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~異世界スローライフは突然に~  作者: ツナ
【異世界転移は突然に】
117/139

No.116「細々を終わらして夜ご飯は?」

第一章が終わります

今私は宿屋に来ています


留守番組のご飯の相談にだ

宿屋の綺麗なおねーさん、受付嬢が女将さんだった


旦那さんが厨房で料理を作っているので話は女将さんと自分とホワイトウルフ2匹だ

そして明日から朝昼晩の三食をお願いしにきた


ちなみにお供は人化ホワイトウルフ「男」と狼ホワイトウルフの1匹だ


ナオ「ホワイトウルフと言いますが人懐っこい魔物で食べる物は人と一緒で構いません。全部で22食分を朝昼晩で1週間、もしかたら二、三日間ズレ込む可能性もあります。それでもお願いしたいのですが大丈夫ですか?」


女将「ええ、大丈夫ですよ。ウチはなんたって宿屋ですからね。団体客も来ますし、それくらいは平気ですよ。注意点として泊まりや食事をしているお客様に迷惑にならないようにお願いしますね」


ナオ「ありがとうございます、言い聞かせておきます」


女将「お代は一応食事代で一食銀貨1枚計算として朝昼晩の三食を22人分、それを1週間7日分先に頂きます金貨46枚と銀貨2枚になりますが大丈夫ですか?」


ナオ「大丈夫です。念の為に9日分を先に渡しておきます。合わせると金貨59枚と銀貨4枚ですね」


と俺は収納術から金貨と銀貨を取りだした


ナオ「明日の朝から宜しくお願いします」


女将「はい、わかりました。食事のお時間は大丈夫でしょうか?」


ナオ「確認の為教えて貰っていいですか?」


女将「朝が6-10時の4時間、昼が12-14時の2時間、夜が18-22時の4時間となってます。もし食べに来られなくてもお料理をお作りしておきますのでキャンセルは不可となります。ご了承ください」


ナオ「はい、それでは宜しくお願いします。君たちも明日からお世話になるのだから挨拶しておくといい」


人化白狼男「宜しくお願いします」


ホワイトウルフ「ワォン」


女将「ええ、ええ、お待ちしておりますよ」



と言う感じで宿屋を出た

帰りに商人ギルドに寄り香辛料を買い込んだ

マリンが対応してくれました


香辛料高いからな・・・

それとタバコを入荷していたらしい、手巻きタバコは紙で作られていて思ったより高かった

趣向品だからなぁ一応買っておく


そしてマリンは夜に来るそうです



これで明日の準備は万端だ

んー夜ごはんは何を作ろうかなぁ


物は沢山購入してあるしカレーかなぁ

そうするとカレーは液体でホワイトウルフ達は顔をベチャベチャにしてしまうだろう

それを嫌うかもしれないし何より匂いがキツイからな



魔物ですけどね?



となると大量に作る系だと何がいいかなぁ


と考えながら帰ってきた、道中ホワイトウルフの2匹は少し心配そうな顔をしていたみたいで帰ってきた途端他のホワイトウルフ達がわふわふと集まってきてもみくちゃにされてしまったのだが・・・ワンコ達ぇぇ!






もふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ






み、な、ぎ、っ、て、きた!





俺ケモナーかなと心の中で思ったのは内緒だ




ナオ「よし!やってみてダメならまた考えればいい!ただいま」


サラサ「うむ、おかえりなのじゃ」


マーナ「おかえりなの」


メティ「おかえりにゃー」


プリュム「おかえりなさいなのだー」


アスカ「おかえりなさいです」


ライ「おかえりだ」


サナ「おかえりなさい」


ヴィーサ「おかえりにゃー」


サラス「おかえりにゃー」


テミス「おかえりだ!」


セナ「おかえりなさいですー」


ホワイトウルフ達「ウォン!」


ナオ「はー改めて見ると、人が増えたなぁと思う人数になったな。さて、今日は晩御飯はどうするかな」


最近食べた物

揚げ物

焼肉

ローストビーフ


朝食メニューは別として


うーーーーーん



香辛料は横に置いておく

中華とかどうだ?


