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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
上級ダンジョン探索は突然に・・・
124/139

No.123「他のパーティーとの一コマ」

体調不良継続中です

すいません

ここは23階層前の階段である



モンスターハウスにあったお宝で有益な物は無いかとマジックバッグから出して確認中である


するとマジックアイテムであるスクロールと呼ばれる物があった3つほどあった


それと

すぐに使える薬草が7点

すぐに使える毒消し草が2点

すぐに使える魔力草が5点


食べる類の草だな

薬草はヨモギ

毒消し草はどくだみ

魔力草はクローバー、四葉だから幸せになれそう

ヨモギは生、どくだみは乾燥済、クローバーは生である


スクロールは地図、鑑定と罠消しだった

(鑑定魔法でわかった)


ナオ「しかし鑑定魔法で鑑定のスクロールがわかるとか意味があるのか?」


アスカ「ありますよ。鑑定魔法は魔法のレベルに左右されますので詳しい鑑定が出来ませんがこちらのスクロールは使い切りですが鑑定レベルがMAXです。それと鑑定魔法が使えない前提ですとこういうスクロールを沢山持っていたほうが便利です」


ナオ「そうか、自分基準で考えたらダメだなぁ。ありがとうアスカ」


それと武器と盾である

ミノタウロスの持っていたバカでかいグレイトアックスがドロップ品として

アイアンヘッドからアイアンモーニングスター



アイアンソード

普通の鉄の剣、持ち手を選ぶヤツ


アイアンシールド

丸いラウンドシールド、アイアンソードのお供にどうぞ


アイアンロングソード

両手剣、攻守に使える中々使えるヤツ


ロングボウ

長距離弓、洞窟マップではいらないヤツ

と思いきやショートボウで当たらない位置からの攻撃出来る物

勿論矢が無いと役に立たない


スティールソード

はがねのつるぎ

鉄の炭素量の違いである鉄鋼で作られた剣である、鉄より固いので破壊力は高い







はがねのつるぎ


人と人の戦争では鉄から鋼に移りゆく時代

鉄を叩き伏せ武器破壊をしつつそのまま倒す武器と俺は認識している


そもそも鉄の有炭素量が0.04%から2%程度の量が鋼である

目の前に鉄の剣があり錬金魔法という物があるのに同一金属をアイテムとして出す事が不思議だ、鉄と違うと言われればそれまでだが・・・


どこぞの武器屋で1300Gという高値で売っていたな

あれは・・・そうだな、36万、いや1万え?いらない・・・くそぅ・・・




そうそう薬草やらの葉っぱ系は調合スキルという物でポーションが作れるんだってさ



アスカ「そう言えばナオさん罠の壊し方よく知ってましたね?」


ナオ「地球にいた頃の知識だね、感圧版とか使ってなさそうに見えたからな」


アスカ「なるほど、へくちっ!」


ナオ「ん、水を撒いたから冷えたか。ほれ」


アスカ「あ、ありがとうございます」


と俺は収納術からバスタオルをだしてやる

ついでに携帯コンロをだして収納料理でオーク肉、玉ねぎ、キャベツ、人参、ネギ、ゴボウ、ニンニクとしょうがを切る


そして昆布だしに酒、お味噌を取り出した

オーク肉は1口サイズに細かく切ってある


ゴボウ、人参を先に油で炒める

弱火だゾ

ゴボウがきつね色になったら全て投入

水を入れて蒸し焼きにするゾ

美味しい水は生活魔法から作ったゾ


通ったら鍋に移して調味料と炒めた野菜と肉を入れグツグツ煮込む

アクを取りながら煮込めば豚汁完成だ


プリュム「ハックショ魔」


ナオ「うぉい!危ないなそれ危ないな!」


モンスターお大臣では無く半裸の踊り親父にピーヒャラピーヒャラやられるゾ



ヒヤヒヤしながら豚汁を皆に渡してクリーンをかけてウイルス除去しながら身体を温めて貰おう


アスカ「ありがとうナオさん好き」


フィラム「これやっぱ美味いなぁ好き」


ハロル「僕も好きです」


サラサ「豚汁美味しいのう、温まるのがいいのじゃ」


マーナ「うん、ポカポカする」


メティ「身体も心もポッカポカにゃ」


プリュム「はわ~あったかいのだ」


フィオナ「美味いねぇ、これがナオの世界の料理なんだねぇ」


ライ「久しぶりだな」


サナ「冷えた時に食べるといっそう美味しいわ」


ナオ「アスカもプリュムも無理はしないようにな?」


アスカ「わかりました」


プリュム「わかったのだ」


と豚汁で温まってもらい次の階層へ







23階層


まぁ見える範囲で休憩していたので洞窟マップだったのはわかっていた


そう言えばスクロールの地図だが使えば1つの階層の地図がわかる物である


早速遊撃組がダンジョンを走り回りしばらくして戻ってきた所で歩き出す

遊撃組はアイテム回収と敵の排除が目的で敵が倒れると新しい個体がポップするのに時間がかかる

ちょっとだけ安全になるのだ


遊撃組が帰ってくる時間は10-15分くらいだな


帰ってきたら出発という感じで行動しているので待っていたらズズンと少し洞窟がゆれた


全員帰ってきて報告していた時にわかったのだが小部屋のモンスターハウスをライが制圧したらしいが?



