No.110「色々出来ましたー!」
誤字修正ありがとうございます
フィオナ「よし!鱗の取り付け終わったよぉ」
ナオ「おおーありがとうございます」
フィラム「しかし凄い家になっちまったな・・・
お袋も聖水やら魔除けの札やらを要所で使って更に結界魔法でゴースト系の対策もバッチリだから寝る時墓地でも安心だな
ナオさんはドラゴンの鱗の現物があったから出来たけど金がいくらあっても足りないぜ」
ハロル「このお家お金にすると白金貨が数千・・・下手したら数万行きますよね?」
フィオナ「そうだねぇ、はっきり言ってお金じゃ買えないねぇ」
ナオ「( ˙꒳˙ )oh......」
フィオナ「いやーいい仕事したねぇ!明日はよろしく頼むよぉナオ」
ナオ「あぁ、大丈夫ですよフィオナさん。あぁ飯はこちらで用意しますから武器防具くらいでいいですからね」
フィオナ「ありがとよー」
フィラム「それじゃ帰って準備するか」
ハロル「はい!」
フィオナ「それじゃまた明日、朝一で来るよぉ」
とフィラム達はダンジョンの支度をしに帰っていった
帰る前にフィオナさんに持っている鉄を売ってもらい、仕事だったからと1000枚の金貨を押し付けた
歴史的建造物を作成したのに金を払わないのはダメって言う話です
この光景を見ていたミルドが思わずいいなぁと言っていたが領主様は流石にあかん
クラークさんが必死で止めていたよ
ミルド「むぅ・・・次の機会があったら私も行くからな!クラークいいだろう?」
クラーク「はい、明日は我慢して下さい。それとナオさん王都に行く時はミルド様と私も一緒にお願い出来ますか?」
ナオ「えぇ、わかりました。とりあえず上級ダンジョンは1週間を見ていてくださいね」
ミルド「おお!それは嬉しいな!頼むぞナオ殿」
ナオ「ええ、それではまた今度」
とミルド達も帰っていった
残るは
今いるのは
俺
サラサ
マーナ
メティ
プリュム
アスカ
ライ
サナ
ホワイトウルフ多数
テミス
ホワイトウルフ達は庭で駆け回って遊んでいたり縁側で寝てたりと自由奔放だな
リーダー格のホワイトウルフだけ俺の用事が終わるまで付いて回っていたがえらく気に入られたな
まぁいいか
やる事やらにゃイカン
ナオ「そう言えばサラサ、黒い水・・・原油って言うけど、どのくらい持ってきたんだ?」
サラサ「んんー、飛石と妾のお金と鱗を入れた残りの容量入れてきたのじゃ。入れても入れても湧いてきたからのう・・・庭に出すのじゃ」
ナオ「よし、ならマーナの出番だな。魔法使ってため池を作って周りを固めて貰えたら助かる。あぁ、一応家から離れたところでな」
マーナ「うん、わかった」
貯蔵池を作っていくマーナを俺達は見守っていた
ドゴンと言う音と共に地面が沈み周りを石が固めていく
・・・温泉とか岩盤浴で出来ないかな
そんな事を考えていたら完成したみたいだ
マーナ「主、液体だから隙間ができないようにしてみた」
ナオ「おお!流石マーナだ」
よしよしと頭を撫でるとニヘラっと顔を破顔させたマーナ、可愛いなぁ
サラサ「妾も役に立ったのじゃー撫でて欲しいのじゃ」
ナオ「そうだな、サラサもありがとうな」
サラサ「ふふふ、やっぱり主殿に褒められるのは嬉しいのう」
ニコニコと嬉しそうなサラサ
んー、この愛いドラゴンめ
その後メティもプリュムもいつもありがとうと撫でて笑顔を作っていた
遠くで羨ましいそうにしていたのでアスカにもしてやるとホワイトウルフ達とテミスがそわそわしだした
ナオ「君たちに今やると終わらなくなりそうだからゴメンな」
と謝っておくと仕方ないとまた庭で遊びだした
さて、サラサに原油を出して貰うと甘い臭いがする?
スイートオイルとか言うやつかな
それとサワーオイルって酸っぱい臭いのもあるらしい
臭いが酸っぱいってだけでキツそうだな
サラサ「とりあえずまだ龍峰にはあったのじゃが持ってきたのはこれで全部じゃ」
マーナ「余裕を持たせたつもりだったけど思ったより多かった」
ナオ「まぁ液体だからな」
と俺はフィオナさんから譲ってもらった鉄を錬金魔法で携行缶に加工した
残りはマーナに頼んで蓋にして切れたら追加する形だな
ガソリンにする
沸点30℃~180℃でガソリンなど
170℃~250℃で灯油
240℃~350℃で軽油が留出され
底に残ったものが重油やアスファルトになる
とりあえず試して収納術にと思った所で神コールが・・・なんだろうか?
神様『 もしもし?ナオ?昨日はありがとうね。今見ていたんだけど、加熱や加冷しての加工なら原油用のマジックバックを作ってマジックバックの中にある状態で加工出来るようにしてみればいいかも、前に他の人が作ってたよ』
ナオ『 おお!ありがとうございます神様』
神様『 それと君の所に属性神と僕が、遊びに来たいんだけどいいかい?』
ナオ『 遊びに来るのは構いませんけど神獣達が来たりするのはちょっと困りますね』
神様『 神獣達には神託を降ろして迷惑にならないようにするよ。後、他の国の聖女や聖者、巫女が降臨したのを感づいたみたいで神託で君に迷惑がかからないようにしておいたからね』
ナオ『 何してんすか!?え?俺の名前を出したんですか?』
神様『そうだよ、大丈夫大丈夫。いざとなったらその家ごと君の収納術に入れたらいいから。あぁその町の領主のミルドには一報を入れておくから王都に行くのは一緒に行ってね? 』
ナオ『 えぇー?何してるんかぁ?』
神様『 まだ内緒だよ』
ナオ『くっ!?神様が内緒にしていいと思ってるんですか? 』
神様『 いいのさ!未来の事は神様にもわからないもの』
ナオ『 むぅ、まぁその内教えて下さいよ』
神様『 ゴメンね、君の事思っての事だからね』
ナオ『 その言い方ずるいなぁ!』
神様『 あははは、それじゃーねー』
てな話があり、とりあえずサラサに俺の空のマジックバックを受け取って加工!
そしてガソリンだけ携行缶に移してメモリを見ながら給油した所でご飯の買い出しに行く事に
しかし神様の隠し事って気になるなぁと思うナオだったのでした
今週俺、ダンジョン回まで行くんだ・・・




