No.124「カート作成?ええ?」
暑い日が続きそうで夏バテ中です
皆さんもこまめに水分補給を心掛けてダレ無いようにして下さいね
こまめな水分補給はウイルス対策にも良いですよ
ここは29階層だ
というのも25-29までの階層は洞窟マップで遊撃組が先行し階段を降りるだけで終わってしまったのだ
めぼしいアイテムも無かったので割愛割愛
レベルアップをして戦闘訓練も順調に進んでいる
アスカ先生曰く
ダンジョンの階層毎に適正レベルという物を設定しているという
例えば
1階層は勿論レベル1からでいいが5階層だと体力が無ければ魔物に囲まれてフルボッコにされる危険がある
それを切り抜けるレベルは職業毎で分けるという感じだ
アスカのバトルマスターは戦闘職で上級職
レベルアップしやすいが戦闘に関しては低くても対応出来るとの事
ハロルは鍛冶師、ブラックスミスである
物の売り買いをする商人の上級職だ
商人の武器とはアイテム関係である
例えばアイテムをぶん投げる投合スキルでお金だって投げれちゃうしお金で攻撃も出来ちゃうらしい
収納術のレベルアップがしやすいのでアイテムを多く持てる、収納術のレベルアップが早かったのがわかった瞬間だった
それと商人と言えば物の売り買いだろう
話術が上手くなるので物を高く売ったり安く買ったり出来る・・・かもしれない
露天開設も簡単に出来るスキルでクリエイトカートというのもある・・・
屋台だな
カートも自分好みで作成出来るぞ
露天での食い物屋はほぼ持っているそうだ
フィラムはハイブラックスミスというもう1つ上でフィオナさんはクリエイティブスミスというらしい
ブラックスミスは鍛冶屋
ハイは上級なのはわかるがクリエイティブスミスってなんでも作るなんでも屋じゃ?
ちなみにスミスとは職人という意味であるからまんまだね
ブラックスミスの武器はハンマーをメインにしている人が多いそうだ
槌だから仕方ないね
ただし体格差や種族差もある為ナイフやソードに盾を使う人も普通にいるそうでハロルが使いやすい物だとハンマーよりは剣になったらしい
今の所ハロルのレベルもアスカのレベルとそう大差は無い感じだ
ちなみに俺は屋台を作れるにめっちゃ反応してしまった
という事で屋台作成
キコキコキコーン
地球にいる頃、秋から冬場にかけて石焼き芋の販売トラックやラーメンのキッチンカーが走っていたのだ
俺は想像する
屋台とは想像力だ
例えばリアカー式屋台
昭和の時代、椅子を出して隣り合わせで食べる福岡の屋台村のような
例えばキッチンカー風屋台
平成の時代、屋台の外に椅子を並べてクレープやサンドイッチを売る屋台
そして・・・俺が想像した屋台とは
ナオ「クリエイティブカート」
中にはキッチンがありゆったりとした
くつろぎ空間が?
二階建てで?
バス、トイレ付き?
ナオ「キャンピングカーじゃねーか!ふぉぉぉ!え!?何これ水陸両用なの!?」
屋台じゃなくてキャンピングカー?バスか
キッチンが付いてて大理石の壁が
ハッチ式で後ろを開いても水の上でも大丈夫なようになっているようだ
中は広く二階建てになっているのでクイーンサイズのベッドがドーン
見た目は強化ガラスの透明度だがこれはポリカーボネートかなども思う
戦闘航空機のハッチに取り付けられているのがポリカーボネートで耐圧、耐熱に優れているが確かアルカリ性溶液とか薬品系に弱いんじゃなかったかな?
