No.121「ダンジョンアタック2日目」
ダンジョンに潜ると言ったな
しかし!日常を忘れてはならない!
ダンジョン2日目です
コタツはマジックバッグに収納してお布団を並べての就寝である
勿論寝る前にお風呂に行ってシャワーとお風呂で汗を流してからの就寝だ
ちなみにドラ家は大きい状態のままでここの魔物では傷1つ付かないだろうという家なので揺れる心配もない
アスカ「拙者のこれまでの経験が壊れたでござる、お布団嬉しいでござる」
( ˘ω˘ )
なるほど、ダンジョンでお布団とか考えた事も無かったんだな
全員お布団に包まれて寝る前に話をしていた
アスカはダンジョンをいかに効率よく進めるかを1番に考えて動いていたらしい
素早く探索しダンジョンから出るのは理想的だ
からね
逆に俺はどれだけ快適にダンジョンを踏破するかというのを考えていた
フィールドマップには極寒や灼熱といった地形もあると思うからな
気温系は俺の生活魔法で対応出来る
ドラゴン3人が雨や雪等は自分達の周りだけならドラゴン状態での飛行中と同じやり方で防げるとライが答えた
次の階層からはオーガとミノタウロスがメインだそうだ
そして魔石がドロップアイテムとは別に絶対に出ると話してくれた
こんなんいくらあっても良いですからね
次のマップからサラサマーナライサナが単独行動でマップを埋めるとの事
アスカと俺達はしばらくしてから前進、索敵はメティのみになる
フィラムとフィオナさんは盾を装備してWタンクでハロルプリュムが2人の後ろから攻撃
アスカと俺とメティは中衛そのまま、苦戦しそうな方に向かう
中衛無しパーティーで前衛と後衛のみだな
ところで盾とかあるの?って話になったんだがここに来る前にドラゴンの鱗盾を作っていた事をフィオナさんが話してくれた
フィオナ「って言っても盾の形に加工して後面をハンマーで叩いて滑らかに、そのまま凹の形にして取っ手を縦に付けたんだよぉ」
フィラム「ここじゃなんだから明日見せてやるさ」
と言っていた
ハロル「僕も鱗の残りを加工してラウンドシールドを貰いました」
と鍛冶屋全員盾装備となっているのを話してくれた
お布団の配置だが
端からサラサ、俺、アスカ、フィラム、ハロルフィオナさん、ライ、プリュム、サナとなっている
マーナは俺の枕になるときかないのとメティはメティで俺にくっつきたいと猫状態で腕の中だ
アスカとサラサが両サイドにピタッと張り付かれて・・・
ナオ「身動きが出来ない・・・」
フィラム「俺もくっつきたい・・・」
夜は更けていき朝が
プリュム「パチ!朝なのだ!」
ナオ「ううーんプリュムおはよう・・・」
フィラム「おはよう・・・」
プリュムは窓をスパーンと開け
プリュム「コケコッコォォォォォー」
パァァァァァァァ!
