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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
上級ダンジョン探索は突然に・・・
121/139

No.120「錬金カレーは・・・」

誤字脱字報告ありがとうございます

20階層ではセーフゾーンは無く下に降りる階段部屋にマンション部屋風家・・・長いのでドラゴンの鱗家・・・ドラ家でいいか

ドラ家を部屋の隅に置き1泊する事にした


ここから下に降りるとまた敵が強くなるらしい

ので20階層で1泊となった訳だがここから先はフィールドマップと洞窟マップの混合階層になるらしい



フィールドマップには大型魔獣が出やすく索敵も難しくなりやすい



洞窟マップは敵との遭遇率は上がりモンスターハウスも勿論あり〼



ナオ達はドラ家で寛ぎつつもこれからが本番だと言う話をしていた


ただし豪華メンバーなので苦労無く降りれるだろうという話も含めてだが・・・


レベルアップをしよう

収納術を覚えよう


特に急ぐ必要は無いので目の前のことを終わらせるとしても深層域で戦闘した方が良い


おおよその目標としては全員レベル30を目標にしていた


レベル30で中級ダンジョンをギリギリソロで突破できるのでもしもの時は安全だからだとアスカは言う


従魔疎通というスキルもステータスがアップして確かに便利なのだがもしもこれが切れたら危ないのはナオ、プリュムそれとセナだろう


サラサ、マーナ、メティ、ライ、サナ、テミスはレベルが高いのでそこまで問題は無い


ナオは弱くなってもまだ道具を使えば何とかなる

1番危ないのはプリュムだ、人化が解けてクックドゥドゥとなれば捕食される立場なのだからだ




ナオは休んでいる時に自分のスキルが進化した事を皆に話をした

収納術が収納料理術となったのは珍しい

しかしこの世界では冒険料理人と言われる人もいると話をされた


アスカ「何故かと聞かれると料理の技法、レシピは高いうえに数はそこまで多くありません


となると別に着眼点がいくわけです。食材そのものですね

食材に美味しさを求めますと自分で取りに行くという選択肢が1番早くなる場合がありますから冒険者と料理人を兼ねる事が多いんです


冒険者ギルド等で便利なスキルの習得をしようと思うのは普通ではないでしょうか」


ナオ「それは・・・そうか」


と納得するナオだった



アスカ(ただナオさんのスキルの上がり方がとても早いのは・・・理解力が早いのもありますが別の何かあるような気がします。良い事ですけどね)


とアスカはアスカで何かが解ればレベルアップが捗るのでは?と考えていた

がやめた、わからない物を考えてもわからないだろうな



さて夜である

ドラ家に鍵をかけてあり御用の際はノックして下さいとかかれたプレートがかかっている


この階層では需要は無いだろうが奥深くで助けがいる人達にわかるようにと用意した物だ


それはさておき夜ご飯はどうしようかなと考えていた


テーブルはコタツを二つだけ持ってきた

雑魚寝はさせないぞ



んんー

明日も頑張れる物かぁ


よし!今日こそカレーにしよう


ナオ「カレーにしよう」


サラサ「カレーなのじゃー」


マーナ「久しぶり!わぅ」


メティ「カレーにゃ〜」


プリュム「カレー?なのだー?」


アスカ「久しぶりですね」


フィラム「おおー久しぶりだな」


フィオナ「んんー、知らない料理だねぇ」


ハロル「香辛料料理です大師匠様」


ライ「美味いぞ」


サナ「衝撃よねぇ」


ナオ「収納術で調理出来るからそれなりに早いと思うぞ。それと錬金魔法で時短出来るから1日置いた熟成カレーが出来るからな・・・ご飯を炊いた時に思った事だけど錬金魔法だと味がそれなりにしかならないからキチンと作った方が美味いんだよなぁ」



とはいえ時短は・・・言うなればインスタントか

まぁ上手くお付き合い出来ればいいと思う


前回のカレーで使った材料


クミンシード

ウコン

チリペッパー

コリアンダー

ガルダモン

シナモン

胡椒

にんにく

生姜

じゃがいも

人参

玉ねぎ


肉は乱牛肉薄切りにした



スパイスをフライパンに入れて錬金魔法でカレーペーストに


弱火にかけた黄金玉ねぎにクミンシード、ウコン、チリペッパー、コリアンダー、ガルダモン、シナモン、胡椒を入れて弱火で水分を飛ばす作業が・・・

ポイ、ポワン、ポイポイポイポイ、ポワァンで終わった


にんにく、生姜、塩を加えてポワァンで完成

カレーペーストはほらインスタントカレーと一緒だから(震え声)



寸胴鍋で野菜と水を入れて茹でるのも時短した、切る作業は収納術です・・・


便利になるのはいいけど手順を忘れないようにしなければいけないなとナオは思っていた

それとサラサ達従魔のお料理意欲を削がないようにしなければ


帰ったら皆でお料理しような



結局やった調理と言えばカレーペーストを鍋に溶かしたくらいだな


1日後のカレーという事で水を加えて錬金魔法で熟成カレーに


ご飯もマホーで炊けたよ


皆のカレーライスを盛りコタツに置いて


ナオ「頂きます。錬金魔法ですごく手抜きしたけど味はどうだろうか?」


サラサ「ふむ、頂きますなのじゃ。匂いはそのままじゃがのう?」


マーナ「頂きます。前のカレーは割とサラサラ、今日のはいつもよりドロっとしてる」


メティ「うにゃん、頂きますにゃー」


プリュム「頂きますなのだー」


アスカ「ダンジョンでカレーダンジョンでカレー・・・」


ハロル「頂きまーす」


フィラム「カレーは久しぶりだなー。頂きます」


フィオナ「スパイス料理とか凄いねぇナオ。頂くよぉ」


ライ「頂きます、うむ!美味いぞ」


サナ「頂きます、モグモグ。うん、美味しいわよ」




サラサ、マーナ、メティ、プリュム、フィラムも美味しいと言ってくれたが俺は物足りなさを感じていた


アスカ「なんと言うかお母さんの味では無くなったような?」


ナオ「あー、何となくわかる。何時ものって感じが無いのか」


フィラム「美味いんだけどなー」


ハロル「今回は仕方ないかもですねー」


フィオナ「ふむ、これより美味いのかい?」


アスカ「美味しいと思います」


ライ「そうだな」


サナ「わかるわぁ」



という感想が出た所で錬金魔法はインスタントと一緒と思うようにした


なるほどなぁと思うナオだった

体調不良は抜けません・・・

ちなみに夏バテです

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