ライ「小さな部屋のモンスターハウスと思われる物があったぞ?」


ナオ「え?それで?」


ライ「風魔法を使って制圧した、すぐだったぞ」


ナオ「さすがライだな、アイテムは回収出来たのか?」


ライ「うむ・・・すまん」


ナオ「ん?どうした?」


ライ「爆発する罠があってな、倒した時に発動してその周囲のアイテムが吹っ飛んだのだ。それと爆発する罠が1つでは無くてな・・・近くの罠に引火したのだ」


アスカ「ふむふむ、それは仕方ないですね。次は通路におびき寄せて1匹ずつ戦うように調整するといいですよ」


サナ「ふぅん、なるほど。私も参考にするわね」


ナオ「ライは気にしなくていいぞ。怪我しなくて何よりだ」


アスカ「ふふ、やはりナオさんでしたね。パーティーですとアイテムは貴重ですから揉めやすいんですよ?でも1番大事なのは命です。油断せずに行きましょう」


ナオ「そうだな、しっかしアイテム1つで何十年も生きてきた命を粗末にするとか割に合わなすぎるがなぁ」


アスカ「トレジャーハンターやダンジョンに潜る冒険者なんてそんな物ですよ。拙者もですが命を賭けてるなって思う事もあります」


ナオ「冒険者・・・か」


そう呟くのが精一杯だった

ナオは命を賭けて戦った事が無い

なのでわからないし、わかりたくもないとも思っていた

命を賭ける前に準備をして命を賭ける前に逃げ出せばいい・・・と


そう思いながら23階層の降り階段を降りて24階層へ






24階層


サラサ「主殿、人の気配がするのじゃ」


ナオ「他の冒険者だろうな、人数は?」


サラサ「3・・・いや4人じゃな。それとこれは従魔かの?戦闘は無いのじゃが魔物を連れているようじゃ」


ナオ「ほーテイマーがいるのか」


サラサ「っぽいのう。魔力の繋がりを感じるのじゃ」


ナオ「アスカ、どうする?」


アスカ「臨機応変に行きましょう。テイマーの従魔がいれば拙者達に気付いてもおかしくありません。その従魔が賢くてサラサさん達の気配を辿れば敵対しなさそうですけどね」


ナオ「了解、なら遊撃は無しで階段に直行しようか。サラサわかるか?」


サラサ「うむ」



という事になった

サラサ曰く下に魔力が流れている所が階段の場所でわかるという


ナオ「んー、それなら階段直行だけすれば踏破が早いのでは?」


アスカ「中級までのダンジョンはそうしていましたけど、今回はレベルアップと戦闘慣れが目的ですからね。急ぐ必要はありませんし」


ナオ「まぁそうだな」


パーティーに経験値が入るという意味合いで言うならパワーレベリングと同じだろう

俺も絆パゥワーでステータスが上がっているから武器の取り扱いを覚えてしまえば問題は特にないだろうなとナオは考えていた


このフロアは素早く通り抜けるという感じになったのでサラサがマッパーに戻り早足で移動する事になった


そして


サラサ「むぅ、どうやら鉢合わせになりそうじゃ」


アスカ「仕方ありませんね、気を引き締めて行きましょう」


皆「了解」


そして階段がある部屋に辿り着いたと同時に他パーティーと遭遇した


男3人に犬系の魔物と女の子が他の通路から出てきたのだ


魔物の上に女の子が乗っていた


メティ「グレーハウンドかにゃ?にしても大きいにゃあ」


サラサ「敵意は無い・・・というかビビってるのじゃな・・・まぁ潜在意識で妾達が魔物とわかっておるようじゃ」


グレーハウンドと言われたワンコと女の子が少しフルフルと震えている

うーん怖がらせたか



アスカ「こんにちは、大きな魔物ですね」


男A「そうだろう、っと姫っち降ろしてやるよ」


男B「姫ちゃん手を挙げてくれ」


と姫と呼ばれている女の子は手を横に広げる

中学生くらいの女の子だ


男C「よしよしそれじゃ行くぞ、わっしょーい」