ラーメン?

いや今からじゃ無理だなスープがキツイ


マーボーとか?

豆腐は作れるが豆板醤に使うのはソラマメだからなぁ、材料不足か


中華は後日だな



あ!大量に作るなら鉄板を使うのもありだな


・・・鉄板と言えば

焼きそば!


それもあるが麺を作らにゃいかんからパス


となると

お好み焼き!


これだな!・:*+.(( °ω° ))/.:+



ナオ「よーし今日はお好み焼きだ」


サラサ「手伝うのじゃ」


マーナ「私も」


メティ「うちもにゃー」


プリュム「私もお手伝いするのだー」


ナオ「メンバーは俺を含めて5人だな、では材料を出していこう」


小麦粉

ネギ

薄切り豚バラ肉

キャベツ


昆布だし


マヨネーズ

中濃ソース


よし完璧だ


紅しょうがと鰹だしと青のりが無いって?


無いんだ・・・仕方ない!



ナオ「よーしじゃあ皆でキャベツを切るぞ、縦に細くきる千切りってやつだからな」


と俺はキャベツを縦に半分にし横に置き端からトントントンと切り刻んでいく


それを見た皆は同じようにしキャベツを切り始めた

全員で刻む!刻む!刻むぜ!キャベツのビート!


トントントントンニトントントントン


ん?気のせいか


机いっぱいにキャベツが切り刻まれた後は豚肉オークを薄切りにして混ぜ混ぜタイムだ


サラサ「ぐるぐるーなのじゃ」


マーナ「くるくるくる」


メティ「はにゃー回るにゃー」


プリュム「面白いのだー」


各自タネを作り上げたらコタツに鉄板を置き準備完了

ビールも用意しておきましょうねー


そう言えばコテが無いので作ってみた

ついでにフライ返しも作ってみた


総鉄製のコテを木のカバーを作り上げて熱くならないようにして沢山作りました


ナオ「それではお好み焼きの説明をするぞ、狼状態のホワイトウルフ達のは俺が外で作るから安心してくれ。では小麦粉に調味料を混ぜたキャベツを最初に焼く、量は少ない方が楽だぞ。次に上から肉を乗せる、これは好きに乗せていい。タネが焼けて固まってきたらひっくり返す」


よっとひっくり返すとおお!と声が上がった

ふふふ気持ちいい


ナオ「そして肉に火が通ってタネがしっかり固まったらソースを上に塗り、マヨネーズで線を書くように」


塗り塗りしてさっさっさっとマヨネーズかければお好み焼きの完成だ


ナオ「ヤケドしないように気をつけてな。後コテは箸がわりで食ってもいいぞ」


とコテを使って切り分けて俺が試食をする

はふはふあっつい美味い


横にメティがいたので1口サイズに切り分けたのを差し出してやるとあーんと食べて

メティ「美味しいにゃあ」

喜んで頂けました


その後はビールとお好み焼きでワイワイガヤガヤ

外でホワイトウルフ達のお好み焼きを大判サイズでガンガン作り上げ食べさしてやった


マリンが来た所で神様も再び顕現したんだ


ナオ「神様来るのはやない?」


神様「明日からしばらく居ないんだから気にしない気にしない」


ナオ「他の人も会えない人がいますから特別扱いは無しですよ」


神様「お!?言うねぇ!あー口が滑りそうだなー、神託降ろしてナオの事特別扱いして貰っちゃおうかなー」


ナオ「くっ!?俺の嫌な事を的確についてくる」


神様「まぁ冗談さ、んーお好み焼きにビール美味しいねぇ」


さすがに2度目の神降臨なのだがどうやら神の力を抑えたらしく今度は神獣達もわからないとの事だ

一回目にやってくれ


そしてどんちゃん騒ぎになりまた夜は更けていったとさ

次回から第二章が始まります

(*・ω・)*_ _))ペコリン

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