No.133「進軍開始」
お読み頂きありがとうございます
プリュム「コケコッコォォォォォォー!!」
その瞬間、今いるダンジョン階層の魔物が死んだ、神はいない
創造神『 呼んだ?』
ナオ「呼んでません!?ごめんなさい」
神はいる、はっきりわかんだね・・・ドキドキ・・・
全員起き出したので俺は朝食の用意
そして従魔達に全速力で降りる時のチーム分けをした
まず俺は元々持ってきた車を使用するこれに乗せるのはエリザ、ハロル、アスカだ
そしてカートという名前のキャンピングカーを深夜警護してくれた騎士達を乗せて運転手はフィラムと助っ席にフィオナさん
車の方は追いつけなくなる騎士を拾いつつ移動、体調不良は俺のご飯で起こさせない
騎士達の中には全員騎士という名だが元々オークメイジやヒーラーだった人がいてどうしても体力が無いから仕方ない
という話をしながらサラサ、マーナ、メティ、プリュムは魔石やら素材やらを回収してきた
ミノタウロスのお肉が相当数出ていたみたいだな、オーク肉はちょっとか
ミノタウロスとハイオーク、サイクロプスに
ライとサナが爆走して帰ってきた・・・
どうやら42階層を掃討してルート確保してきたみたいだ
全員ご飯を食べて少し休憩をしたら出発
ザッザッザという音と車の音が鳴り響く
従魔無双がはーじまーるよー
時間は朝の8:30しゅっぱーつ
42階層
ほぼ素通り、時間は30分
43階層
サラサとマーナが先頭に立ちライとサナは殿だ
プリュムとメティが遊撃でアスカも歩くと車の外に出ていった、体を動かしたいとの事だ
所要時間は50分、階段探しで少し手間取る
44階層
元の配置に戻して従魔達でマップを埋めて貰う
但し今度は階段即降り見つけたら意思疎通で通信してもらって降りる
所要時間は30分
45階層
牛肉階層が出るラストという事で44階層と違い現在湧いてる敵を一掃してきてもらいました
その後行軍し階段を降りました
所要時間は45分
思ったより早かったな
46階層
狭い洞窟マップになったので全員歩き
出てくる敵は小型ながらも強い敵が主体となった
初めてのスライム、ドロドロして顔もないけど強酸攻撃危ないです
悪魔のインプ、弱そうに見えて悪魔なので状態異常系盛りだくさん、地獄に帰って下さいよろしく従魔が速攻倒してます
モグラ、キルシザーと言う名前で爪がでっかいモグラさん。物騒な名前の通り爪で切りますキリキリマイマイ
宝箱がいきなりドンと置いてある部屋に遭遇
こういう形の宝箱がこの付近から出だすとの事
勿論ミミックも・・・ミミックのレベルが低いとまるわかりだそうです
高レベルだと隠蔽スキルが高く防御力も高いので叩いたくらいではわかりません
壊したら?って聞いたら勿論死ぬとの事
その代わり宝箱だった場合罠が仕掛けられていたら危ないらしいので非推奨
まぁしばらくは大丈夫だそうだけどアスカが解錠のスキルがあるので任せて欲しいと言っていた
冒険はアスカ無双だなと改めて思ったナオだった
宝箱の中身はハイポーション
低層階には無いの?って聞いたら無いってさ
何故?って聞くと薬草で足りるしポーションにする錬金術師がいるからだって
回復アイテムくれよダンジョンと思ったら薬草なのね
中層付近からハイポーションが出るだけありがたいけどな
小型魔物もマーナ、メティの魔法とサラサ、プリュムが肉弾戦で倒して問題無し
所要時間は50分
3時間程でお昼になったので休憩とお昼ご飯をみんなに配る
ミノタウロスステーキをニンニクと醤油で味付け
作り方としては
塩コショウで下味を付けたミノタウロス肉を焼く
油でニンニクを温めてニンニク油にしてステーキをドーンと放り込む
片面3分で両面焼いたら1分程蓋をして蒸し焼きにしたら出来上がり
それにじゃがいも、ニンジンのソテーしたものを付け合わせにしてスープは味噌汁、ワカメ入りです
ご飯は300人前を錬金魔法で炊きあげて備蓄してあるのでそれを出すだけである
アスカ曰く
「味が既に店で出すレベルです、ダンジョンで食べるのは超贅沢でござる」
と嬉しい言葉を頂きました
ござるででるぞアスカ
フィラム「ござる出てるぞアスカちゃん」
フィラムはそれ好きだなぁ
1時間ほど食事と休憩を含めて取るとまた移動
なんせ約二日で75階層まで行かないと行けないからね
ゲームとかラノベだと10階層くらいで帰還のポータルとかあるのになぁと思ったがあの「アスカ」が出てくるローグライクRPGは無かったな
代わりと言っちゃなんだけど帰還の巻物が沢山で出た気もする
休憩が終わりまた進軍
47-51階層までおおよそ2時間で移動した
敵は変わらずなのだが体力が持たない騎士もいる事と魔物が出てくる緊張感から疲弊が激しいみたいだ
人間2時間で休憩取るといい仕事出来るって話だし小休憩を51階層の階段前で取る
飲み物だけの休憩だ
今日で60階層まで行ければ良いが無理はしない方向で考えるか
次回は閑話です