男3人「チャーンス!」


ストっと降ろしてやる男3人、なんだろうこれ

チャラいな



男3人「フゥー♪」



どうしよう、ぶっ飛ばしたい

が、我慢だ


女の子「ありがとう皆、どうも、イグドラシルというパーティーリーダーのシータです」


アスカ「あぁ、これはご丁寧に。拙者達は・・・パーティー名ありませんねナオさん」


ナオ「そう言えば!?まぁ全員身内のパーティーだから気にしてなかったな」


男A「ヒューかわい子ちゃんばっかりじゃーん?」


男B「てか皆強くね?」


男C「つ、よ、そ、うぇーい」


男3人「うぇ乁( ˙ω˙ )厂ーい」


アスカ「どうしましょう?」


ナオ「あーコホン。混合パーティーだから名前は無いんだ。先に階段を降りていいかい?」


シータ「少し困りましたね、チロルどうしましょう?」


チロル「にゃー」



ナオ「!?」


サラサ「!?」


マーナ「!?」


プリュム「!?」


アスカ「!?」


フィラム「!?」


フィオナ「!?」


ハロル「!?」


ライ「!?」


サナ「!?」



!?


皆の頭に!?がついてるぞ!


アスカ「グレーハウンドでは無いのですか?」


シータ「チロルですか?チロルが生まれた時に猫の里親に育てられたもので・・・ハウンド種だとは思いますが気にした事がありませんね」


男A「姫っちの従魔かわいーだろー?」


男B「姫ちゃんもかーわうぃー!」


男C「フゥー!かわフゥー!」


シータ「もう!アインさん達も自己紹介して下さい!」


男C「オッケ、俺がアインで」


男B「俺がエリで」


男A「俺がイアンで」


男3人「3人揃ってイグドラシルサポーターズだー(「・ω・)「うぇーい」


ナオ「チャラいな」


シータ「いい人達なんですよ?ねぇチロル」


チロル「にゃー」


ナオ「そ、そうなんだな。ところで先に降りていいかって言ったのはウチのマッパーが優秀で先に降りて貰っても追い越しそうなんだ」


サラサ「主殿そんな・・・テレるのじゃ」

(/ω\)


メティ「うにゃー」(/ω\)


二人ともマッパーだから間違ってはいないな


シータ「なるほど、わかりました。どうぞお先に行って下さい」


ナオ「あ、あぁすまないな?」


アイン「ちょっ!姫っち先に行かせたらドロップアイテム減っちまうぜ?」


エリ「処す?」


イアン「処す処す」


シータ「止めてください、アスカさんすいませんが冒険者カードを見せてあげてくださいませんか?それで、納得するかと」


アスカ「む?拙者を知っているのですね。わかりました」


とアスカが冒険者カードを胸の前に突き出した


男3人「れ、レインボー!?すげぇ!」


アスカ「これでよろしいですか?」


シータ「ありがとうございます。私はアスカさんの事を知っていましたから」


ふふふっと笑うシータ

なるほどSランクとなれば顔も覚えられているか


ナオ「ふぅ、なんにせよ先に降りれるか。イグドラシルパーティーも気をつけてな」


アイン「へへ、Sランクパーティーに顔を覚えて貰うなんて」


エリ「俺達ついてるー?」


イアン「ツイてるツイてるー!」


男3人「うぇ乁( ˙ω˙ )厂ーい」


ナオ「楽しそうだなぁ」


シータ「えぇ、そうでしょう?それではアスカさん達もお気をつけて」


アスカ「うむ、それでは」


と先に降りた

なんというか濃いパーティーだなぁと俺は思いながら25階に降りていった

「Sランクとか」

「こりゃやべぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

「エリっちうるさい」

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