ナオ「フィラムフィラム!これミスリルコートして!」
フィラム「は!おお!任せろ!」
フィオナ「フォォ!こりゃすごいねぇ!アタシも手伝うよぉ!」
早速ミスリルコートをかけて貰って一安心
皆中に入ってもらい使い心地を確かめてみる
1階部分と2階部分に別れておりあからさまに広い、拡大と縮小の魔法がかかっているようだ
キッチンも俺大満足な3口コンロとなっている
エネルギーはどうやら俺の知識が元になっており魔力とガソリンで動く異世界ハイブリッドになっている
二階部分は透明度が高いが外から見た感じだと黒みがかった感じなので偏光ガラスというかマジックミラーのようになっているのだろう
1階部分は運転席とバストイレにキッチンがありくつろぎスペースで全員座ってもまだ余るソファがあった
ナオ「ソファだけな訳が無いよね、っとリモコン操作か」
壁に付いていたボタンを押すと
ウォンと言う音と共に机が現れた
収納術も使っているのか
フィラム「やりたい放題だな・・・」
俺もそう思う
当たり前の如く冷暖房完備である
あらかた調べ終わったので早速キッチンで料理を開始
今日のお昼は何にしようかな?
んー、リッチな気分と言えばパスタかな?
ミートソースパスタにしよう
ひき肉作りは手間いらずー♪
生麺パスタは魔法を使いー♪
私の作業は火を通しー♪
味付けするのにトマトさんー♪
上手に美味しく出来ましたー♪
ミートソースパスタと言えばひき肉、トマト、玉ねぎがメインだろう
ひき肉とにんにくを炒めて
玉ねぎを入れて黄金に
ホールトマト缶をぶち込んで
砂糖とバターを加えてトマトソースを作り
パスタを茹であげたらソースを加えてかるーく火を入れて完成だ
ナオ「おあがりよ」
バトル漫画風に出してみた
サラサ「うむ、美味いのじゃ」
マーナ「うん。私これ好き」
メティ「うちもニャー」
プリュム「美味しいのだ」( *°∀°* )
アスカ「美味しいですねぇ」
フィラム「酒が欲しくなるような」
フィオナ「美味いねぇ」
ハロル「美味しいですー」
ライ「バターのコクと砂糖の甘さがマッチして・・・」
サナ「美味しいわー」
ライだけなんかこう、味を伝えるモブっぽい感じになっていたな・・・はぁ美味しい
昼食を終えた俺らはそのまま30階層に突入
の前にキャンピングカーの取り扱いだが俺が歩くと後ろを自動追尾してくる
ぶっちゃけ怖い
階段は流石に無理だろうと思ったのだが縮小がかかっているようで小さくなりおった
30階層
雰囲気が変わり別の敵が出ますと言わんばかりの様子がプンプンする
洞窟マップが少し大きくなったような感じに見えるな
降りた先にはオークが・・・少し感じが違う?
アスカ「あれはハイオークですね。ちょっとお肉が美味しくなります」
ナオ「お肉の感想じゃなくて能力は!?」
アスカ「オークの強化版くらいなのでつい・・・」
(ノ≧ڡ≦)
フィラム「あぁそうだ、ナオさんカートで攻撃出来るぜ?カートアタックだ」
ナオ「マジ?大丈夫かな」
と目の前のハイオークに使ってみた
ナオ「カートアタックだ!」
後ろに付いていたちっちゃいキャンピングカーが乗り降り出来た大きさに戻り
ズド厶!!強い(確信)
暴走トラックが突っ込んだかのようにハイオークは轢き殺された・・・名無
ナオ「いやいや、攻撃力とか求めてないよ!?」
フィラム「つっても仕方ないんじゃねーかな」
フィオナ「まぁ仕方ないだろうねぇ、質量攻撃は強いよぉ?」
ハロル「あれは恐怖を体感出来ますね」
ナオ「人に絶対やらんからね?!」
という訳で?新しい攻撃方法が加わった
キャンピングカーは強い
ハッキリわかんだね
サラサ達が遊撃に出て行ったがこの階には何がいるのだろうか?
アスカに聞いてみないといけないなと思いつつ
キャンピングカーの中で寛いでいたナオ達でだった
ちなみに元となったのはcami社のテラウインドというキャンピングカーです
小売価格が一億二千万らしいですよ(白目)




