崖に生息する危険な魔物を主食とする戦闘力が高いドラゴンである
基本家を持ち子育てと養育が得意である
各ドラゴンの子供はここで纏められ育てられる
全種族と仲が良く教育ドラゴンのせいなのかドラゴン族の族長となる事が多い
現在は頭数が他のドラゴン族よりも少ない為滅多に見られない
エンシェントドラゴン
古代龍の父と母である
世界が滅亡の危機に瀕すると全てをリセットする為にいるそうだ
シェン「と言うがもうその必要は無いと思うのうメイさんや」
メイ「そうですねぇシェンさん」
どうやらのんびり寛ぎの日々を送っているエンシェントドラゴンである
全てのドラゴンの祖である為全員が息子、孫、曾孫、玄孫に来孫昆孫仍孫雲孫である
ライとサナは息子と娘であった
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ライとサナはシェンとメイから生まれた
他にもブラックドラゴンは多々いるのだがサナはライより姉である
サナ「ラーイ!行くわよ」
ライ「何処にだ!?ちょっとサナ!引っ張るな!」
サナ「世界を見に行くに決まってるでしょう!早くついてくる」
ライ「えぇー!我まだ龍峰を出る気は無いぞ!」
サナ「私の言う事が聞けないって言うの?」ポキポキ
ライ「ぐ!嫌なものは嫌だ!」
サナ「ならこうしましょう、貴方が私と勝負して勝ったら付いてくる、負けたら貴方に付き添うわ。これでいいでしょ?」
ライ「え?我に自由は?」
サナ「行くわよー?」ドーン
ライ「ぐぬぁ!?いい加減にせぬかー!」ドーン
サナ「キャー!!??」
ライ「ぬお!?サナ!⋯⋯大丈夫か?」
サナ「あーあ、負けちゃった。じゃあ結婚ね」
ライ「あー!?ええ!?」
まんまとサナの罠にかかったライだった
この後、結局世界を見て回り
悪税を敷いた地域を世直しして恐怖のブラックドラゴンとして恐れられたり、はたまた魔物から救った地域では神の使いのブラックドラゴンと崇められたりする二人は子を授かったりするのだなそれはまた今度
今年度までには上級ダンジョンを終わらそうと思います⋯
他の作者さんも言ってそう
引き続き異世界スローライフを宜しくお願いします
異世界ぶらりご飯作りも宜しくお願いします
((。´・ω・)。´_ _))ペコリ