ナオ「まぶし!え?」
なんかアイテムが落ちとる
プリュム「ご主人様レベルがあがったのだー」
ナオ「ホワッツ!?」
アスカ「おはようございます・・・戦闘ですか?」
ハロル「ううーんおはようですー、寝起きにレベルアップしたですー」
ナオ「ええー?プリュムおいでおいで」
プリュム「はーい」トテトテ((((((っ*・ω・)っ
ナオ「鑑定」(☆ω☆)ピカー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
プリュム 5歳
職業
シャインクック
レベル10
Hp150(+5750)
Mp210(+23750)
Str120(+1060)
Spd200(+715)
Dex170(+1590)
INt310(+3920)
Luk~~
スキル
明けの咆哮
属性魔法(火0水0風1土1光3闇0)
従魔疎通Lv2
従魔召喚
従魔帰還
信頼の力
(サラサ、マーナ、メティ、サナ、ライ、テミス、セナ)
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シャインクック?そう言えば従魔登録で自分のステータスは見たけどプリュムのステータスは初めてだな
何気に従魔疎通での力の受け渡しが俺の半分なのに驚いた
明けの咆哮
朝が来た時1度だけ魔を払う咆哮を放つ
スキル特性として呪い、状態異常回復
なお、時間は5-8時となっております
種族特性として咆哮を放たないと落ち着かないので注意
ダンジョン特性
ダンジョンの魔物はダンジョンコアから魔素100%で作られていますので貫通特攻、咆哮が聞こえた物は死ぬ
クックドゥドゥじゃなくてシャインクックって言う種族だったのねキミ
プリュム「そうだったのだ!?初めて知ったのだ!」
ナオ「知性が無いと自分の種族とか気にしないわな、で明けの咆哮とか言うスキルの結果が外の現状という事か」
サラサ「妾達には問題無いのじゃなー」
アスカ「私の奥義に近いですね」
とライとサナがいつの間にかドロップ品を集めてマジックバッグに入れてきた
ライ「洞窟マップだからそれなりに響いたのだろうな、5つ先の部屋までドロップアイテムが出ていたぞ」
サナ「反対側の通路の先は大部屋だったから2つまでだったわ・・・それでも凄いわね」
とプリュムを二人して撫でていた
プリュムも嬉しそうだな
サラサが微笑ましそうに見ていたのが印象的だ
フィオナさんもフィラムもいそいそと起きて支度の準備をしだした
ナオ「よし、出発準備をするから家に入ろう。俺も朝ごはんの用意をするか」
と俺もキッチンへ向かう
コンロは二つあるのでひとつはフライパンでパンをスライスして焼き、もうひとつで肉を焼く
マーナもお手伝いでフルーツをジュースにしてもらいレタスとトマトを切って貰ったよ
パンの上にチーズを置いてさらに焼いて溶かしたところで皿に移して肉を乗せ、野菜を挟む
サンドウィッチだな
3等分に切り分けてそれを1人前として皆に出してやる
みんなの分を作り朝食だ
ナオ「それじゃ食べよう、頂きます」
皆「頂きます」
モグモグとサンドウィッチを食べる
シャキシャキのレタスとトマト、チーズのトロリ具合に肉のドッシリ感
美味し!
サラサ「んんー、やはり主殿の手作りのが美味しいのじゃ」
マーナ「うん、美味しい」
メティ「美味いにゃー、やっぱりご主人の手作りが大事なのにゃ」
プリュム「美味しいのだ!」ŧ‹"((。´ω`。))ŧ‹”
アスカ「不思議ですねぇ」
フィラム「あれだ!愛情がいるんだろ?」
フィオナ「んんー?フィラム言うじゃないか、アンタも愛情たっぷりのご飯を作らないといけないんじゃないかい」
ハロル「美味しいですー、師匠のご飯も美味しいですから作ってあげればいいのでは?」
フィラム「ハロル言うじゃないか、そうだな!俺もナオさんに」((*ノд`*)σ))モジモジ
ライ「うむ、美味い物食べると元気が出てくるな!」
サナ「そうねー、手作りが大事なのね」
とどうやら手作りの方が美味いらしい
昨日のカレーが不評という訳では無く物足りないという感想なのだろう
食事は終わりそれぞれ準備を終えた所で
アスカ「それでは気を引き締めて行きましょう!」
ダンジョン踏破を再開するのだった
ちなみにプリュムは進化してます
魔物は経験値を獲得し一定のレベルで進化出来ます
ただし!
弱い魔物ほどレベルアップが早く早熟で進化出来る回数が多いです
強い魔物ほどレベルアップが遅く晩熟(晩成でも可)で、進化出来る回数が少ないです
当たり前ですが必要な経験値が違います
もうひとつ付け加えておきますと
プリュムは進化前に
ナオの従魔になりステータスが上がりました
神様にお会いしました
現在のこの世界でのシャインクックは1匹です
普段の行動で進化する枠組みは変化します
この設定は初期からの設定です
誤字脱字報告ありがとうございます




